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世界が超越する瞬間

前回までのあらすじ

オロチを盗まれていた智和は、徒歩でスメラノキミ高校に向かった。

運が良いのか全ての信号が青信号になり、ラクラクに学校にたどり着いた。

智和の遅刻をしていない姿を見た(クラスのみんな)は、びっくりしたし騒ぎ始める。

そう言えば、クラスの一番のイケメンの(龍間 剣斗)がいないことを尋ねる智和。

すると、(クラスのオタク組)が彼は一年前から行方不明になっているという。

俺自身は、初めて聞くことだったが(クラスのみんな)は当たり前のように知っているようだ。

忘れていたのか?と自分を疑った。

担任の田中先生が朝の挨拶と点呼のためにやってきた。

そこで、もう一人の行方不明者の(鐘円 翔也)の名前が出た。

彼もまた昨夜から行方が分からなくなっていたが、先ほどスメラノ樹海でケガ一つなく眠りごけした姿で

見つかったそうだ。

無事事件が解決し一限目の授業の物理の授業が始まった。

田中先生に時間と空間の問題を問われた智和は、持論を展開し先生を驚かせた。

田中先生は、この問題が解決すればタイムマシン研究が大いに進むと言った。

論文を書かないかと田中先生に誘われたが、俺は戯言だと断った。そんなことより、屋上で

日向ぼっこしようと考えた智和だった。



      キ~ン~コ~ン~カ~ン~コ~ン(一限目の終了の音)

(智和)ふわぁ~眠いな。

(クラスの変態ども)おい!智和ぅ!二限目と三限目の授業は、体育の授業だぞぉ!

あの同じ高校生とは思えないスタイル抜群で俺たちの学校の天使

時護 鈴ちゃんの姿を拝めるぞぉおおお!!!お前も体育館に行かないかぁ?グへへェ!

(智和)俺はいいよ、今日は天気もいいから屋上で日向ぼっこするわ。じゃあ。

俺は教室をでようとすると、彼女は目の前に居た。

(時護 鈴)智和?一緒に体育の授業に出よ?私と一緒なら平気だよ、ね?だから行こうよ!

彼女は、智和に手を伸ばす。

(智和)いや、別に俺は...。

俺は目を反らす。

(クラスの男の子たち)ヒュー!イチャイチャするなよ~、お前らぁ~!ハハハッ!

(時護 鈴)...!なんか今日は、一段と恥ずかしい...。今日こそは一緒に行くんだから!

鈴は智和の腕を強く引っ張った。

(智和)いや、だから俺はぁっておい!

鈴は俺を力づくで、体育館に連れていきたいようだ。

(智和)俺は、屋上で日向ぼっこをするんだよ!邪魔しないでくれ!鈴ぅ!!

(時護 鈴)いえ、邪魔します!今日という今日は、私のわがままに付き合ってもらうわぁ!

(クラスの女の子たち)いやぁ~ん、付き合えですって!どっちが男で女か分からないですわぁ!

(智和)ちょ!えぇ!?力強ぉ!鈴、お前も筋トレしているのか?

(時護 鈴)健康のための運動は毎日欠かさずにするわよ、常識でしょう?

(智和)常識だったっけ?いや、俺はさっきも言った通りにだな...!

(時護 鈴)じゃあ、離すわ。

鈴は俺の手を離した。

(智和)痛てぇなぁ~、鈴はぁ。

(時護 鈴)強く引っ張ったのごめん...、でも...。

      プルプルプルッ...(身体を震わす音)

(智和)お、い...、泣いているのか鈴?

(時護 鈴)えぇ、泣いているの...。うぅ...。

(智和)そ、そんなに泣くなよ~、謝るから...。

(時護 鈴)もう、智和の事...!知らない!

(智和)あ、あぁ...。

もう、彼女は目の前に居なかった。

(智和)うぅ...、俺が悪いのか?ただ、俺は日向ぼっこしたかっただけなんだが。

(2ー1の教室の生徒の一人)おい!智和、女の子を泣かせるなんて良くないぞ?

こういうのは、すぐ解決しないと後々に響くぞ?いいのか、行かなくて。智和!

(智和)あぁ...分かっているでも。

(???)でも、じゃ無いだろ?行くんだ、智和!彼女の元へ、諦めるな。

(智和)ハァ、分かった、分かりましたよ。行きますよ!行けば必ず...!

(???)あぁ、お前なら出来るから。行けぇ!

