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神々に愛された男の加護と籠  作者: ゆこにゃん
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朝?冒険の始まり

 ムニムニやわらかい手の感触に寝ぼけた俺は、

ボーっと布団の中で眠るレオナを見下ろす。

 なんだ、レオナかレオナだなぁ

 ここが異世界なんて実感もあんまり無いし、しかし・・・

何でレオナはここにいるんだ?

「おはよう、シンジ良く眠れたか?」

「ああ、良く眠れたが、何でレオナが俺の布団に入ってるんだ?」

 レオナは、少し膨れたように「シンジは女になれているんだな」と呟いた

「ああ、姉と妹が何時も布団にもぐりこんでいたからな」

 服を着ているだけレオナは大人し方だと俺は思う

窓の外は良い天気で、異世界の空も日本の空と変わらないと感じていた。

「で?シンジはこれからどうするのだ?」

 朝飯のパンをかじっている時にレオナがいきなり聞いてきた、

「ああ、冒険者ギルドに登録しようと思ってるよ、暫く

この辺りで経験をつんで、そっからだな」

「なら、私も付き合おう」

「いいのか?」

「もちろんだ!私はシンジの護衛騎士だからな!」

 もうすっかり定着してるよ、その称号・・・


 レオナに聞いた話だと、この世界は

戦闘職ギルドは 騎士ギルド、冒険者ギルド、傭兵ギルド レンジャーギルドがあり

生産ギルドは 鍛冶ギルド 錬金ギルド 薬剤ギルド 縫製ギルド 農業ギルド

商業系ギルドは 商人ギルド、配送ギルド 

その他だと 奴隷ギルド 遊郭ギルド 旅行ギルド 学術ギルド 

ヒーラー・魔術ギルドとある

基本戦闘職ギルドはそれ以外のギルドから仕事を請け負ったり領主 王家などの権力者の

依頼も請け負っている。

ちなみに

騎士ギルドは、防衛、護衛など防御が得意なギルドで傭兵は攻撃専門

 レンジャーは弓矢などの遠距離 冒険者は複合的なものが多く

請けれる仕事も、騎士ギルドは護衛 傭兵は戦争や大型討伐 レンジャーは採取

冒険者はダンジョン攻略や採取戦争や討伐もやる、ただし

専門職より依頼料が安かったり、ランクが高いものは少ない

 この世界は基本的に戦闘職と生産、商業その他を掛け持つ事が出来るが、

戦闘埴土同士は基本的に出来ない、だが、肩書きや、ランクは移籍できるので

その時々で切り替えるものもいるが、切り替えると1年は切り替えられないので

注意が必要との事。

 多くの戦闘職は基本を冒険者ギルドで学びそれぞれの専門に進むようだ


 俺は朝食後、村の冒険者ギルドに向かう、もちろんレオナは着いてくる、

村の正門の右側に建つレンガ造りの2階建ての建物がそれらしい。

 扉を開けると人がごった返しており、こっちを見る暇もなさそうだ、

オールチャームは意識がこちらに向かないと発動しないらしいが、

 宿屋のおばちゃんからメイドまで、すっかり魅了してしまった結果

宿屋代は要らないと言われ、朝食もパンが多くなっていた、

これってOFFに出来ないのかな?不便だしな

 そんな事を考えていると、レオナが受付の女の子に声をかけていた

「シンジ、こっちだ、」

「ああ、今行く」

 レオナに似た顔立ちの女性は緑色の帽子をかぶっており、

にこやかに用紙を出してきた。

「おはようございます、おね、レオナから冒険者登録と聞きました

こちらの用紙に記入いただければ、登録できますよ」

「ありがとう」

と微笑むと女性は顔を真っ赤にして俯いてしまった。

「名前 シンジ・オオヌキ スタイル 剣士

魔法特になし・・・」

 記入が終わると女性は奥に紙を持っていく、

「レオナの妹さん?」

「そうだ、シーンという、私ともども仲良くしてくれ」

「もちろんだ、二人とも美人だな」

 そんな会話をしているとシーンが、プレートを持って帰ってきた。

「お待たせしました、こちらが、ギルド証になります、」

