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別れの前夜
特になし
あのほうきの授業から三ヶ月が経った。その間、正体を隠すための変身魔法の授業や魔法を使った実験などをした。今日で魔法学校のみんなともお別れ。マヤを中心としたメンバーがお別れ会を開いてくれた。
「よし、じゃあ無事魔法学校を卒業できたってことでかんぱーい」
マヤがジュースの入ったグラスを持って言った。
「みんなありがとう!」
梢が笑顔を見せて言った
「あのさ、気になるんだけど…」
「ん?どうしたの?梢お姉ちゃん」
「みんなはさ、どうして魔法学校に入ったの?」
「あー確かに話したことなかったね」
楓がグラスを回しながら明後日の方向を向きながら言った
「一人ずつ言っていこうよぉ」
「うん、そうね!一人一人言っていきましょう!」
「私も梢ちゃんのこと気になる!」
サクラは楓と手を繋ぎながら言った
こうして長い夜が始まった
ただでさえ下手なのにブランクがあるせいでめちゃくちゃ下手になってる




