42話 エレンさんの村 1
ガチャ!!
建物に入ると、そこは広いスペースになっていて、右端には2階に上がる階段がある。1階には中央と、両端に扉がある。
村長さんが中央の扉の前に行き。
『ユウトくん、ささ、こっちだよ。』
そう言って、俺を手招きして呼んでいる。
扉の奥の部屋に入ると、そこは広い食堂の様になっていて長いテーブルが二列に並べてあった。
『あの、ここはなんの部屋なんですか?』
『おぉ〜この建物は、親がいなくていろいろな所で孤児になっていた子を、連れ帰って来て生活が出来る様村の皆んなで建てたんだ。今いるこの部屋は、皆んなで食事をするスペースだよ。この村は小さな村だから血が繋がっていなくても、皆で支えあい助け合う家族な様に生活しているんだ。だからここで村人全員で食事をするんだよ。』
『そうなんですか。だから大きなテーブルと沢山の椅子が有るんですね(^_^)』
『所でユウトくんは森の中でエレンを助けてくれたと言っていたが、ユウトくんは1人で森で何をしていたんだい?もしかして身寄りも無く1人で暮らしているとかかな?』
『いえボクはリムル村で家族と住んでいます。森には魔石が欲しくてゴブリンやボアを狩ってました(*^ω^*)
狩りを終えて森に作った拠点に戻る途中で、ゴブリンに担がれてるエレンさんを見つけたんです。』
『なんだと!!Σ( ̄[] ̄;)!ホエー!!
1人でゴブリンやボアを狩って魔石集めをしているだとぉ!!!!何と危険な事をしているんだ!いくらゴブリンが弱い魔物と言ってもすばしこくて数で襲って来るからなかなか厄介なやつなんだぞ!!怪我などはしていないのか?』
『はい大丈夫です。時間が有れば狩りで倒しているので、ゴブリンやボアとの戦闘は慣れてます。』
『普段から狩りをしているのか!!いやはや、本当にユウトくんは、凄い子だな。』
『アハハ、慣れれば誰でも出来ますよ。』
((。-ω-)。o○︎いやいや、それは無いだろ。)
この時村長はユウトが普通の常識に収まる子では無いと思った。
『この村の人達は、どんなふうに生活をしているんですか?さっき村の人達を見ましたが、大人の方が3人に子供が8人でしたよね。』
『おぅ!!ユウトくんはあの場で村人の人数を把握していたのか!!あの場に居なかった大人が1人いるが子供の人数はその通りだ。』
『はい少し気になったので数えていました。エレンさんは、この村は昔エレンさんのお父さんとお父さんの冒険者パーティーの仲間で作った村だとお聞きしてます。後どなたかが体調を崩していたり子供達の世話も大変で、生活するのでいっぱいいっぱいになっているってお聞きしました。』
『アハハ、子供のユウトくんにそこまで知られているとはお恥ずかしい(⌒-⌒; )
確かに今食糧の調達に森に行ってボアを狩ってる時に、ゴブリンの集団に襲われ怪我をしている物がいます。傷を治してやりたいのだが回復魔法は誰も使えないし、傷を治すポーションなども村に有るはずも無いし。近くの村にも探しに言って見たが、何処を探してもポーションは見つからなかった。』
『えっ?ポーションが有れば良いのですか?』
『そうだな、出来ればハイポーションが有れば良いのだが、そんな高価な物は貴族の人くらいしかもっていないだろうしなぁ。』
『ポーションもハイポーションもありますよ。これを使って下さい◻︎ヾ(´∀︎`*)』
俺はハイポーションを出し、村長さんに渡した。
『Σ(・□・;)!!こっ!!これがハイポーションなのか!!そんな高価な物を、子供のユウトくんがなぜ持っているんだ。
いやいや、今はそれどころでは無いな。しかし、こんな貴重な物を、本当に貰ってもいいのかい?』
『はい、まだ有りますしいつでも作れますので、気にしないで使って下さい。』
『Σ(,,゜∀゜︎,,;)アララ…そうなの。。。(ハイポーションをいつでも作れるってどういう事?ユウトくん、君はいったい何者なんだ?)では、早速使わせて貰うよ。ユウトくんすまないが少し待っていてくれるかい?私は、このハイポーションをあいつに飲ませてくるので少し席を外させてもらうよ。』
『ボクの事は気にしないで下さい。怪我をしている方に早くハイポーションを飲ませてあげて下さい。ボクはここで待って居ます。』
『ありがとう。では少し失礼するよ。』
村長さんはハイポーションを持って、怪我人にハイポーションを飲ませる為部屋を出て行った。
読んでいただきありがとうございます
( *・ω・)*_ _))ペコリン
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