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転生したら男性が希少な世界だった:オタク文化で並行世界を制覇する!  作者: なつのさんち
第十章:GoolGoalとのゴタゴタ

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生配信:安藤英知から子猫の皆へ質問させてね

◇配信準備中:生配信開始まで後少し♪◇


≪一万円:今日はいつもより遅めの開始にゃん≫

≪二千円:YoungNatterヤンナッターで機材の不具合って言ってたにゃん≫

≪五千円:安藤にした代です、まだ間に合いますか?≫

≪千円:そんなんあったなw≫

≪五万円:機材の修理代の足しにして下さい≫

≪五百円:明日朝練なので起きてから見返します≫

≪五万円:お休み!≫

≪三千円:もう二十三時だもんね≫


『大変お待たせ致しました。

 ちょっとごねごねしておりました。

 今日のお相手は安藤家(あんどうけ)三男、英知(えいじ)が務めさせて頂きます』


≪三千円:よっ、待ってました!≫

≪五百円:大丈夫です≫

≪三万円:ごねごねって何です?w≫

≪二万円:さぁ何でも質問して下さいよぉーーー!≫

≪千円:私の胸もごねごねして下さい><≫


『それではお言葉に甘えまして、子猫ちゃん達に質問しますね。

 安藤家のグッズとして開発中の抱き枕なんですけど、

 それなりに形になっておりまして』


≪三万円:全部買います!≫

≪五万円:開発段階の試作品の方が値打ち上がりそうなので今すぐ下さい≫

≪三千円:わたしもほしいです≫

≪一万円:楽しみ過ぎて眠れません!≫

≪五百円:とりあえず抱き枕自体は用意しました≫


『どういう形で子猫ちゃん達へお届けするかを考えている最中でして。

 同人誌即売会のように、

 子猫ちゃん達が集まれる催しをしたいなと思ってるんですが、

 皆さん来てくれますか?』


≪五万円:行くます≫

≪五万円:行くに決まってんだよなぁ≫

≪五万円:もう向かってるよ??≫

≪五万円:開催費の足しにして下さい≫

≪五万円:後援費用の受け付けはどちらですか?≫


『嬉しい! 皆優しいから大好きだよ。

 でね、抱き枕だけじゃ催しにならないじゃんか。

 だからぬいぐるみとかハンカチとかバスタオルとか、

 イラストレーターさんに描いてもらってるんだよね』


≪二千円:バスタオルなんて恐れ多くて身体拭けないよ?≫

≪一万円:バスタオルを入れる額も一緒に売ってくれないと≫

≪五百円:ハンカチ絶対欲しい≫

≪一万円:ショタきゅんが私の汗を舐め取ってくれる??≫

≪五万円:あっあっあっあっあっ≫


『でね、VividColorsヴィヴィッドカラーズだけがグッズ開発してても、

 ちょっと面白味に欠けるんじゃないかなぁって思うんですよね』


≪三万円:面白味とは≫

≪一万円:展開が読めないにゃん≫

≪五万円:にゃんだにゃんだ?≫

≪五千円:つまり?≫

≪千円:従いまして?≫


『子猫ちゃん達が俺に隠れて薄い本描いてんの、

 知ってるんですよねぇ』


≪五万円:えっ≫

≪一万円:冷や汗が止まらない≫

≪五百円:おい誰だよご本人に伝えたの!?≫

≪五千円:ごめんなさいごめんなさいごめんなさい≫

≪二万円:だって英知君が新しい世界を見せてくれたから!!≫

≪三千円:安藤家も悪いんだよ??≫

≪千円:責任取って結婚するべき!!≫


『うん? 違う違う責めてないですよ。

 安藤家の主催する催しものに、

 皆さんが描いた薄い本を出す場所をご用意しようかなと』


≪五万円≫

≪五万円≫

≪五万円≫

≪五万円≫

≪五万円≫

≪五万円≫

≪五万円≫

≪五万円≫

≪五万円≫

≪五万円≫

≪五万円≫


『え、あ、はい。

 これは皆が喜んでくれてるって事で良いのかな?

