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僕はそう思わない

作者: 華蓮

理性を保ち読んでください

君たちは学校についてどう思う?私は嫌いかなー、だって毎朝起きてさ受けたくもない授業を受けさせられていやになるよね。数学?前までは算数だったし、数学って将来使わないじゃんて思うもん。


そんな私にはたった一人の親友がいた。その子はツインテールで私にも惚れさせてくれるような容姿でとてもやさしい子。その子の名前は小桜。昨夜亡くなった。


次の日の朝黙祷から始まった。私は気持ちの整理がつかなかった。たった一人の親友、クラスには優しくしてくれる人がその人しかいない。クラスメイトの男子は私と小春を嫌っていた、だから小春をいじめて殺してしまったのだろうか。なぜ嫌われていたのかもわからない。いじめてた奴の名前はたくと、たいが、あと誰だっけ、忘れちゃった。

朝の黙祷が終わりたいがが私に声をかけてきた。


「お前のたった一人の友達亡くなったんだな、なんか変な気持ちだ、その正直に言うとおれとたくとはいじめてる気がしなかったんだ」


何を言っているお前たちがいじめをしたから小桜がいなくなったのだ。ふざけるなと私の心の中で思った。私はなんて返せばいいのかわからなかった。


「うんん、なにか問題があったんだよ、きっと小桜は生きてる。そうに違いない」

たいがは怯えながらこう言った

「だね、何かこの学校には奇妙な噂があるらしいよ、まいかも気をつけろよ」

奇妙な噂?私も聞いたことがある気がする。確か今年の一年生には呪いの生徒が入学してきたらしい。呪いの生徒とは私にもよくわからない、私も今年入学した中学一年生だ。

今は入学して一カ月の春。私と小桜は入学式の日知り合った、小桜から話しかけてきたのだ、友達になろうよって。私はいいよと軽く答えた。

なんでその小桜が亡くなってしまったのだろうか、呪いの生徒とはだれなのか、たいがが言っていた、いじめてる気がしなかったとはなんなのか。私は一つ一つ解決していくことにした。


まず一番手っ取りの早いたいがのいじめてる気がしないということだ。


私と小桜は一緒にお弁当を食べたりしていた時もあった。その時にたいが達がきてお弁当に砂とか入れてきたじゃないか、それはいじめじゃないのか?

小桜はそれをされても笑って見過ごしていた。小桜はそのお弁当を食べ咳をしていた。当たり前だ、砂を入れられるなど許されざる行為なんだぞ。

そこで私は次の日たいが達にこう聞いてみた。

「昨日言ってたいじめてる気がしなかったってなに?例えばお弁当に砂をいれたりしたのはいじめじゃないのか!?」

私はつい興奮してしまって強く言いすぎてしまった。そうするとたいがは怯えた様子でこう言った


「ごめん、誰かもわからない、目元が黒くてマスクをしていた人にやれと言われたんだ、最初は誰だこいつと思いもちろんやらないつもりだった。しかし体が勝手に動いていたんだよ、俺だって知らないし、正直怖かった。」

どういうことだ、だれなんだその目元が黒く、マスクをしている人、思い当たる人がいない私はたいが達には一応ありがとうと言って先生に聞きに行くことにした。その人がもしくは呪いの生徒とつながるのではと思いほんの少し怯えながら廊下を小走りした。


職員室は二階、いま私は一階の廊下、二階に上がるため階段を上ろうとした時、いた。やつだ。そうそこにいたのはたいが達が言っていた目元が黒くマスクをしている奴だ。だが身長は私と同じくらい、ちゃんと学校の制服を着ていた。私は無視して階段を上がろうとしたその時、私の横にすっと現れこう言い放った。

「何も調べるな。小桜も私を調べようとしていた。だからあのようになってしまったんだ」

私は驚愕のあまり頷くしかできなくその目元が黒いやつは気が付くといなくなっていた。もう学校終わりの夕方、吹奏楽部の音色も聞こえてくる時間帯だったので私は大人しく帰った。


