10話 よっしゃ‼︎野菜の収穫だ‼︎
10話
野菜の入れ物、魔法の木箱を畑の横に置き、準備は万端整った。
ちょうどいいタイミングで、兄さんがやって来た。
『ユウト、そろそろ始めるのか?』
『うん、そうだね、野菜が思った通りに成長している。
これなら十分収穫しても良いころだね。
そうだ兄さんに、これを渡しとくね。』
『うん?なんだ?小刀か?
それにしても、凄く綺麗な小刀だな?
こんな物、いったいどうしたんだ?』
『野菜の収穫に使えそうな道具を探して、物置きにいったんだ。そしたら物置きの中に、サビて刃ボロボロだった小刀があったから、リペアの魔法で直して、キャベの収穫に使えるんじゃ無いかと思ったんだ。
これで、キャベの収穫をお願いね。』
『おぉ!!魔法で、こんな物まで直せるのか ︎
よっしゃ!!じゃ〜俺は、キャベから収穫していくぜっ!!』
『あっ!!そうだ!!
兄さん、キャベは、2つぐらいは、収穫しないで置いといて欲しいんだ。』
『えっ?何でだ?』
『あのね、もう野菜の種が無いから、成長を進めて、種も取りたいんだよ。』
『あぁ!!なるほどな。
じゃ〜他の野菜も、何個か残した方がいいんだな。』
『うん。そうだね。』
『種さえ、定期的に取ってれば、毎日のように野菜が収穫出来るよ。』
『毎日っ!!
そうか、種が有れば、ユウトのスキルで毎日野菜が出来るのか!!
でも、そんなに沢山出来ても食べきれないよな。』
『う〜ん。確かに、そんなにあっても食べきれないかぁ。
じゃ〜野菜を村で売るとか?』
『おぉ〜なるほどなぁ!!
この辺は、あまり土の状態が良くないから、野菜が出来ても、あまり育ちが良くないんだ。
だから、美味しくなくて、子供は野菜が苦手なんだ。
だけどユウトの野菜は、育ちが良くて、新鮮で、とっても美味しそうだ。
この野菜なら、村の人達も喜んで買っていくんじゃないかなぁ。
(((o(*゜▽゜*)o)))ワクワク』
そんな話をしていたら、家の方から姉さんが走って来て、いきなり俺に抱きついて来た。
『ユウト、お・ま・た・せ
(((o(*゜▽゜*)o)))♡』
『姉さん、いつもそんなに走って来なくてもいいのに。
それに、抱きつくのは、やめてよぉ
(・ω・`)』
『何言ってるのよ ︎ ︎
可愛い、私のユウトを待たせる訳には行かないわ。それに、抱きつくのは、走って消費した体力の回復に必要なのよ。癒しの効果ね♡』
『相変わらずリアーナは、ユウト馬鹿だなぁ。』
『ちょっと、レオル兄さん!!
酷いじゃない!!
ユウト馬鹿とは何よ!!!!
私はただ、可愛い弟が大好きなだけよ!!』
(いきなり、姉さん、何のカミングアウトしてんだよ ︎)
『いやいや、だからそれを言ってるんだよ。
リアーナは、ユウトの事になると、昔から、周りが見えなくなるからなぁ
( ̄▽ ̄;)』
『もぉ〜いいわぁ。(´・ω・`)
っで、私が来る前に、2人で何を話してたの?』
『もういいんかぁぁぁい!!!!』
『あぁ〜そう言えば、何の話してたんだっけ?』
『う〜〜〜ん。あっ、そうだ!!
毎日野菜が取れたら、食べきれないから、村で売って見ようか?って話をしてたんだよ。』
『あっ!!それ、確かにいいかもね。
ユウトの野菜は美味しそうだから、絶対売れると思うわ。』
『じゃ〜野菜を収穫して、食べきれない分は、売るって事にしよう。』
『あっ!!そうだ。
姉さんに、これを渡しとくね。
これで、ジャイモを引っこ抜いた後、土を掘って、残りを取ってね。』
『分かったわ。お姉ちゃんにドント任せなさい!!
それにしても、凄く綺麗なスコップね。』
『本当だなぁ。
ユウト、まさか、これもか?』
『うん、同じ物置きで見つけて、これにも、リペアの魔法をかけて、綺麗にしといたんだ。』
『流石、私のユウト☆
魔法で、物を直しちゃうなんて、凄いわぁ。』
っといいながら、ユウトに抱きつく。
『もぅ、姉さんやめてよ。
収穫始めようよ。』
『よっしゃ!!野菜の収穫だぁぁぁぁ!!』 ︎
とやる気満々のレオル兄さんにつづき、姉さんと俺も
『おぉぉぉ〜!!!!』
っと、気合いを入れた。
ヨイショ、ヨイショ、
エッサ、ホイサ、
『この小刀すげぇ〜なぁ!!
