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いつもの日常2

前回までのあらすじ

深い眠りから覚めた智和は、学校へ向かう途中に通りすがりの人たちの話しを盗み聞きした。

内容は、備蓄についてだった。

学校にはギリギリで間に合い、元気良くあいさつをする。

いつものように授業を聴いている風を装い、空を見上げていたら流れ星を見た。

自分の頭痛に何か関係があると思い、一時限目も終了した。

ニ~三限目は、体育の授業だったのでだるいという身勝手な理由で授業をさぼるため

屋上に向かうのだった。

あぁ~ねむい~。体育の授業は、男子が女子で妄想するし、そして、その逆もあるだろうな~。

真剣な奴なんて、体育会系の脳みそが筋肉で出来ているような連中だろう。

      シーン...(誰もいない教室)

この空間がいい、何だか落ち着く...。ふぅあぁ~...屋上に行って日向ぼっこしよ...。

      コツコツコツ...(廊下で鳴る足音)

ん?誰かまだ居るのか?

      ガラガラ...(教室の扉が開く音)

(???)智和、一緒に体育の授業を受けようよ!私となら少しは面白いかもよ?

うあぁ~...この声は、確か...。

(???)ねぇ!ほら、一緒に行けば大丈夫だよ!

きれいな手が見える...この手は、時護 鈴の手だな。

(時護 鈴)智和!私が先生に適当な言い訳して、欠課扱いにはさせないから。ねぇ?変えられるよ。

はいはい、いつも俺のためにご苦労様だよ。ありがとうな、でも俺は屋上で日向ぼっこしたいんだ。

じゃあな鈴。お前こそ遅れたら、あの体育会系の盛岡先生に怒られるぞ!だから...。

そして、俺は鈴の手を取らなかった。

(時護 鈴)あ!ちょっと!智和!

俺には、幼馴染のお前が眩しいぜ。俺は、ただ能天気のふりした臆病者なんだよ。

(時護 鈴)...絶対、変えるから。私が、智和を...。

あ?なんか言ったか、鈴?

(時護 鈴)え?何?

いや、俺の聞き違いだったようだ。何もねぇ~よ。

      ガラガラ...(教室の扉が閉まる音)

ふぅ~やっとのことで屋上にたどり着いた、あぁ~ねむ...。俺は目をつぶる。

そして、次に目を開ければ全ての授業は終わり部活動の時間になっていた。

やべえ!オカルト研究部の部長に怒られる!急がねば...。

ハァ、ハァ、ハァ...!部長すみません、時間をつぶしために寝たらこんな時間にまで

に寝てましたぁ!許してください!

(本郷 加奈恵)あぁ~らぁ!遅かったじゃないの?(ガチギレ)

      メリメリメリィ...!(制服を上に掴む音)

加奈恵部長、制服を引っ張らないでくださいこれ以上されると破けますので...どうかご勘弁をぉ!

(???)部長それぐらいにしてくれでやんす、智和も悪気があった訳じゃないでやんす。

一十 三朗ぅ~、おぉ~心の友よ~。

(???)そうでござるよ~!ケンカは良くないでござるぅ!

辻霧 禅...お前も俺のために...いい人やぁ...!

(加奈恵部長)あなたたちは、智和に甘いのよ。さすが、悪友で名高いオカルトオタクたちね!

(一十 三朗)加奈恵部長こそ、おいらたちの意見をすぐに聞いてくれる優しい人でやんす。

(辻霧 禅)部長はその悪友たちを束ねることが出来る唯一無二のリーダーでござる!

(加奈恵部長)煽てても、何も出ませんわよ?

      サッ...(手を放す)

ゲホゲホッ...!ぐるじがっだぁ~、三朗、禅、ありがとう...!

(加奈恵部長)それよりも、みんな今日のオカルト好きの私たちには注目のニュースについて

なのだけど知っているわよねぇ?い~い?せ~の!

(四人揃って)アメリカの宇宙人についての情報開示がある!

(一十 三朗)待ってましたでやんすよ~、ついにかって思ったでやんす!

(辻霧 禅)智和殿、あれはあるでござるか?

ふふふっ...!懐に温めておいた伝説の雑誌月間ヌ~の事かぁ!みんな!

(加奈恵、三朗、禅)そうだ!それが無いと我々の物語は始まらない!

そうだよな!お待たせの開封の時だぁ!

      キラキラッ!(隠しきれない眩しい期待の光)

うひょ~おぉ!!!地底世界の存在!海底遺跡の神秘!UMA!UFO!宇宙人は存在する!?

これがいつもの日常だ、グータラし、存在するかも分からない者に煌めいてバカやって...

これが俺の愛しているいつもの日常だ、ここ最近、地震が多いのも気のせいだろう。

というか日本は災害大国!地震、雷、火事、親父というくらいだし。

きっと、この頭痛も片頭痛かも知れないな!やっぱり、ネット掲示板のオカルト板

道しるべに書き込むのは辞めにしよう...。何も起こるわけないさ!ましてや、人類滅亡とかも。

って...なんで俺は、何時頃から人類が滅亡するなんて浅はかな考えをする様になったのか...。

子供の頃は、全てが光り輝いていた。今よりもだ、でもいつしか影が見え隠れしそれに怯える。

これでいいのかな...本当にこれで...。

(未来人)諦めない心...。

あ!昨日の夜で最後に書き込まれた言葉の意味がなんだか知りたくなったな!

やっぱり、掲示板に書き込むか...。

(加奈恵部長)智和くん?どうしたの?ぼーとして。

いや、なんだか最近は地震も多いからなんか関係があるかなって...。

(一十 三朗)日本は、地震大国でもあるでやんすから。少し揺れが多くても大丈夫でやんすよ~。

(辻霧 禅)吾輩の家系は代々、神社の神主をしているでござるがいつも安寧を祈っているから

きっと、この先も何も起こらないでござるよ!

そうだよな!きっと、何もないのが正解だよな!あのさぁ~昨日の話しを聞いてくれよ~...。

実はな...道しるべに未来人や異世いetc...。

(加奈恵部長)え~!だめよ~!一個人しかも顔も見えない誰かも分からない人の意見なんか

当てにならないわよ~そんなのぉ~...そんなことより...宇宙人がぁ~...。

楽しい時間は一瞬にして過ぎていき、みんな帰る準備をしていた。

(加奈恵部長)さて!みんな下校の時間よ~また、明日~。

(一十 三朗)有意義な時間だったでやんす~、ほな、さいなら!

(辻霧 禅)みんな、お疲れ様でござる~。

おう!みんな、また明日な!

      ギラギラッ(目の前が一瞬だけぎらつく)

うぅ...この感覚...まただこの怖くてゾワゾワするこのぉ...!

(???)諦めるなぁ!智和ぅ!止まらず、走れぇえええ!!!

      ハッ(また我に返る)

また、まただ。人類は滅亡する...のか?何を思ったのか無意識に口走ってしまった。

帰るか...我が家に...。なんか雲行きも怪しくなってきたな...、気味が悪いぜ。

エピソード1があまりにも読みにくいため、編集します。

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