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転生紀行  作者: ◎詩友◎
第ゼロ章
1/4

プロローグ

どうも、詩友です。

こんな小説を見ようとして下さり、ありがとうございます。

文法、内容もまだまだですが、頑張ってやって行きたいと思います。

 ウィィィン…


 今日も、いつもと同じ様に自前のノートパソコンを起動する。

 代わり映えの無い日常に溜め息を吐きながら起動が完了するのを待つ。


 このオレ、一ノ宮 隼人は世間一般でいう自宅警備員、所謂ニートだ。原因は何処にでもあるようなイジメだ。

正確には、そんな中、心の支えであった兄の失踪がきっかけだった。


 ようやくパソコンは起動を完了し、オレはマウスを握る。

 自分で言うのもなんだが、オレはかなり重度のヘビーゲーマーで、何度か大会にも出場している。

もちろんゲーム内で参加できる大会だが。


 カチリ、といつもの要領でマウスを動かし、ゲームサイトへのページを開く。着けているヘッドホンからはBGMが煩く流れている。


 そこでオレは手を止める。いつものページなのだが、ログインすることができない。

 アカウントの乗っ取りか何かだと思うが。そのアカウントは、先日作成したばかりの新規アカウントだったので諦めて新規登録をするページを開く。


 ページを開くと、ヘッドホンから一際大きいファンファーレが鳴り響く。画面上部には「祝!アカウント登録者10000000人目!」と、でっかいフォントで書かれている。


何処かの誰かさんがアカウントを奪ってくれたおかげで、朝っぱらから幸運に見舞われたようだ。


 何か特別なサービスはないのかとページを探す。画面を上下に何度もスクロールして、そういうことが書かれていないかと期待を込めて探す。

 …どうやら無いようだ。期待をさせておいて何だと、次のページに進もうとする。


 あった。

 ページの最下部にカラフルな文字で、「記念のサービスはこちら」

と書かれている。その文の隣には矢印と、そのページに繋がるであろうURLが貼られている。


 張り切ってそのページへと飛ぶオレ。

 フハハハハ、笑いが止まらないな。ありがとう、何処かの誰か。そしていらっしゃい、オレへのプレゼント。


 しかし、飛んだページは真っ白で何も書いていなかった。いや、確かに一言、一言だけ書いている。

「次に進む」

とりあえずクリック。


はいを選ぶと現実に戻れません。

本当によろしいですか? はい/いいえ

と、表示されている。なんだか不気味なのでいいえを選ぶ。


本当によろしいですか? はい/いいえ

しつこい。はい、だ。


このページは二度と現れません。よろしいですか? はい/いいえ

さらにもう一度表示される。こいつははいを選んで欲しいのか、いいえを選んで欲しいのかどっちなんだ。


もしや、いいえを選ばないと進めないのでは?と思い、いいえを選ぶ。何も表示されないので予想は合っていたようだ。


途端に意識が朦朧とする。そして、オレは倒れた。

最後にもう一度。この小説を見て下さりありがとうございます。

できる限り続けて行きますので、よろしくお願いします。

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