全然力入れてないのに、簡単に切れちゃうぞ!!
これが有れば、何個でも収穫できて、楽ちんだぞ!!!!』
『こっちのスコップも凄いわよ。
スッと、スコップが土の中に入って行くから、全然力がいらないわ。
このスコップなら、負担が無いから、いくらでも、ジャイモ掘りをやってられそうよ。』
俺はと言うと、片っ端から、ボウネリ、ボールネリ、キャロを収穫し、魔法の木箱に、次々と収納していった。
3人で、手分けして収穫した事で、約1時間程で、収穫が終わった。
『ふぅ〜ε-(´∀`; )タイリョウタイリョウ
思ったより、沢山取れたなぁ。』
『そうね。かなり取れたと思うんだけど、収納するのは、あの木箱なのよね。
…私が収穫したジャイモだけでも、あの木箱をパンパンに出来るぐらい収穫したと思うんだけど…でも、ユウトが収穫した野菜を全部あの木箱にしまってたんだよね…
絶対に、容量がおかしいわよね?』
『やっぱりか!!
リアーナもおかしいと思ってたんだな。
俺も途中から気がついて、それからずっと気になってたんだ。』
『なぁユウト、収穫した野菜は、全部この木箱に入っているんだよな?』
『そうだよ。全部木箱に入ってるよ。』
『あのさ、ずっと気になってたんだけどな。
今日収穫した野菜全部、あの木箱に絶対入らないと思うんだけど、この木箱もやっちゃってるのか?(´・Д・)」』
『アハハ、実はこの木箱、箱の外見の大きさ変わらないけど、箱の中に、空間魔法で箱の中のスペースを広げて、時空魔法で、箱の中の時間を止めて、状態維持魔法を掛けてあるんだ。
だから、いくらいれても、大丈夫(*^◯^*)』
『えっΣ(゜д゜lll)!!
何それ!!!!この木箱、なんか凄いお宝なんじゃ無いの:(;゛゜'ω゜'):』
『あっ、何か、ランクSのアイテムになってるみたいだよ。
(^_^)
さっき、父さんに教えたら、驚いて固まっちゃったよ。』
『そりゃそうよね。私や兄さんは、もう、ユウトが異常なのは、理解したから、多少の免疫は出来てるから、もうそんなに、驚かないけど。父さんは、まだユウトの異常さを知らなかったからね。』
『異常さって、なんか傷つくなぁ……。
(ㆀ˘・з・˘)ナンカヒドクナァァイ』
『ねぇユウト、気になってるんだけど、この残した野菜は、どうするの?』
『フフフ☆よくぞ聞いてくれました。
姉さん、残したのには、ちゃんと意味があるんだよ。
さぁ〜てと。試したい事が有るから兄さんと姉さん、ちょっと畑から出てくれる?』
『あぁ、わかった。』
っと、兄さんと姉さんは、今度は、何をする気なんだ?
って言わんばかりの顔をしながら、畑の外に出る。
『じゃ〜やるよ。』
っと言って俺は、畑の全体をイメージしながら、片手を地面に置いた。
スキル 【成長】
すると、残していた野菜達が、どんどん成長し、花が咲いて、花が散って、枯れていった。
『なんだこの成長の早さわ!!』
『フフフ、なかなかうまくいったでしょ。
兄さん、姉さん、花があった辺りをよく見てみて。』
2人は、花があった場所を見てみると殻の茶色い玉のような物が、いくつもついてあり、割ってみると種が入っていた。
『おぉ〜!!
こんな簡単に、種が手に入るのか!!
スキル凄すぎ!!』
『本当よね、私も何か使えるようになってみたいわ。』
『なんか、ごめんなさい。』
『ユウトが謝る事じゃないよ。
さてと、じゃ〜今度は、種集めをしようか。』
『ねぇ、種を集めて、今日植えたら、また明日収穫出来るよね。』
『そうだな、じゃ〜いっきにやっちゃおーぜ!!』
俺達は、種を集めた後、昨日と同じように、種まきをした。
『ふぅ〜だいぶ時間掛かったなぁ。
そうだ。今日収穫した野菜を、お母さんに持っていって、今日のご飯に使って貰おうよ。』
『結構な量だから、母さんびっくりするんじゃないか(笑)』
『そうね。お母さん喜んでくれるかなぁ?
私も、料理のお手伝いしなきゃ。』
『よし、じゃ木箱を持って帰ろうぜ!!』
俺達は、木箱を持って家に帰った。
読んでいただき、ありがとうございます。
まだまだ、文を書くのが下手で読み辛い所が多々あり、不快になられる事もあると思いますが、宜しくお願いします。
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次回は、4月13日の予定です。