 もちろん何を描いても良いって事は言えないけど、

 公序良俗に反せず個人間で楽しめるもの、

 っていう内容に限らせてもらおうと思ってます。

 詳しい事は規約を定めて明記する予定です』


≪三千円:え、ヤバいんががが≫

≪安藤家一生ついてく≫

≪場所代を支払う形になるのかな≫

≪千円:参加費かな≫

≪五千円:子猫ちゃん達で集まるの楽しみ過ぎる≫


『運営方法や開催場所なんかは、

 現在調整中ですので続報をお待ち下さいね。

 あと薄い本だけじゃなくて、

 色々とグッズを作ってもらうのも面白いんじゃないかなって』


≪私達がグッズを作る??≫

≪一万円:了解です≫

≪三万円:例えば何だろ≫

≪ドット絵のお面、とか?≫

≪五千円:なるほど≫

≪壁一面いっぱいに貼れるポスターとか?≫



『あんまり俺から言っちゃうと催促してるみたいになるけど、

 トランプとかうちわとかTシャツとかエプロンとか

 イヤリングに財布に定期入れに持ち帰り用の紙袋とか

 スマホケースとかステッカーとかフィギュアとか

 靴下とかブラジャーとかパンツとか』


◇配信準備中:生配信開始まで後少し♪◇

◇不適切な発言があった事をお詫び申し上げます◇

◇もうしばらくお待ち下さい◇


『……はい。ちょっと怒られました。

 あまりこっちから言い過ぎちゃうと

 子猫ちゃん達の発想を狭めてしまいますよね』


≪一万円:違う違う≫

≪五千円:そうじゃないw≫

≪三万円:自由な発想で色んな肌着を作ります≫

≪裏地にこだわります≫

≪汚れに強い生地を探さないと≫

≪安藤家の日めくりカレンダーとか良いかも≫


『グッズを転売して儲けようって人が出て来るかもなので

 その対策で子猫ちゃん達に協力してもらう事になると思います。

 欲しい人に行き渡る仕組みを作ろうと思いますので、

 ご周知願いますね』


≪五千円:把握≫

≪愛のない業者には無慈悲な鉄槌を≫

≪三千円:訓練された強い子猫は負けないのにゃん≫

≪作って良いと言われると幅が広すぎて何から手を付ければ良いか……≫

≪五百円:作るのは出来そうにないから買って応援する≫

≪一万円:優しい世界≫


『催し以外にも色々考えている事があるので、

 またある程度企画がまとまったら生配信とかで

 事前にお知らせして行きたいと思います』


≪楽しみが増えていって嬉しいのにゃん≫

≪一万円:生配信見てるとポカポカする≫

≪身体があっつくなるにゃん≫

≪五千円:生きる楽しみが増えて嬉しい≫

≪二万円:この為に生きてるよねぇ≫

≪五百円:にゃーにゃー≫


『それでは質問などにお答えしていこうと思いますが、

 何かありますかね?』


≪三千円:鉄の盾と銀の盾と金の盾は同時に来ましたか?≫


『いや、まだ手元に届いてないですね。

 申請自体は終わってるんですけど時間掛かるみたいですね』


≪五千円:さすがに遅過ぎない?≫

≪二万円:初日に条件三つとも達成してるのに?≫

≪一万円:申請して二ヶ月も掛かるもんかねぇ≫

≪五百円:十万も五十万も百万も一瞬だったもんねw≫

≪二千円:一千万登録記念の盾でも作ってんのかな?≫

≪五万円:今日入った収益で何か買いましたか?≫


『えっとですね、収益に関してですが……。

 まだ入金されてないそうなんです。

 社長がすごく申し訳なさそうに謝っててね。

 社長が悪い訳じゃないからすごく悲しい気持ちになったんです。

 多分何かの手違いだと思うんだよね』


≪一万円:何で? うちは入金ありましたよ?≫

≪五万円:うちも安藤家の切り抜きで頂いた収益の入金ありました≫

≪三千円:安藤家は収益受け取るの初めてですよね≫

≪三万円:切り抜き動画の収益が入ってて何で元動画の収益がまだなの??≫

≪五千円:申請完了メール来た?≫

≪二万円:さすがにこれは……≫


『完了メールは来てます。

 社長も一期生の時と同じ手続きなので、

 申請方法や初回振込については何度か経験してるんですよ。

 だから何が原因か分からないんです。

 お金が欲しいとかそういうんじゃなくって、

 社長が悲しそうな顔をしてるのが辛くて、ぷっ!