(智和)ありがとうな、俺やっと目が覚めたよ。雷喜!行くぜぇ!おい!

(雷喜)行ったな...。さてと、こっちはこっちで大変なんだけどな。世話が焼けるぜ。

俺は猛ダッシュで体育館に向かった。

(智和)鈴!時護 鈴は居るかぁ!

(時護 鈴)...っ!何よ...、謝りに来たの?さっきのは私の強引さが招いたことだから。

謝らないくても大丈夫よ智和...。

次の瞬間、智和は鈴を抱き寄せた。

(時護 鈴)え?えぇ!?...!

      カーッ...(鈴の顔が赤くなる)

(智和)ごめんな、鈴...、俺は自分の事ばかり考えていた。でも、お前は俺の事を考えていてくれた。

ありがとうな、鈴、臆病者の俺に光を与えてくれて。本当に。

俺はお前を抱きしめる事しか思いつかなかった、でもこれでいいんだろ?なぁ。お前が教えてくれた

心と心が一番近くなる場所に愛があるって。時間も空間も超越する世界だって。

今の俺なら言える、愛している。時護 鈴。俺はお前が好きだ。そして、改めてごめんなさい。

(時護 鈴)ごめんなさいが、最後じゃ...いやぁ、すきだけでいいのぉ...、一言が多い...。

(智和)ハハハッ、それは、悪かったな。鈴...、好き。

(時護 鈴)私も、好き...。

(体育館にいたみんな)えぇ!?なになに?愛の告白ぅ?ここで!?

(智和)キスしちゃうか?俺は一向に構わない。

(時護 鈴)もう...、ばぁか...。恥ずかしいから、キスはぁ...、また今度、ねぇ?

      カーッ...(智和の顔が赤くなる)

(智和)なんか俺も緊張してきたな、キスはもっと誰もいないところでするか!なんてな!

しかしかわいいな、鈴は。

(時護 鈴)かわいいって...またぁ。

(体育館にいる強硬派)時護 鈴様で遊ぶとは、けしからん!行くとこまで行くのが男だろうがぁ!

(智和)ハハハッ...、本当にありがとうな、鈴...。みんなぁ!これは見世物じゃないぜぇ!

だからここまでだ!

(体育館にいた新聞部の一人)これは、大スクープです!校内新聞の特大記事です!

そして、二人は目を反らす。

(時護 鈴)...、智和、ここは体育館だから服を着替えるべきじゃない?

(智和)...、そうだな、着替えるのを忘れていた。着替えてくるわ。じゃあな、鈴。

(時護 鈴)うん...、いってらしゃい...!

(智和)あぁ...。

智和は、走って男子更衣室に向かった。

(智和)ハァ、ハァ...。謝りはしたが、勢い余って告白までしてしまった...がぁ!まあいいか!

しかし鈴の奴の顔も赤かったなぁ!うひょおおおぉぉぉ!!!今度、久しぶりに二人で商店街を

回ろうかなぁ!楽しみ~。

(時護 鈴)はぁ...、恥ずかしかったぁ...、まさか告白してくるなんて、それも私の言葉を使って...

覚えてくれたんだ、智和...くん。

(体育館にいた鈴の友達)鈴ちゃん、大丈夫だった?やっぱり幼馴染は強いわね...。

(時護 鈴)えぇ、ありがとう。でも、緊張したぁ~。智和ったら!

      5分後

(盛岡先生)ではぁ!体育の授業を始めるぅ!智和は今日もおらんのか?あいつめ...、

次に校門前で会った時には、指導してやるぅ!

(体育館にいる男の子たち)盛岡先生、あいつなら今日は来ますよ!

(盛岡先生)何んだとぉ!?それは、本当か!これは何か起こるな。

      ガラガラッ(体育館の扉が開く音)

(智和)ハァ、ハァ。すみません!先生!着替えるのに手間取りましたぁ!

(盛岡先生)お、おう。智和じゃないか、こっちへ来い。みんなが待っているぞぉ!

間に合った事にするから、安心しろ。

(智和)ありがとうございます!先生!

(盛岡先生)いいから、早く来いって言っているだろうがぁ!

(智和)はいっ!

(盛岡先生)皆もそろったところで授業を始めるとする、ではぁ!




作者も高校生の時は、クラスで一番かわいい子に告白しました。

もちろん、振られましたけどね。それでも自分に中では黄金色の青春時代を味わいました。

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