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真実の物語 ーー崩れる世界ーー

その頃、隠居していた破壊神は、やっと世界の異変に気付く。


完全に姿を眩ませていた事が裏目に出ていた。


破壊神が異変に気付き、魔国へと向かった頃には既に手遅れだった。


破壊神の甥っ子は既にその姿を変えてしまう程の憎悪に包まれ、魔族の亡骸を抱えながらドス黒いオーラに身を包んでいたーーー


破壊神はその様子に驚くと共に、何とか甥っ子を止めようとするが、手も足も出ずに打ち倒されてしまう。


破壊神を退けた甥っ子は既に『魔人』へと変貌していたーーー





これはその後、生き残った破壊神が調べて分かった事だが、実は破壊神の神の力は失われていなかった。


母体となる母の中に破壊神の力が宿り、それを破壊神では無く、弟へと引き継がれていた。


しかし、神の力は弟の無意識下に留まり、表に出る事は無かったのだ。


それが、更に甥っ子へと移り渡ったーーー




そこへ、この出来事で憎悪の渦に呑まれた甥っ子は破壊神の力を目覚めさせる。


本来は破壊神の力はそもそも環境下の元に起こる現象であり、台風や竜巻、津波や噴火などを引き起こし、人類に試練を与え、成長を促す者である。


其れを復讐心に囚われた甥っ子はただの破壊に力を昇華させた。


そして、その力に取り込まれた甥っ子は姿さえも化け物に変化させ、進化してしまう。


人が魔の道に堕ちてしまうーーー


『魔人』の誕生であったーーー





さて、此処で少し整理しよう。


お気付きだろうが、『人魔大戦』の幕開けとなるプロローグを今話している。


魔人の出現に対して、『真の魔王』を覚醒させ、対応しようとする人類。


しかし、ここで言う魔王が魔人になったのだ。


では、真の魔王とは?


お気付きであろうが、それが破壊神であった。


要は、人の身では魔人に勝てないと悟った破壊神は何とかして神の力を取り戻そうとするのだ。


破壊神は下界を良くしようと思い降臨したが、その影響を家族が受け、最悪の魔人になってしまった事を後悔した。


仲間だった神々が静止した理由がコレであったのかとーーー


神が下界に及ぼす影響を全く考えていなかったのだーーー


破壊神は自身が引き起こした世界を破壊する魔人に対処する為に、神の力を求めた。





勿論、その間も魔人は世界に対して牙を剥き続け、破壊の限りを尽くしていた。


焼け爛れる大地、蹂躙される人々ーーー


祈る人々は神に救いを求めたーーー


昼夜問わず遅い来る魔人の恐怖ーーー


世界はドス黒いオーラに呑み込まれ、崩壊へと進んでいたーーー




諦めず団結し事にあたる王国を中心とした戦士達も勿論いた。


だが、魔人を崇拝し、便乗して暴れまわる者達もいた。


いつしか、魔人を中心とし、コミュニティが作られていた。


自我を失った筈の魔人は、優しかった魔王の時とはまるっきり別の人格を形成し始めていたのだーーー



後に、この魔人の群勢がコミュニティを形成していた場所が『帝国』を名乗り挙げる。


そして、魔人対人類から、魔人軍対連合軍という形を取り始める。



圧倒的な魔人の力の前に人類軍は団結し応戦するが、勝機は全く見出せず、敗北は濃厚であったーーー




だが、諦めていない者がその時にやっと訪れた場所がある。



それが世界樹だったーーー



そして、その諦めていない者こそが破壊神であった。



世界の崩壊の前に何とかしようと思い、日夜関係なく力を尽くしてやっと見つけた希望。



昔、初代国王から聞かされた話を思い出し、



天界の神々に救いを、助けを求める為に、



破壊神は世界樹へと辿り着くーーー



もう少し続けます。


区切りごとに話を区切ってたら長くなりました。

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