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あの頃のあなたへ〜…馴れる事はないでしょう

私が5,6歳頃初めて犬を飼った。

小さな体でよちよち歩く姿が可愛くいつも側で見ていた。

お姉さんらしく「お座り」を教えたり、「可愛い」と撫でまくっては少し嫌がられたり。

換毛期のブラッシングはとても大変だったがブラシを持ってくる犬を見ては仕方ないなと何度もブラッシングした。

そんな犬の中でもおばぁちゃんと一緒にいる時間が長いからか1人と一匹がゆったりと過ごしているのを見て羨ましいと思った。

年々老いてきてはいるものの元気だったのでまだ先の事だと思っていた。

いつも通りの朝だった。

いつも通りの学校から帰って来た夕方。

おばぁちゃんの死んでると言って泣いた意味が分からず見に行った。横たわりぐったりとして動かない体。

震えた手を伸ばし体を触る。起き上がらない。

あの時私は泣き叫んだ。何を言っているのか分からないくらい酷かっただろう。おばぁちゃんが隣で泣いていた。おばぁちゃんの泣き顔初めて見た日になった。

       あの頃のあなたへ

 あの頃のあなたにとって初めての家族の「死」

 悲しみの中で思い出していた家族の思い出。

 失うという事の辛さ。

 何度泣こうと埋まらない喪失感でしたね。

 大人になったからといって馴れる事はないでしょ 

 う。

 今でも思い出してはしんみりしています。

 しかし泣いて悲しんではいません。

 思い出の中の家族はいつも楽しそうに尻尾を振って

 走り回っていますよ。


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