神代歴2025年、7月10日。
神代歴2025年、2月01日。
あぁ、今日も暇だなぁ~、いつになったら人類は滅亡するのかよ...。
シャー(扉が開く音)
いらっしゃいませぇ~!!
彼は、月間雑誌ヌ~を手に取り呟いた。
今日はこの雑誌で妄想して寝るか...。
毎度あざしたぁ~!!
シャー(扉が閉まる音)
チャリに乗って家に帰るか行くぞ!オロチ(自転車の名前)
チリリ~ン!!!(威嚇)
ハァ、ハァ、宇宙人に会いたいな、どこかにいるはずの生命体のことを考えながら
俺は自宅に戻った。
キキー...!(自転車を止める音)
ふぅ~、到着!今日もオロチありがとな!よしよし
ただいま、父さん、母さん、そして俺の愛しの妹よ!
(父さん)どうだ!今月号のヌ~は!遂にアメリカが宇宙人の情報開示をするみたいな事とか
書かれていなかったか?
まだ手に取ったばかりだから、分からない。
(父さん)そうか。渋っているのか?
(母さん)そんな見たこともない話より地震についての話のほうが大事よ。
確かに地震がここ最近は、多いな...これは大いなる厄災が近いのかも!(興奮)
(父さん)息子の言う通りだ、母さん。これは何かが起きる前触れハルマゲドンの予兆に違いない!(興奮)
(母さん)はぁ...親子揃ってのオカルト好きとは呆れるわね!
(九道 花織)母さんの言う通りよ!いるかわからないものを語っても、意味なんてないわ!
今、起きていることに注視するべきだと思うわ。
おぉ~我が愛しの妹よ~、お前はオカルトに興味は無いのか?彼(九道 智和)は言った。
(花織)無いわ!そんなくだらないことに足を突っ込まないのよ私は!
でも、暇つぶしにはなるぞ!どうだ?花織?お前もこっちに来いよ~!
(花織)いやよ~!きもい!くさい!近寄るなぁ~!バカ兄貴ぃ!
バカとか言うなよ!こっちも傷つくんだよ~心があるんだから!
(父さん)おぉ~ケンカかお父さんも混ざるぞぉ!!!ふぉわっちゃー!
(母さん)こぉ~ら...!食事の時間にケンカなんてしないの!行儀が悪いでしょ!
え、でも~花織がバカって~。
バキィ!(ちゃぶ台が折れる音)
(母さん)いいかしら、早く席に着きなさい!いいわね?
ヒエッ!(三人ともビビる)
(三人とも)ごめんなさい...。
(母さん)さあ、食事をしましょう。食事は家族団らんが一番。
みんなでせーの!
(家族揃って)いただきます!
俺の家は貧しいけど、そこには愛が広がっていた。これからも続くと思った。
でも、世界は愛には満ち溢れてはいなかった...。
どこかの国では、人々が争いに巻き込まれ命を落とすことも当たり前...。
また違う国では、豊かだけど微かな愛でさえ忘れた人々も居た。
俺は家族と一緒にいるのが一番の幸せだけど、どこかくだらない余裕が生まれたのか
いつしか人類は滅亡すると考えるようになった。
この世に感謝!ごちそうさま!
風呂に入って、歯を磨いて、少しだけ月間ヌ~を読んで寝る。
俺にとっての幸せは、ここに、ここにあったのに...。
時は待ってはくれなかった。計画されていたかのようにソレは始まった、
始まってしまったのだ。
神代歴2025年、7月10日。日本、東京。午後20時54分、富士山が噴火した。
これは、主人公の九道 智和の運命が交差する物語でもある。
人々の諦めない心が続く限り...物語は語られる...。
誰が何を会話しているかイマイチ、分からなかったので編集した。また、編集するかも...。
世界線、世界とか時間を使った作品にはよくありそうな言葉などは活動報告に書き込んでいますので
そちらの方を覗いてください。
でも、覗いても分からない~当たり前です。作者自体も整理整頓が苦手なので適当に
文章を並べて置いているだけです、許して。