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神々に愛された男の加護と籠  作者: ゆこにゃん
4/7

異世界の森より、異世界の村が怖かった

 光が消えるとそこは鬱蒼と木々が生い茂る森の中だった。

 服を確認すると黒のTシャツと同じ色の皮ズボン靴は安全靴のような皮のブーツ

 腰にはショートソード、うん冒険者っぽい

 ショートソードの反対の腰には皮の小さな袋・・・

「メニュー・アイテム」

 おお、アイテム欄が出てきた

一般アイテム

薬草 ×10

毒消し×10

お弁当×08


装備アイテム

Tシャツ    ×03

ズボン     ×03

下着      ×10

靴       ×03

ショートソード ×01

バックラー   ×01


大切なもの

神の身分証 ×01

ヘラのお弁当

アテナのお弁当

アフロディーテの水袋

エリスのお菓子詰め合わせ

ゼウスの女の口説き方(使用不能)


お金 10000EN


・・・大切なものの中身なんだこれ?orz

 褪めてるといわれる俺にリアクションさせる神々すげーよ・・・

何?神の身分証って?何で女神のお弁当があるんだよ

アフロディーテは水袋って助かるけど・・・

女の口説き方使えないって意味なくね?

 えっと、何々?

神の身分証:主神ゼウスが認めた証、知った上で持ち主に害を与えると大変なことに・・・

      HP・MP・SP回復速度(大)


ヘラのお弁当:大地の女神ヘラのお弁当、おいしい、永遠に減らない

       HP回復(中)


アテナのお弁当:アテナのお弁当、運動後に最適、永遠に減らない

        SP回復(中)


アフロディーテの水袋:永遠に水が湧き出る皮袋、氷嚢としても使える


エリスのお菓子詰め合わせ:エリスの大好きな地球のお菓子詰め合わせ、無限に湧き出る

             MP回復(極大)ただし他人には効果なし


ゼウスの女の口説き方:女神権限により凍結中使えない捨てれないあるだけ


・・・何か怖いよ、持ち主に害を与えると大変なことって何?

 はぁ突っ込みつかれた・・・さて、村はどこだ?

”こっちですよ”

 ?「この声は天使?何処だ」

”最初の村のナビだけなので、姿は見えませんよ、

右のほうに向いてもらったら3時間ほどで村の入り口です”

「ありがとう、行って来るよ」

 森に分け入ること数分後、目の前に緑色のよく言われるゴブリンの背中が4つほど見える

”ポーン♪インパクトインストールの効果により

スキル鑑定LV01及び採取LV01を覚えました”

 うん?鑑定?

ゴブリンLV1 ゴブリンLV1 畑ゴブリンLV3 ミルゴブリン LV5

 情報すくな!繰り返したら上がるのかな?

もう一度ゴブリンを見たとたん

”ポーン♪インパクトインストールの効果により

鑑定がLV2に成りました”

 おお増えた、

ゴブリンA LV1

HP満タン MPなし SP10

スキル 短剣術LV2


ゴブリンB LV1

HP少し減っている MPなし SP12

スキル 剣術LV2


畑ゴブリン LV3

HP満タン MP5 SP5

スキル 採取LV2


ミルゴブリン LV5

HP満タン MP10 SP0

スキル 鑑定 LV3

情報が増えた、勝てるか?初めての事だしやってみるか?


 俺は茂みから飛び出すとミルゴブリンに迫った、不意をつかれたゴブリンたちは

何も対応できないまま、俺の抜き打ちを交わせず、がら空きの胴を切り裂かれる

「ぎぎ?!」

 もう少し!さらにミルゴブリンの腹を突き刺すと、ビクンと痙攣してその骸を晒す

とまると、だめだと吐きそうな自分を鼓舞するように、畑ゴブリンに切りかかろうと

振り向いた瞬間・・・

 ゴブリンBが逆袈裟に切り下ろして来たのが見えた、

 俺は素早く後ろに飛ぶと、自分の幸運に感謝して目を残りのゴブリンに向ける。

”ポーン♪インパクトインストールの効果により

スキル 剣術LV1を獲得しました、鑑定スキルと剣術スキルにより

軌道予測LV1を獲得しました”

 その声とともに手に持ったショートソードが軽くなりゴブリンAの予測軌道が赤、Bが青、畑が、

黄色で見える、優先順位は赤かな?

 素早くゴブリンAの軌道を少し外れる場所に駆け込み喉にショートソードを突き上げると

浅く頬を切り裂くだけに留まり

ゴブリンBが横から突きを放つが予測済み、そのまま距離をとるが

Bがナイフで素早く二回振りぬいてくる、どちらも喉と首の急所を狙う攻撃だが

軌道予測が思いのほか便利で、マトリクスのように器用に交わし切る。

”ポーン♪インパクトインストールの効果により

スキル短剣術LV1 及び剣術LV2を獲得しました”

 よし!俺は一気にABに切りかかると、Bの首を刎ねて返す刀でAの背中を切り裂いた

畑ゴブリンはのんきに採取していたので、モンスターティマーを使ってティムしてみると

あっさりと捕獲できた。

”ポーン今の戦闘でLVが上がりました、能力補正も+値が上がりました”

お?LVアップ、

大貫 信二 人間? LV03 年齢 15歳 

HP 120

MP  40

SP  60


力   18(+26) =44

体力  20(+26) =46

力   21(+26) =47

素早さ 14(+26) =40

知識  22(+26) =48

運   900(+900)=1800←人外レベル

美しさ 34(+????)=測定不能


スキル 

汎用  鑑定LV 2 採取LV1 

武器  剣術LV 2 短剣術LV 1

戦闘用 軌道予測 LV2

魔法

なし

加護・寵愛

エリス(悪戯神)の寵愛

ヘラ(大地母神)の加護

アフロディーテ(美の神)の加護

アテナ(戦・知恵・技芸の神)の加護

ゼウス(大雷神)の加護/守護/恩恵/信頼

籠の加護


アーティギフト

インパクトインストール (アテナ)

