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神々に愛された男の加護と籠  作者: ゆこにゃん
2/7

解決?問題?女神や神って・・・

 俺は天界について恐ろしいものを見ているのだろう、

ヘラ、アテナ、アフロディーテの三人がつかみ合いの

喧嘩をして、お互いにボロボロだ。

 そんな女神見たくなかったorz

「三人とも、止めよ!己らの罪をまずは見るが良い」

 天使のつれてきた大男が三人を地面からせり出てきたイスに固定する。

「ちょ、ゼウス!何なのよ!・・・」

「そうです、私たちは今大切な話を・・・」

「・・・」

 二人は不満を口にするが、ゼウスの恐ろしい顔を見てすぐに黙ってしまう

「お前ら、ついに人間に被害を出したな!ここにいる青年がりんごに当たって

死んでしまったわ!!!!!!、

そんな三人は、黄泉落ちの刑に処すか良いな!」

 天使の説明では、オリンポスの神が人間を直に殺すと、黄泉落ち

つまり、体を腐らせ神の力も奪われ、永遠に氷と灼熱の地獄を行ったり来たり

させられるらしい、そんなゼウスの決定に三人は青ざめうろたえ始める

固定がはずれ三人はそれぞれの反応をしている

「え?そんな・・・うそ・・・」

と泣き崩れる巨乳美女は「ヘラ」大地母神でゼウスの奥さん

「く、そんなことで・・・しかし、確かにこれは罪?」

ひざを抱えて、転がっているスレンダー美女が知恵、芸術、工芸、戦略を司る女神アテナ

「ステータス・・・はぁ・・・どうしようもない」

ゴスロリの格好でなぞの画面を見つめているのがアフロディーテ・・・ロリである

「え~ゼウス様?これは決定ですか?奥さん地獄に送ってよいの?」

 俺の発言にゼウスは疲れたように眉間に指を当て、頭を軽く振る

「あ~困るのは困るが、これも天界の規則であるし、

パリスの審判すら、解決に成らず、ほかの神々からも苦情があがっておる

どうしようもあるまい・・・」

 俺は件のりんごを見せつつ笑顔を浮かべると

「解決できたら、ご褒美で復活させて、もしくは他の世界でも良いから

生き返らせてください」

 ゼウスは驚いたように俺を見ると、

「で、出来るのか?ならば、異世界に復活させよう、お前の望みもかなえようではないか!」

 俺はうなずくと、三人の女神の前に行き、目を合わせるようにしゃがみこんだ

「あ~この問題可決したら、ゼウス様にお願いして助けてもらえそうなんで、解決するね」

「何を言ってるの?われらの誰かに渡すだけならパリスと同じよ!」

「そうよ、大体美しいのはワラワのはず、他のものでは認めぬ」

「パリスにもらったのは私・・・」

 俺はりんごの蔕の部分を押すとりんごが開き中から4つのアップルパイが出てくる

「「「へ?!」」」

 これって良く見るとつなぎ目が有って気になってた

特に俺の持っていたらんちBOXSに似てたんだよね

「だから、エリスは呼ばれたらみんなで食べようと思ってたんだよ

なのに呼ばれなくて、悔しくて落書きをして放り込んだんだよな?」

 俺の問いかけに、ゼウスの後ろから、気の強そうな少女が出てきた。

「で、三人が争いを始め、本当のことが言いにくくなった・・・ってところか?」

 少女は頷くとゼウスを見上げる

 ゼウスはほほを軽く掻くと、ため息混じりに

「おぬしは気がついたのか・・・わしもエリスに相談されてのう、わしが言っても

聞かんし困っておったのじゃ、約束の通り異世界に復活させよう」

 呆然としている3女神はこちらを、見ると

「「「ごめんなさい」」」

「最初に誤らないといけなかったのに」

「こんな事に拘って」

「なさけない・・・」

 こうして、神話の時代から続いた争いは幕を下ろしたのだった


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