星の魔法は少女に夢を見せる
初めて書いた小説です。
「あー!終わんないよ!」
とある日の夜、中学生の羽村梢は学校の課題に追われていた。午後23時をまわってもなお、英語のワーク、数学のワーク、漢字帳など、たっぷりと残っていた。
「うーん、こういう時、魔法が使えたらいいのにな~。呪文は…そうだなぁ、きゃぱりりららら!とか?」
次の瞬間、まばゆい光が目の前に広がった。ワークや漢字帳のページがものすごい速さでめくられていく。
やがて、光が治った。梢は目の前で起こったことを理解できずにいる。
「な…何なの…今の。って、えーー?!なんで課題が終わってるの?!」
信じられないことに、さっきまで残っていた課題がすべて終わっていたのである。
「何が…起こったの?」
「それはあなたが魔法を使ったからよ。」
「だ、誰?」
どこからか女の子の声が聞こえる。直接脳に語りかけてるような。
「私の名前はハルよ。いい?あなたは今魔法の呪文を唱えたの。なんであなたにそれができたのかわかんないけど、とりあえず、あなたには魔法使いの素質があるわ。」
「魔法使い…ほんとに?!」
「ええ。」
「やったーー!私、魔法とか大好きなの!ってことは何?!魔法の特訓とかあるの?!」
「ええ、あるわ。というか、随分理解が速いわね…まぁ、いいわ。とりあえず、今週の土曜日、桜駅に来て。魔法の国へ招待してあげる。」
「うん!わかった!私、梢って言うの!よろしく!」
「ええ、よろしくね」
そこで声は聞こえなくなった。
圧倒的語彙不足ですね。展開も早いし。ちなみに小学生が書いたような小説ですが、私は高校3年生です。