「ありがとう、シーンって言うんだね、俺はシンジよろしくお願いするよ」

「こちらこそよろしくお願いします」

 こうして俺は冒険者ギルドに登録して、簡単な依頼を受ける事にした。

=詳しいギルドの説明については次のページで紹介しています=


依頼 ゴブリンの討伐 5匹 100en

   緋色草の採取 10束 50en

 ランクの低い俺はその二つを受け エウロポリスの丘に向かった


 草原を駆け抜ける風が気持ちよくて大きく伸びをしながら、辺りを見回す

 さすがに初依頼にレオナを連れて来る事はせず、

レオナは騎士ギルドで別の依頼を受けてもらっていた。

「さてと、鑑定・・・お、結構あるわ」


 緋色草 成長MAX

 緋色草は生長しきるとポーションに必要な栄養素を茎の中に溜め込む性質がある


 なるほど、これがポーションの元なわけか、いいね♪

 鑑定で成長MAXの緋色草を30束ほど集めたところで

 昨日の畑ゴブリンを呼び出してみる。

 中々来ないから、ゴブリンを探しながら待つ・・・ゴブリンもいない!

 イタ!肩に衝撃が走ったと思うとそこに矢が刺さってる!

 あわてて引き抜くと、返しも無く只木を削って作った矢だって助かった~

 じっと周りを見ると、軌道予測で、右の木の上に赤い表示が出る

 表示を避けるように横に飛ぶとさっきまでいた所を矢が通り過ぎる

”ポーン♪インパクトインストールの効果により、スキル弓術LV1を取得しました

軌道予測、短剣術 弓術の取得により 索敵LV1を取得しました

索敵 短剣術の取得により魔法マッピングを取得しました”

 お、かなりスキルが増えたぞ、早速索敵を使うと

右の木の上にゴブリンアーチャーLV3が居るらしい

 鑑定!

ゴブリンアーチャーLV3

HP30 MP0 SP08/21

スキル

弓術LV2 投射

      遠射

劣化版鷹の目LV2


意外とスキルが多いな、劣化版鷹の目って何だ?


劣化版鷹の目 鷹の目の劣化版遠くを見る事が出来るが

       矢の命中補正はかからない

意外と使えそうだな、覚えたいけど見ないと駄目っぽいし・・・

”ポーン♪取得条件がそろいました劣化版鷹の目を取得しました

劣化版鷹の目と軌道予測LV2取得により鷹の目に進化します

鷹の目取得により魔法スナイパーを取得しました。”

 おお、見ようと意識を向けるとちゃんとゴブリンアーチャーが見える

俺は、軽くダッシュでアーチャーのいる気に近づくと、石を拾って

アーチャーに投げつける、命中補正が掛かってるからなのか、

アーチャーの顔面に当たり、落下してくる・・・ラッキー

落ちた先に岩があり頭を強か打って絶命する。

「ラッキーだったなこれが、人外の運のおかげかな?

 ステータスが見えるようになったら、比べられるのだけど・・・」

 その後畑ゴブリンがやっとやってきて、収穫物を籠のようになっていた

背中から出してくる。

 毒草×30

 薬草×5

 オレンの実×8

 シシギの実×48

 稲の実×1kg

 ・・・毒草・・・シシギの実は

シシギの実 オレンの実に似た果実、食べるとドラゴンすら麻痺をする

      食用に向かない

オレンの実 甘酸っぱい果実、食べるとHP10%回復する

      絞ってジュースにする事もある

 ・・・こいつ、毒をもったものを集めるのが得意なのか?

 あ、最初に会ったゴブリンが弱っていたのはこいつのせいか?

 稲の実はどう見ても米だよな?・・・

 俺は畑ゴブリンに稲の実を見せて、これと同じものを収穫してくるように

言いつけて、今日は分かれた。

 その後は索敵と鷹の目でゴブリンを探し夕方まで狩り続けた。

 アイテムボックスのお陰でかなり楽に解体が出来るし、

米もちゃんと脱穀できて白米に出来たのがありがたい

 こんばんは米も食べれそうだし、少し軽い足取りで村に戻っていった。

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