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第四話 変化

死にたくない。


生きたい。


その思いが生徒達を動かしていた。


「俺たちは死なない。かならず生き残るんだ!」


生徒達は光をリーダーとし、生きるために只ひたすら動いていた。



テロ達を殺した。


生きるためならと思うと気にはならなかった。


「この学校に爆弾を仕掛けた。俺が囮になって奴らをひく。その間にみんなは逃げろ。」


光は自分を囮にしてみんなを逃がすことにした。


反対する者がいたがなんとか説得して実行することにした。


光がテロ全員を引き付けている間にみんなは外へ逃げる。


テロが全員校舎内に入るのを確認すると光は爆破スイッチを押した。


ドォォォォォォォォォォン!!!!!


「光――――――!!!」


大爆発が起き、外に無事逃げることができた生徒は崩れていく校舎をみて光の名を呼んだ。


黒い煙が立ちこめ、所々火を噴く瓦礫の山と化した校舎。

泣き崩れる生徒達。


何が起こったのか状況の飲み込めない大人達。


すべてが終わった。


それを理解した大人達は喜び子供たちは絶望に涙を流した。


ガラッ。


崩れた瓦礫を見た子供たちは驚きに声を上げた。


数日後の病院の一室にはすべてを終わらした人物―――光の姿があった。


あのあと、崩れた瓦礫の山から出てきたのは血塗れの光だった。


驚きに固まる子供たちに笑いかけたあと倒れ、この病院に運ばれた。


英雄と言われた光は窓の外を見ながらつぶやいた。

「沈黙じゃダメなんだ。」


そのつぶやきをきく人はいない。


「沈黙じゃ‥‥‥‥何にも変わりはしないんだ。」


空に手を伸ばしながら。


「僕達の関係が変わらないかぎり。」


天を見つめながら。


「歴史は繰り返される。」


空を掴もうと手を握り。


「闇も光も、互いが変わらないかぎり。」


天を意志を宿した瞳で見つめて。


「歴史は、悲劇は繰り返される。」


だから変えていこう。


自分の力で。


この世界を。



数年後。


光の力で闇の一族と光の一族は共存を果たした。


歴史はもう繰り返されない。


あの悲劇はもう二度と繰り返されることはない。


だから笑える。


自らが変わらなければ何も変わることはない。


「自分が変わらなければ何一つ変わることはない。」



Fin

完結しました。とてもへぼい文ですいません。

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