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堕ちてきた者

フラデルフィアはよく晴れた日になった。

でも空が一箇所だけ、本当に針の先みたいに小さな黒い点があった。


「じじぃ……あの黒いぽっちりした穴はなんだぁ?」


「は?何言っとるんじゃ、そんな物は見えんぞ」


「………………老眼」


ゴキッ


「痛ぇッッッ!何だよ〜ぶつ事はないだろ(涙目」


「黒い穴ならわしも若い頃に見たぞ、その時は確か……」


ヒュ〜〜〜、


2人「???!」


ギギギギ、と最近動かしてなかった首を上に向けるとまさにそのコが落ちてくる所だった。


カ「ぅわっ」


ボスッ、ガシッ、キュー(その子が、カイトの頭の上に落ちた音×2+気絶音)

一瞬の判断で脇に飛びのいたウィンドは、恐る恐る弟子の様子を見て、


「まだまだ修行がたりんのぉ」


と、言った。


「った〜〜、なんなのココはぁ〜」


その落ちてきた子は女の子で年は17歳だと言う。


「おぬし、名はなんと言う?」


「名前?アンナ、木下キノシタ杏南アンナだけど、おじさんは?」


「………ウィンドだ」


「もしかしてココって外国!?」


「……いや、もうひとつの世界だ」


「…………はい?」


「つまり、もともと君のいた世界とは違う世界なの、ココは。あ゛〜〜頭割れる〜〜」


「やっと起きたな馬鹿弟子、まだまだ修行が足りんぞ」


「頭ガンガンしすぎて何言ってるか分からねぇ〜、う゛ーー死ぬ〜〜」


「そんなぐらいでいちいち死んでたら記録者メモリーズは勤まらんぞ」


「じじぃこそ頭の上に人落としてみろってんだ〜〜」


「ふん、わしはそんなに老いぼれとらんわ」


杏南は目の前で繰り広げられる言葉の応酬でテニスのラリーの様に首を動かしている。

そして、ふと思った。


「何で……違う世界なのに言葉が通じてるの?」


ウ「それはじゃの、」


ドンッ


カ「多分君が特別な」


ゲシッ


ウ「存在じゃからじゃろう」


カ「んだよじじぃ、横から出て来んじゃねぇ」


ウ「お前の方が先にやってきたんだろが、この馬鹿弟子!!」


ア「ちょっといいですか?」


ウ&カ「何?」


ア「作者怒ってますよ、どーしていつもいつも暴走するんだって」


ウ&カ「どーもすいません(作者と読者に向けて)」


作者:いつもいつも暴走させてすいません(汗

この話はコレで終わります。これ以上やると更に暴走します。絶ッッッ対。


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