 ぐすっ……』


≪五万円:泣かないで;;≫

≪五万円:社長、私達が付いてるにゃ≫

≪五万円:何か私まで涙出てきちゃった、にゃぁ≫

≪うわぁAlphadeal(アルファディール)の株が影響受けとる≫

≪五万円:全力で行くぞ≫

≪二万円:え、何が起こっているのです??≫

≪三千円:YourTunes(ユアチューンズ)の親会社の持ち株会社≫

≪一万円:GoolGoal(ゴルゴル)ちゃん見てる~^^≫

≪五万円:米国よ私を怒らせたな≫

≪五万円:安藤家と社長を泣かせた罪は重いぞ≫


『お金自体は多分向こうの手続きが遅れてるだけでしょう、

 ちゃんとした理由があるのなら仕方ないです。

 んんっ。

 こちらの問題ではないはずなのでもうちょっと待ちます』


≪一万円:ちゃんとした理由があるならですね分かります≫

≪明日入らなかったら分かってるよね^^≫

≪皇国の男性様に喧嘩売ってタダで済むと思った? 残念^^≫

≪五千円:たった五分で時価総額十兆円吹き飛んだwww≫

≪一万円:同接八百万人をにゃめるにゃ≫

≪二万円:登録者五千万人だぞ勝てると思うか?≫


『くよくよしてても仕方ないですよね!

 えっと、そろそろいつものコーナー行っていいかな?』


≪二万円:待ってました!≫

≪五千円:今日はどんな場面かな≫

≪一万円:聞きたい聞きたい聞きたい!≫

≪五万円:こっちは任せておいて^^≫

≪五万円:お願いしますお願いします!≫

≪五万円:とことんやろうず≫


『まず前提として、女の子が怒っていて、

 その機嫌を治そうとする場面です。

 そう思って聞いて下さいね。


 じゃあどうしたらいい?

 どうしたら機嫌を直してくれる?

 キスする?

 おっぱい揉む?』


『ひゃんっ!?』


≪三千円:これはダメなヤツでは??≫

≪社長の妹さんの声が聞こえた気がした≫

≪モニターに反射する自分の顔がタコみたいだったので辛い≫

≪五千円:こーれダメなヤツです≫

≪一万円:グッズに艶声(つやごえ)音声集のCD出して!!≫

≪二万円:過剰摂取したら死に至るやーつ≫


『艶声音声CD良いですね、

 YourTunesでは流せないあんなヤツやこんなヤツなど……。

 おっと、次に行きましょう。


 僕はずっとずっと我慢してた。

 こんなに可愛くて優しい女の子がずっとそばにいるのに、

 ずっと何も出来ず我慢してた。

 関係が壊れるのが嫌で、手を伸ばせなかった。

 でももう我慢出来ない!

 僕は、僕は……!!』


≪はやくきてくだしゃい≫

≪あっあっあっあっあっあっあっっ≫

≪らめぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ><≫

≪ドキドキする……≫

≪五万円:これ切り抜いていいの? 逮捕されない?≫

≪三万円:この時代に生まれて良かったにゃあ≫


『そろそろ時間も遅いので、次が最後です。

 

 僕、不安なんだ。

 知らない人がお澄まし顔で僕が何をするか、

 何を言うかじっと見つめているのが怖いんだ。

 だから、だから、仲良くなれたらって、

 執事さんの事、もっと良く知れたら、怖くなくなる、のかなって……』


≪五千円:執事を目指してる私に刺さるぐはっ≫

≪一万円:次世代の執事達が狂わされるwww≫

≪さすがに現役世代は大丈夫よな? な?≫

≪三万円:安藤家の執事……??≫

≪現役執事がここ聞く事なんてあるか?≫

≪五千円:さらに執事の競争率が上がる……≫


『さて、今日は遅い時間までお付き合いありがとうございました。

 次はもっと早くから出来るようちゃんと準備しますね』


≪英知君今日もありがとっ!≫

≪五万円:乙です!≫

≪五万円:準備ってとってもとっても大事なんだよ^^≫

≪三万円:さよならはいわないよっ≫

≪五万円:大好きです≫

≪五万円:まだまだこれから^^≫

≪一万円:時間が経つのが早いにゃ≫

≪三万円:英知君の抱き枕カバーはよっ≫


『催しの企画進行状況やその他発表などは

 YoungNatterの呟きをご確認下さい。

 そうそう、大喜利の問題答えてくれた?

 皆様のご参加をお待ちしております。


 それではまた。

 お休み、お姉ちゃん』


◇本日の配信は終了しました◇

◇またのお越しをお待ちしております◇

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