chapter Ⅰ 〜老人の言うこときいたら、異世界に来ていました〜
おはこんばんにちは。
根倉胡桃です。
「chapter Ⅰ 〜老人の言うこときいたら、異世界に来ていました〜」が始まりました。
プロローグは三人称視点でしたが、これからは真也君の一人称視点で進んでいきます。
グダグダ文章長々ですが、今回も宜しくお願いします。
「1...2...3...!」
老人が3つ数え終わり、僕は目を開けた。
すると、そこには明らかに僕がいたところとは違う場所が広がっていた!
「う、うわぁ.....!」
思わず、感動の声が出てしまう。
「す、すごいですね!こんな綺麗な所、見たことないですよ!」
僕の目の前に広がっているのはアルプスの大草原のような広さの、綺麗な花畑。上を見ると雲一つない綺麗な青空が広がっている。
さっきまで夜の住宅街にいたはずなのに、たった3秒でこんなところに来てしまうなんて.....。
「ははっ。喜んでもらえたようでよかったよ」
老人が今度は歯を見せずに、にこやかに微笑んだ。
「ところで、ここはどこなんでしょう?」
僕がそう尋ねると、老人は笑顔のまま答えてくれた。
「ここは、君がいた世界とは違う世界だ。そう、言うなれば.....『異世界』といつものさ」
「い、異世界!?」
ゲームが好きな僕にとって、凄く興味をそそられる単語だ。無意識のうちに反応してしまった。
「あぁ、そうさ。君にわかりやすく言うのなら、『ゲームの世界』と言った方がいいのかもしれないね。その方が、ほら。楽しく思えるだろう?」
「ゲームの世界.....!?」
さっきから驚いてばっかりな気がする。いや、きっと気のせいなんかじゃない。だって、さっきから普通ではありえない言葉ばかり出てきているんだから。
「驚くのも無理はないさ。君たちの世界ではゲームの中の世界なんて、空想上のものだろうからね」
――ここは、ゲームの世界。
つまり、僕は魔法が使えたりとか、モンスターを倒したりとか、パーティを組んだりとか、クエストやったりとかするのだろうか。
「それじゃあ、私の仕事は終わったからね。失礼するよ。」
突然、老人が帰ろうとした。
「ちょっ、ちょっと待って!.....ください!」
思わず敬語を忘れてしまった。
「ん?何かね?」
老人が歩みを止め、振り返った。
「僕は、どうしてここに?」
「簡単なことさ。君が、家出をしてヤケになっていたから。しがない老人の若者へのプレゼントだよ」
「えっ」
すごく意味わかんない答えだった。
絶対嘘だろ、適当な答えだろ.....。
「あの、これからどうしたらいいですか。」
少し考えて、老人が答えた。
「この花畑の向こうに、小さな街がある。そこにひとまず行ってみなさい。何か、あるかもしれないよ。」
そう言って、僕が引き止める余裕もなく老人はどこかへ行ってしまった。
「――どうしようかなぁ。ま、とりあえずその街に行ってみようかな。」
そう言って、僕は花畑を後にした。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。
1回の投稿でちょっとしか進めません.....。(・ω・`)
本当はもっと長くしたいんですけど.....。
次も、宜しくお願いします。




