単独行動!魚を釣り上げろ!
特になし
「もう!ハルさんったらあんなに怒って!もう知らない!」
梢はハルと喧嘩して、気分転換に海にやってきました
「やっぱり海は静かでいいなぁ。あれ?あそこで釣りしてる人…少し困ってる?」
梢は釣りをしている男の人が困っているのを見つけました
「あの、どうかしましたか?」
梢は男の人に話しかけました
「え、あぁ。困ってること?うーん、最近魚が全然釣れなくてね。それで少し困ってるんだよ」
男の人は苦笑いしながら答えました
「それで困ってたんですね!私に任せてください!」
そう言って梢は魔法の杖を取り出しました
「きゃぱりりららら!お魚さん!集まって!あ、えーっと、できたら大きいの!」
「あ、もしかして君、昨日ネットに上がってた魔法使い?」
「え、そんなに有名なんですか?!」
梢はとても驚きました。たった一日でここまで有名になると思っていなかったからです
「そ、それはそうと、さ、これでおっきなお魚が来ますよ!」
しばらくすると男の人の釣り竿が動きました
「あ、ひいてる!って、重い!」
「大変!私も手伝います!きゃぱりりららら!力持ちになりたい!」
梢が呪文を唱えるととても力持ちになりました。思いっきり竿をひきます
「せーのっ!」
梢がとても力を込めたその時です。魚が姿を現しました。その魚を梢は見たことがありませんでした。それもそのはず。その魚は伝説の魚、メガロドンだったのです。
「わーー!なにこの魚!」
「メガロドンだ!早く海に戻して!」
「わ、わかりました!きゃぱりりららら!戻りなさい!」
そう言うとメガロドンは海に帰っていきました
「ご、ごめんなさい!私、こんなつもりじゃ…」
「いやいや、メガロドンなんて見たことなかったから貴重な体験だったよ。ありがとう」
感謝されると思っていなかった梢はその言葉に少し照れたのでした
次はハルの単独任務を書くよ




