表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/17

〜プロローグ〜

 真っ直ぐに、爽やかな気分で迎えた中学の入学式。


 ほとんどが小学生からの友達で和気藹々。


 ところが、蓋を開けてみれば、いつしかクラスは体たらく。


 そんな雰囲気にすっかり染まってしまった私、中村暮葉。


 幼馴染の萱森拓海とは、その只ならぬ関係を冷やかされて、互いに避けるようになった。


 それからというもの、私の世界はモノトーンで味気なく。


 体育祭、文化祭、球技大会。


 何をやっても最下位、最低評価、一回戦敗退。


 私の楽しみといえば、仲良しで学級委員の長部由香里との遊びだけになっていた。


 とうとう受験生になり、季節は駆け抜け、十月の合唱祭を迎えた。


 高校に入れば、きっと清新な学校生活が送れると信じて、私は最後の学校行事を、適当にやり過ごすと決めていた。


 ところが、待っていたのは担任の樺沢先生の情熱と、教頭先生の懐柔。


 緊張感というより高揚感に包まれて、私はステージに佇むグランドピアノと向き合った。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