家に帰宅した私は恐怖のあまりどの食事も喉を通らなかった。呪いの生徒、怖い、たいが達は、大丈夫かなと心配していたが今日は寝ようと思いいつもより早く寝た。

次の日の朝いつも小桜と一緒に歩いていた通学路を一人で歩く。頭の中は恐怖しかなかった。見たこともない目元が真っ暗で、少し、少し、ほんの少しだけ、私に似ていたような気がする。いやいや違う違うと自分自身を慰めながら学校に向かった。

いつもよりほんの少し早く家を出た私は学校に着くころには、なぜか朝のホームルームの時間ギリギリだった。急いで教室の扉を開くとクラスのみんなは席にすわっていた。あれ、おかしい、たいがの机の上に花瓶。


え、まさかとは思ったけど時間もなかったので私は席に座った。そうすると先生が入ってきて私たちにこう伝えた

「たいがは原因不明の行方不明だ、小桜が亡くなったり、行方不明になったり、この学校は呪われている気がする。しかし大丈夫だこの先生が探して見せる。安心していいぞ」


先生は頼りにならない。私と小桜がいじめられているところを見ていたのに見て見ぬふりをしたからだ。何をぬかすこの無能教師と思いながらたいがの安否を願った。


私は小学生の時にひどいいじめを受けていた。無視、言葉によるいじめ、暴力、ナイフで刺されたりもした、階段から突き飛ばされたりもした。しかし先生や親に相談しても無視。そこで声をかけてくれた小桜は神様のような存在だった。そんな美しい小桜がいなくなるなんて、絶対にこの事件は解決しなければならない。


そういえば私のおばあちゃんがよく昔話をしてくれていた、その話の中にある幽霊の話をしてくれていた気がする。子供のころは幽霊などが嫌いだったから耳をふさいでいた。


そうおばあちゃんは小説家だ。幽霊の仕業かと思いおばあちゃんなら幽霊に関する小説を出していると思い学校にある図書館に向かった。ミステリー、ミステリー、と心で唱えながら探していた。そこにはおばあちゃんが書いたと思われる本があった。


題名は「二重人格」。


図書室の静かな空間の中で椅子を引く音が鳴り響く。私は椅子に座りおばあちゃんが書いた小説を読んでみた。内容は主人公がひどく暴行をされその生活から抜け出すためにあるもう一つの人格を作り出すという何ともミステリーな小説だった。私は背筋がひやりとしこれ以上読んでいると嫌な予感がすると思い本を手放し自宅に帰宅した。


そこで夕飯を待っていると、とあるニュースが流れてきた。


「行方不明の光中学校の馬上たいが君十五歳が今日光中学校校舎裏の山に埋められていたのが発見されました。警視庁の調べによると、血痕や跡などは見つからず容疑者の特定も難しいとのことでした。」



私はここで察した。これは私も殺されてしまうのだろうと思い、椅子から倒れこんでしまった。母がそれに気づいたのかすぐに救急車を呼び病院に向かったそうだ。

目が覚めると周りには誰もいない静かな空間で深夜三時くらいだろか、私は死を恐れた。今まで体験した小学校でのひどいいじめを思い出した。私ももう生きられないのかと涙が落ちた。


そこで病室の扉が勢いよく開いた。私は驚いて扉のほうを向いた。そうそこに来たのはおばあちゃんだった。おばあちゃんが着て私は安心した様子でおばあちゃんの手を握ろうとした。


そうしたらおばあちゃんが焦った様子で私についている、心拍数を測る装置や私の命に関わる周りの装置を私から外した。私はとても困惑した様子でこう言った。


「なにしてんの!やめて!私まだ死にたくない!やめってってば!」

おばあちゃんはこういった。


「あんたは生きてはいけない。地獄に送らんといかん。」

私は何が起きているのかわからなかった。酸素が入ってこないつらい、つらい、つらいもっと生きたかった。


私はそこで息を引き取った。


そう。まいかは小学生の時にいじめられてできた人格があった。人を憎み復讐をしようとする人格だ。呪われた生徒。それはまいかだった。この光中学校の呪いは人格が亡くなった時に消えたらしい。


まいかは小桜を恨んでいた。容姿も整っていてなぜいじめられないのか。ずるい、だからお弁当に一緒に砂入れたよな、たいが達。

小桜を殺したのもたいがを殺したのもまいか。もう一つの人格、もう一つの人格。まいかがいなければよかった。


うんー、僕はそう思わないけどなー。



ありがとうございました

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