9話 初めての依頼
ステータスに関しては後から変更するかもしれません。
王都から出て美羽に依頼をこなせる場所に案内してもらう。
出る際に冒険者カードを提示したので、お金を払うことはなかった。
ちなみに冒険者カードに表示されているステータスはこんな感じだ。
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NAME:アカツキ・アマギリ
年齢:16歳
性別:男
種族:人族
レベル:5
クラス:魔法剣士
状態:普通
能力値
体力:500/500
魔力:200/200
STR:170
INT:120
VIT:150
AGI:130
MND:100
スキル
魔力操作Lv2 気配感知Lv3 魔力感知Lv1 危険感知Lv2 剣術Lv3 二刀流Lv1 火魔法Lv1
称号
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NAME:シエラ
性別:女
種族:人族
レベル:5
クラス:魔法使い
状態:普通
能力値
体力:250/250
魔力:500/500
STR:90
INT:200
VIT:80
AGI:100
MND:250
スキル
魔力操作Lv3 魔力感知Lv2 杖術Lv1 光魔法Lv3
称号
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NAME:ミウ・アマギリ
性別:女
種族:人族
レベル:7
クラス:剣士
状態:普通
能力値
体力:600/600
魔力:100/100
STR:220
INT:80
VIT:200
AGI:150
MND:90
スキル
剣術Lv3 危険感知Lv2 盾術Lv2
称号
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NAME:シア
性別:女
種族:獣人(狼)
レベル:1
クラス:なし
状態:普通
能力値
体力:100/100
魔力:50/50
STR:100
INT:40
VIT:90
AGI:110
MND:70
スキル
身体強化Lv1
称号
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どうやらパーティーに入っている仲間や自分の配下になっている存在だったら『隠蔽』や『偽装』を使うことができるようで、冒険者登録する前に皆の分を問題ないレベルまで変えておいた。
美羽もニャルと会った時に二つのスキルを渡されていたらしく、すでに変えていた。
ちなみにこれが本来のステータスだ。
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NAME:雨霧 暁
年齢:16歳
性別:男
種族:人族(異世界)
レベル:100
クラス:神見習い
状態:普通
能力値
体力:1,000,000,000/1,000,000,000
魔力:1,000,000,000/1,000,000,000
聖力:1,000,000,000/1,000,000,000
神力:1,000,000,000/1,000,000,000
STR:100,000,000
INT:100,000,000
VIT:100,000,000
AGI:100,000,000
MND:100,000,000
特殊能力
万能身体Lv- 神核意思Lv-
固有スキル
スキル
異世界言語Lv- 完全鑑定Lv- 無限収納Lv- 苦痛耐性Lv10 (魔力・聖力・神力)操作Lv10 並列思考Lv- 並列意思Lv- 錬金Lv10 気配感知Lv10 (魔力・聖力・神力)感知Lv10 危険感知Lv10 危険探知Lv10 (魔力・聖力・神力)探知Lv10 道具作成Lv10 剣術Lv10 二刀流Lv10 (睡眠・恐怖・覇気・瘴気)耐性Lv10 隠蔽Lv10 偽装Lv10 鍛冶Lv10 金属加工Lv10 彫金Lv10 魔法道具作成Lv10 魔法付与Lv10 全属性魔法Lv10
加護
創世神の加護
称号
異世界の勇者 神との対話者 神の加護を受けし者 異世界からの召喚者 神の力を持ちし者 邪神を倒し者 人を超えし者 神見習い 神獣の友 神獣の名付け親 邪神の友
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NAME:シエラ
性別:女
種族:大精霊(光)
レベル:174
クラス:大魔導士
状態:普通
能力値
体力:12750/12750
魔力:54720/54720
STR:6780
INT:15490
VIT:3260
AGI:7030
MND:14810
スキル
魔力操作Lv8 魔力感知Lv7 杖術Lv6 光魔法Lv10 光輝魔法Lv7 精霊術Lv10
称号
光の大精霊 創造神の友人 神獣の友
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NAME:ミウ・アマギリ
性別:女
種族:人族
レベル:18
クラス:聖騎士
状態:普通
能力値
体力:4830/4830
魔力:3750/3750
STR:1820
INT:1690
VIT:1750
AGI:1540
MND:1720
スキル
剣術Lv6 危険感知Lv4 盾術Lv5 光魔法Lv3 神聖魔法Lv4
称号
異世界の勇者
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NAME:シア
性別:女
種族:神獣(銀狼)
レベル:50
クラス:神獣
状態:普通
能力値
体力:5390/5390
魔力:3810/3810
STR:5270
INT:4360
VIT:4610
AGI:5620
MND:4420
スキル
身体強化Lv7 火魔法Lv1 (魔力・聖力・神力)感知Lv4 (魔力・聖力・神力)操作Lv3
称号
神獣
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みんな技術面では不足しているがステータスだけでは上級レベルはある。
そこを上げていくのがこれからの課題かな。
技術が高く戦闘経験が多い人がいれば訓練してもらってもいいかもしれない。
美羽に案内された場所に来ると、依頼にあった薬草であるエリン草が所々に見える。
遠くにスライムも見えたが、こっちに気付いて見るような仕草をしたと思ったら、見えない場所へ散らばって行った。
少し気になったがみんなと一緒に薬草取りを開始する。
取りつくさないように少し残しながら収穫していく。
依頼に必要な分まで収穫したら、さっき見えていたスライムがこっちに近づいていた。
エリン草やほかの薬草を上に乗せてぽよんぽよんとはねながら目の前に来た後に、上に乗せていた薬草を前に置いた。
敵意がなかったから見ていたが何をしてるんだ?
