65話 トムさんと合流 1
『あっ!トム様!
ユウト様達が帰って来られましたよ。』
茂みの中から現れた僕達を見つけて、プラントさんが馬車の中にいるトムさんに報告していた。
直ぐに馬車の扉が開き、トムさんが飛び出してきた。
『ユウト様!!お怪我はありませんか!ユウト様とレオル様ならまず怪我などはしないでしょうが、やはり時間が経つにつれて心配になってしまいましたよ。』
『そうだったんですね。心配してくださってありがとうございます♪
怪我もなく無事に戻りました。』
僕の後ろからレオル兄さんが走って来て、その後ろからソルージャさん達が歩いてやってきた。
『おぉー!レオル様もご無事で何よりです。
ソルージャさん達もお怪我はありませんでしたか?』
『トムさんただいまぁ!ユウトが一緒にいるんだぜ、怪我なんてするわけないよ。笑』
『トムさんありがとうございます。ユウトくんとレオルくんがついて来てくれたおかげで、みんな無事に帰って来ることが出来ました。』
『いや本当に、ユウト君の魔法は凄かったよなぁ!あの魔法が有れば安心して戦闘に集中できるよ。』
『本当に凄かったよ!これからも一緒に行動して欲しいぐらいだよ!』
『そうでしょそうでしょ☆ユウト様には、私も出会った日から驚かされてばかりですからなぁ。』
『いやいや、何でトムさんがそんなに嬉しそうなんだよ。』
『何をおっしゃってるんですかレオル様!家族の皆様は、ユウト様の凄い才能の事が当たり前になって感覚が麻痺してらっしゃいますが、普通の人からユウト様の異常なぐらいの凄い才能をみたら、驚きますよ!それで、私と同じ気持ちになってる方にやっと出会ったのですよ。嬉しいに決まってるじゃ無いですか!』
『あははは!なるほど。確かに、俺もユウトの異常な才能を見た頃は、驚きっぱなしだったなぁ
キャハハ(ノД≦︎*)ノ゛バンバン』
『みんなで、異常!異常!ってやめて下さいよ。』
『ごめんごめんユウト君、悪気はないんだよ。でも本当に、ユウト君はそれだけ凄かったって事を言いたかったんだよ☆』
『ソルージャくん、私達を忘れないでおくれよぉ!』
『いやいや旦那様、私達が旦那様達を忘れたりする訳ないじゃ無いですかぁ!』
『そうかの?私達なんだか空気のような感じじゃったよ...ρ(・ω`・*) イヂイヂ』
『そんな事ありませんよ!
トムさん!こちらが私達がお守りしていた旦那様のボラム男爵様とお嬢様のミレーナ様です。』
『これはこれは!!ソルージャさんが護衛をなさっておられたお方は、ボラム男爵様だったのですか!!』
『おぉ!!皆んなが馬車に待たせておるトムさんとは、そなたの事だったのかぁ。
トムどの久しぶりだなぁ!元気でやっておるか?確か最後にあったのは、新作の明るいランタンを作って持って来てくれた時かな?』
『ははは!そうですねぇ。定期的にお屋敷の方にうちの野菜を納品させていただくためにお伺いしておりますが、お屋敷のおつかいの方にお会いするだけですので、ボラム様にはながくお会いしておりませんでしたね。』
『そうだった!そうだった!そなたが持って来てくれる野菜が美味し過ぎて、もぅ食事の時間が本当に待ちどうしくてたまらなくなってしまたよ☆あの野菜は、本当に素晴らしい(^^)』
『実はですね。あの野菜を作っているのがこちらのユウト様とレオル様なのですよ。』
『ほぉ〜!!君たちがあの美味い野菜を作っておったのかぁ!!ありがとう!あの野菜のおかげで、娘も喜んで野菜を食べるようになったんだよ。』
『お父さま!やめて下さい!私だけが野菜が苦手で食べたがらなかったみたいに言わないでください。(。´・ε・`。)ブー
お父さまだって野菜は苦手だったではありませんか。皆様の前でそんな事言われたら恥ずかしいですわ!!(´∩ω∩`)』
『すまない、ミレーナよ。悪気があった訳じゃ無いので許しておくれ。』
『もぅーぷんぷんですわ!
(,・`□︎´・)ノ"プンプン』




