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得体のしれない化け物との遭遇

前回までのあらすじ

智和は、花織の手を握りながら走っていた。どこに行くかも分からないまま。

分からないままでいけないと思い考え、思いついたところがスメラノキミ神社に行く事だった。

そこには、悪友の(一十 三朗)と(辻霧 禅)が居ると思ったからだ。

神社にたどり着いた二人は、神社にいる諦めていない人たちがいて安堵した。

その神社には、悪友の二人も居たがオカルト研究部の部長(本郷 加奈恵)の姿は無かった。

地震の影響のせいかある祠を見つけた悪友たち。

その祠には、見たことない文字で書かれた文言があった。

花織は、その文言の内容を無意識に言った。俺はなぜ分かるのか問う。

祠の外から悲鳴が聞こえた、何事かと思い外で出ようとした瞬間。

(鐘円 翔也)が気を狂ったように暴れていた。

俺たちも、翔也に襲われた。最初は、三朗が次に花織と...。

俺は怒り狂い、禅と抵抗をしたが翔也は怯まずに禅を殺し残った俺をも殺そうとするが翔也の

後ろから(本郷 加奈恵)が現れしがみ付く。

加奈恵が祠で戻れ!と叫んでと智和に言う、俺は身体が動き祠の前に行こうとしたがその瞬間、

翔也は爆発した...。目の前が真っ暗になり死を悟った。

しかし、聞き覚えのある声の後に目を覚ますと俺は月刊ヌ~を購入したコンビニに居た。


(智和)うぅ...なんか恐ろしい事を体験した気がしたんだけどな...。まあ、いいか!

さて今日は、この月刊雑誌ヌ~を読んで妄想して寝るか!

      毎度あざしたぁ~!!

(智和)俺のチャリ~と、あれ!?俺のオロチ(自転車の名前)が無いここに止めて置いたはずなのに!

俺のオロチを返せぇ!!!うおおおぉぉぉ!!!

(コンビニのヤンキー店員)お客様、どうしやすたぁ?

(智和)あぁ!良かった、ちょっと監視カメラの様子を見てきてほしいのですが俺の

チャリが誰かにパクられているんだよ~。お願いします!

(コンビニのヤンキー店員)あぁ~お客様、丁度、監視カメラは修理中で記録が残っておりません。

誠に申し訳ございません。

(智和)え~!嘘だろ...オロチぃ!俺の相棒ー!ハァ、ハァ。分かった、ありがとうございました。

(コンビニのヤンキー店員)へい!

(智和)仕方ない歩いて帰るか...、なんでパクられるんだよ~。まあ、俺もカギを掛けなかったのも

悪いが、次の休みの日にはオロチ4号を買いに行くか!しかし、宇宙人に今日こそは会いたいなぁ~。

どこか道端の隅とか、路地裏に居たりしないかな~!後、購入した月刊ヌ~を開封するのも楽しみだ。

ひゃほおおおぉぉい!!!

(???)おい!なんだぁ?てめぇ?ケンカを売ってんのか?

(???)ヨシ、オマエデイイナ。

(???)あぁん?何を言ってんだぁ?ごらぁ!

(智和)うん?なんかあの道の端の路地裏から声が聞こえるぞ...、ケンカか?俺が止めてやる!

智和は、薄暗い路地裏に近づいた。

(???)コイツノカラダ、ナカナカノナジミヨウダ。

智和は、そっと覗くとそこには、人とは思えない異形の姿の化け物が誰かの頭に直接、電気みたい

なのを流し込んでいた。

(智和)なんだぁ?あれぇ?後あの制服は、うちの学生服だ。おや?生徒手帳が落ちている。

智和は、近くに落ちていた生徒手帳を拾った。えーと...、鐘円 翔也?あぁ、あの自称ムードメーカーの

あいつか。という事はあの化け物は何者なんだ?まさか、宇宙人か?

      ガタンッ...。(板が落ちる音)

(???)ダレカイルノカ?

(智和)やべぇ!逃げないと!俺は、全速力でその場を離れた。

(???)ダレカニミラレタナ、??????(意味不明な言葉)アァ、サガシテツカマエロ。

(智和)ヤバい、ヤバい!絶対に見つかった!どうしよう、でもあれ宇宙人かもぉ~。

うひょおおぉぉぉ!!!俺も遂に会えたかも~、明日は学校のオカルト研究部たちの奴らに

この事を話すか!楽しみ~!

自宅が見えてきた!

      ガチャ(玄関開ける音)

(智和)ただいまー、父さん、母さん、そして我が愛しの妹よ~!

(父さん)遅かったじゃないか、智和。心配したぞ。

(母さん)あら、遅かったじゃない!智和、疲れたでしょう。ゆっくりしなさい。

(花織)バカ兄貴!おかえり~。くさいからとっとと死んで。

(智和)だが、俺は死ぬわけにはいかない。この世界のために!

(花織)何言ってんだコイツ...。

(智和)そんなことよりも、みんな聞いてくれ!俺、宇宙人にあったかも知れない!

(父さん)何ぃ!どういうことだ智和ぅ!父さんでさ、まだ会えていないんだぞぉ!

(智和)それが...。

一通りの内容を話した。

(母さん)それ、幻覚でも見たんじゃないの~。だって、得体のしれない化け物なんていたら

普通は悠長にしてられないわ。母さんなら。

(花織)バカ兄貴の話しはいつも突拍子も無いから、信用できないわ。

(智和)お~い!損じてくれよ~、みんな~!

(父さん)俺は信じるぞ!智和の事はぁ!だって、面白いからな!

(智和)父さんだけだよ、俺の味方は~。

(家族揃って)ハハハッ!!!

(智和)そういえば、最近も地震は多くないか?

(母さん)地震もって何よ~、でも、多いわねここ最近。

(父さん)みんなも気を付けるんだぞ~、いざとなったら父さんに任せろぉ!一家の大黒柱とは

父さんの事よ!

(花織)一家の大黒柱?父さんが?小枝じゃないの?

(父さん)小枝...。ガクッ。

(母さん)私が一家の大黒柱でしょう?あなた、調子に乗らないで。

(父さん)そうだ...な、今の時代。

(智和)ハハハッ!母さん、お腹がすいたよ~食事にしようぜ!

(母さん)そうね、じゃあ、みんな準備を手伝ってくれるかしら?

(父さん)おう!任せろ!

(花織)うん!

(智和)おう!

(家族揃って)いただきます!そして、いつも美味しい。

そして、家族団らんが続いた。

そこには、愛が広がっていた。いつまでも続くと思っていた...。

(智和)そうだ、得体のしれない化け物についてはネット掲示板のオカルト板の道しるべで

聞いてみるか...。何か分かるかも!

(家族揃って)この世に感謝、ごちそうさま!

(智和)さて、歯を歯を磨いて風呂に入るか。

      シャカシャカシャカ(歯を磨く音)

(智和)しかし、あの得体のしれない化け物はなんだったんだ?後、鐘円 翔也か

あいつ大丈夫かな?

(母さん)お風呂が沸いているはずだから、智和が先に入ってらしゃい。

(智和)うん、分かったよ母さん。まあ、考えても無駄だな。

さて、風呂に入るか...。



主人公の(九道 智和)くんですのイメージイラストを描きました。

挿絵(By みてみん)


本作の主人公(九道  智和)くどう ともかずくん!

宇宙人が大好きで能天気な高校二年生17歳。

オロチ(自転車の名前)を愛車にしている。が、今はパクられた。

好きな食べ物は、トマト。(作者と同じ)

過去へと戻ったが記憶がない模様、どうなるんだ。智和くん!

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