適応障害発症まで 3 吐き気
ある日、起床と共に猛烈な吐き気が襲ってきたのだ
流石に仕事を休もうか悩んだが、
研修や、腰を痛めた先輩のヘルプにまわったりしていて
引き継ぎが遅れていて休まれると困ると言われたのが頭をよぎり
仕方なく、出社した
出社途中、大きな国道を通るのだが、
その時に
『いっそここで、スピード超過で信号無視の車が運転席目がけて突っ込んでくれたらな』
と考えた
会社に着き、点呼を取るときに体調不良を申告しても
普通なら"否”に丸がつくと思ったが、良否判定に"良"と丸がつけられた
普通なら、”いや待てよ"と突っ込むとこだろうが
私が意見を言う前に、後ろにいた同期の点呼が始まっていた
仕方なく、上司に相談しようとしたが
外は雨、すでに事務所で機嫌が悪いのを把握していたので
怒られるのは勘弁だと思い、体調不良は隠した
私はこのときまだ独り立ちしていなく助手席に上司がいたので、
配達は、自分がやるから運転は変わって欲しかったと思ったが
出勤時すでに事務所で機嫌が悪いのを確認していたので、仕方なく通常業務をこなした
出発前に、同期と同期の指導員が、私の体調について聞いてきた
おそらく見てわかるほど、自分の顔色が悪かったのだろ
特に問題はないと答えた