告白大作戦
給料歌合戦の後、雹さんから相談がきた。
「実は、俺、羽衣に告白しようと思うんだけど」
「えっ、そうなん?いつから好きだったの?」
千咲が問いかける
「前から可愛いなとは思ってて、海里からあの事件の詳しい内容聞いて…」
「うん」千咲がうなずく
「この人しかいないて」雹さんの声が震えてる
「そりゃ好きになるよね。」
思わず私も答える
「で、どうしたらいいか」
「うーん、大川先生とか皆にも相談したら?」
「協力してくれそう。今日は、花火大会あるし」
千咲と私が勝手に話しを進める
「実は、もう相談してて、皆には了承もらってる。
」
「えっ、そうなん?じゃあ、何の相談?」
千咲がいうと
「花火大会ももう一緒に行く約束してて、」
「うん」
「で、帰ってきてから事務所で告白しようかなと」
「うん」
「それを見守っててほしくて…」
雹さんがもじもじしながら照れくさそうに答える。
この人は、一見、クールで強そうで男らしいのにとても可愛い一面がある。
「わかった。頑張って応援してるから」
「うん、いってくる」
そういって雹さんはチャットをきった。
しばらくして遥くん達から連絡がきた
「雹と羽衣のこときいた?」
「うん。」
千咲がうなずく
「大丈夫かな?うまく行くと思う?」
大川先生も入ってきた。
「わかんないけど、最近、二人雰囲気よかったから大丈夫なんじゃ?」
恋さんまで入ってきた
「じゃあさ、告白するとき、何か音楽流そうよ」
桃花ちゃんまで…
「あ、じゃあさ、成功した後も流そ♪」
遥くん。
「よし、決まり」
恋さんが話しを締める。とりあえず二人が帰ってくるのを待つことにした。
二時間ぐらいたってから、二人が帰ってきた。
「あれ、皆どこだろ?」
羽衣ちゃんが辺りをキョロキョロみわたす。
「羽衣。」
雹さんが低いトーンで話しかける
雹さんの真剣な雰囲気に羽衣ちゃんも何かを察したのか真剣な顔になる。
そこへ、先生達が音楽を流し始めた…
これだから、エンターティナーの人達は…
「俺、前から羽衣のこと可愛いなって思ってて」
「うん。」
「この間の事件のことで、この人しかいないて、
好きです!!幸せにするので付き合ってください!!」
雹さんが叫んだ
「…」
二人の間に沈黙が流れる
「私も前から雹、かっこいいなて思ってて、でも、大好きて気持ちはもってない」
(えっ、振られる?)
こっそり、二人の会話を聞いてる私達は思った。
雹さんがチャットを繋げてるんだけど…
「でも、これから絶対持てるとは言い切れないけど、よろしくお願いします。」
羽衣ちゃんがいった。
「やったー!!」
雹さんの声と同時に違う音感が流れて、先生達が二人の元に駆け寄る
私達も
「おめでとうー!!雹さんと羽衣ちゃん」
と声をかける。
花火大会の告白は大成功に終わった。
◇◇◇◇◇




