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200文字小説

診断【200文字】

作者: 淡夏

「次の方どうぞー」


俺は扉をノックして中に入り椅子に座った


「あの…自分はどうでしょうか…」


俺は目の前に座る男に恐る恐る尋ねた


「ん〜、これはねぇ…」


男は俺のカルテを見ながら唸った


やっぱりだめか…そりゃそうだ。だって


「強盗罪に殺人罪、これは悪いけど地獄行きだね…」


男…閻魔大王は渋い顔でそう告げた。


「そうですか…分かりました。ありがとうございました」


俺は立ち上がり、地獄行きの扉を開いた。



「次の方どうぞー」

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― 新着の感想 ―
[一言] 星新一さんの「ノックの音が……」シリーズを思い出しました。三人称にすると、この書き出しからでもいけると思います。
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