モンスターティマー    (ヘラ)

オールチャーム     (アフロディーテ)

チェンジング・アイテム  (エリス)

シャドウワープ     (エリス)

無限収納(時間停止及び剥ぎ取り付加)(籠)

モンスター収納           (籠)

生物保存              (籠)

ゼウス召喚             (ゼウス)

ゼウス送還             (ゼウス)


 お?軌道予測がLV上がってる♪このペースで進むか、しかし・・・

最初の時に吐きそうなほど怖かったのに、いつの間にか慣れてる・・・

どうなってるんだ??

 疑問に思いつつゴブリンを収納に入れると

”自動剥ぎ取りを行いました結果

ゴブリンの腰蓑×3

ミルゴブリンのメガネ×1

ゴブリンの魔核極小×2

ゴブリンの魔核小×1

ショートソード×1

ダガー(銅)×2

桐の木の杖×1

=討伐部位=

ゴブリンの右耳×2

ミルゴブリンの右耳×1

を取得しました”

おお!以外に大量、その報告に気をよくしてさっきの疑問も飛んで行ってしまった。

 畑ゴブリンに採取を命じて、明日ここに取に来ると決め、

さらに村を目指して進んでいった。

 昼過ぎには特にモンスターに会う事も無く、村の入り口に着いてしまった。

 入り口には皮の鎧を着た金髪の女性が立っており、風がたまにそのウェーブのかかった

髪を揺らしている。

「あの?」

「λλίσ!!」

”ポーン♪アテネポリス語を習得しました”

「なぜ黙っている、お前は何者だ!」

「あ、俺はシンジ 旅をしている」

「なに?なら、身分証は?」

 少しだけ警戒を解いた女性は手を出して身分証を見せろと言って来る

しぶしぶ身分証を出すと、胡散臭げな顔から驚愕の顔に変わり、さらに少し後ずさる

”魅力が開放されます、また、アフローディーテの加護により、オールチャームが

発動します”

ちょ、ちょっとまて!そんなのが発動したら・・・

 女性はポーっとした顔で俺を見つめ、もじもじし始める

か、鑑定

 レオナ 18歳 LV5 護衛騎士(シンジの恋の奴隷)

状態:べたぼれ

・・・うそー!

”鑑定使用規定回数達成LVが上がります”

レオナ 人族 18歳 LV5 シンジ専用護衛騎士

HP40 MP 4 SP 8

スキル 

武器 剣術 3

汎用 護衛術パッシブ 1


 ちょっと待て!恋の奴隷から専用護衛騎士になってる!!

ってかLV上なのにHP低!


「あなたは、シンジ・オオヌキで、間違いないですね?」

「あ、ああそうだよ」

「これより護衛騎士レオナはシンジ、あなたの騎士になります」

 背筋を伸ばして気持ちよいほどの敬礼をしたレオナに、

俺は断る事が出来ず曖昧に返事をするだけだった

「さあ、村長の所に行って、今日の宿を決めましょう」

 俺は促されるままに、村の奥に進んでいくが、

すれ違う女性が、頬を染めてこちらを見てくる

 おばあちゃんまでだ、なぜか男はそんな事は無いが・・・

オールって

オールチャーム:異性を問答無用で魅了する(同姓に興味ないでしょ?)

だった、確かに無いけど

「村長失礼するぞ!」

村の奥にある他の家より少し広い家にレオナが入っていくと、

眉間にしわお寄せた、中年の小太りの男がこちらを睨み付けた。

他の男たちは机の上に菱をついて頭を抱えている

「レオナさん、今はまずいんじゃあ」

「何を言う神の認めた男が来て泊まるのだ、報告は必要だ」

部屋の空気など気にせずレオナは大きな胸を張って、腰に手を当て、

うれしそうに頷いている。 

「何が、神が認めた男だ、神の身分証でも持っていると言うのか?」

「もちろんだ!」

「馬鹿らしい」

 村長は手を振り馬鹿にするが、一人の男は

「もしそれが本当なら、捕らえれば、村を救えるかもしれん」

 そういうと俺のほうに手を伸ばしてくる

「警告、この者を神の加護下にあるとわかり害をなす場合は

身分証により攻撃の対象となる、即刻手をのけよ」

 無機質な声が響き、みんな回りを見回すが、俺はこの声に聞き覚えがある

ゼウスさまだ、

「やれるものならやってみろ」

 再起動した男は俺に再び手を伸ばすと身分証が俺の前に現れ、

”ソルトピラー”その声と同時に虹色の光が男に当たり、

四肢から徐々に塩と化していく

「わあぁぁぁぁぁぁ」

 声がだんだんと消え最後には服すらも塩の塊と化した男が残った。

「え?やりすぎだろう」

「そんな事は無い!こうなる事は神話に語り継がれていたし、

この男は自業自得だ」

 なんともいえない空気が場を包み込み、

「あ、疑ってスイマセン」

と村長以下男たちがジャンピング土下座を披露する事と成った。

 俺は疲れ果てて、何か言おうとしている村長を無視して

宿屋に直行すると、そのまま眠りについた。

 初日から心が疲れているな~

・・・・・・・・・

・・・・・・

・・・

・・

ポーン♪神業 ソルトピラーLV1を取得しました


寝ている俺が気がつくすべは無かった

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