「契約してほしいのかも」
「契約?」
「魔物と契約をしたら従魔として仲間にできるのよ。従魔にするとパーティーに入れれるし、従魔に対して補助効果もあるしね。ただし魔物が契約を受け入れないといけないけどね。例外として実力差がすごくあったり、抵抗できない状態だったりしたら成立しちゃうけど」
そんなことがあるのか。
無理矢理契約するよりは受け入れてもらう方が俺はいいけど。
「契約ってどうやってやるんだ?」
「えっと…やってみるから真似してみて」
シエラがそこら辺に落ちていた木の枝を使って魔法陣を描いていく。
それを、見ながら同じものを地面に描く。
完成したら契約する魔物を陣の上に乗せる。
このスライムたちは本能的にわかっているようですぐに上に乗る。
「あとは魔法陣に魔力を流せばいいわ」
「わかった」
言われた通りに魔法陣に魔力を流す。
魔法陣に流れ終わるとスライムたちに流れ込む。
魔力が流れ込んでスライムが次第に光り輝いていく。
光が収まると体に陣が刻まれたスライムたちがいた。
不思議だがそのスライムたちと繋がっている感覚がある。
どうやら契約できたらしい。
ステータスを見てみるとまさに序盤の魔物といえる能力値だった。
しかしこの世界の生物には『進化』というものがあるらしいのでそれに期待してみよう。
とりあえず右からスラ吉、スラ太と名付けた。簡単な名前だがないよりはいいだろう。
まだスライム討伐の依頼を終えてないので、早速テイムしたスラ吉スラ太にスライムを倒しに行かせてみる。
どうやら、テイムした魔物は補正がかかるようで野生のスライムよりも若干ステータスが高くなっている。そのおかげか苦戦せずにスライムを倒していく。
俺たちはその倒したスライムからスライムゼリーや魔石を回収していく。
ある程度の範囲を倒し終わったのでスラ吉たちを戻して、回収を終える。
依頼も終わったので街に戻って冒険者ギルドへ報告に向かう。
入る際にスラ吉たちについて聞かれたが従魔だとわかるとちょっとした注意とともに通してくれた。
どうやら従魔には従魔だとわかるようなものを付けておく必要があるらしい。
スライムのような透明な魔物だと陣が浮かんでいるのでわかりやすいし、付けることができる物も少ないのでつけいていなくても大丈夫らしい。
「スライムの討伐、スライムゼリーの採集、エリン草の採集の依頼達成で合計大銅貨5枚になります」
メルティナさんから報酬である大銅貨5枚を受け取る。
Fランクの依頼なので報酬は少ないが、あと2つ依頼を達成すればEランクになれるので少しは報酬が上がる。
エリン草の依頼は常時あるようで、持ち物の中にもスラ吉たちのおかげで依頼2つ分のエリン草が入っている。
せっかくなので依頼を受けてすぐ達成する。
これでEランクになったので、冒険者カードを渡して更新してもらう。
Eランクになると近くにある迷いの森とは別の森にでの依頼を受けれるようだ。
更新が終わった冒険者カードを受け取り、Eランクの適当な依頼を受けて宿へと戻る。
シエラたちが別部屋で身体を拭いている間に買ったアクセサリーに魔法付与をしてみる。
試しに任意で発動できるシールドみたいなものを付与してみる。
魔力を流して発動してみると自分の周囲に半円の透明なシールドが出現した。
触ってみると固い感触が返ってくる。いろいろ試してみると、どうやら魔力などの流れや使用者が有害だと思うものを通さないようだ。
このアクセサリーにはこれ以上付与できなかった。
素材によって付与できる量があるようだ。これ以上付与するなら高価な素材を使う必要がある。
皆が戻ってきたので早速出来上がったアクセサリーをプレゼントする。
シエラにはトパーズが付いた指輪、美羽にはエメラルドが付いたブレスレット、シアにはサファイアの付いたネックレスだ。
皆最初は驚いていたが落ち着くと喜んでくれた。
「ありがとう、アカツキ!大切にするわ」
「一生大切にするからね、お兄ちゃん!」
「私もするー!とーさまありがとう!」
みんなが喜んでくれて良かった。
皆に魔法付与したことと付与した内容について話しておく。
何もないのが一番だが何かあった時のために用心しておくのは無駄ではないだろう。