ガチポルノ 第35話 ~最期~
「いけ、セイシル!後ろから俺を抱き着き、手コキしろ!」
俺は、前進している馬の上に直立不動で立ち上がり、前方のウィンドル一味を正面に捉える。(バランス感覚が大切だ!)。セイシルは落ちないよう、その背中へと回る。
セイシルは涙ぐんだ声で話す。
「は……は”い……でも、<救世主>さ”ん”の精液はも”う”……ッ!!」
「おいおい!まだ戦おうってんじゃないだろうね、君たちは!」
「死が確実となった今でも、最後まで抗い続けるその姿勢……<救世主>さん……なん”て立派なんでしょうか”……ッ!最期までお供します……ッ!!!」尿道シコシコ
その手コキを見た彼らは、一瞬、僅かに身構えた。だが。
シコシコ……プシッ、プシッ、
昨晩中シコり続け、残弾の無くなった俺のチンコの先からは、勢いの無い霧吹きのような潮が僅かに射出されるだけだった。
「ップッ、アハハハハハ!!!何をやってるんだ!!こっちまでまったく届いていないじゃないか!!!」
ウィンドル一味は笑い出す。
「ギャーハハハ!」「この雑魚が!」「ゼロ距離射精風情が!」「とっとと死ね!」
「きゅ……<救世主>さ”ん”……ッ!!」
構うな……続けろ!!ッ♡♡♡
シコシコ、プシッ、プシッ……
ウィンドル一味は減速し、少しずつ距離を詰めてきている。
「あぁ~あ、なんて滑稽なんだ、君たちは!だが、さすがにもう終わりにしよう!!行け!!!」
ウィンドルは馬に乗りながら剣を後方へ向け、四傑を俺たちの方へ仕向ける。
四傑たちは急減速し、俺達へと距離を詰めてきた。
「ギャーハハハ!」「死ねぇぇえええ!!」「ギャハハ……」「コッ……!??!?!?」ゴパァ
だが―――その時は突然訪れた。
四傑は突然静かになったかと思うと、俺達との距離を一定に保ち始めた。
「あ、あれ……彼ら、突然停止しましたよ……!?」
「おい、どうしたお前ら?はやくあいつらを―――!??!?」
「「「「ウ、ウィンドルさ……」」」」ドポドポドポ
「!??!?!??」
彼らの顔には、無数の小さな穴が開いていた。
その穴という穴から、大量の血が流れ出ている。
彼らは、自分の顔を拭おうと手の甲で顔を擦るとそのまま、皮膚ごと自分の顔を掬い取った。
「め……目が……あれ……?」「痛い……痛い……?」「ゴポゴポ」「ああ”あ!ああ”ああ”!!!」
「「「「ヒ、ヒヒィィイン!!!!」」」」ジュゥウウウウ
彼らを運ぶ馬もまた穴だらけになり、最終的にはスポンジのような見た目へと変わっていく。
俺は、ニヤリと笑う。
「あ、<暗殺者>ァーーー!!!一体何をしたァ!!!!!貴様らと僕たちの間には距離があった筈!!!精液にかかってもいないのに、なぜこんな事になるんだァ!?!?!!!」
もう一度言うぜ?『さっきの言葉、そのまま返す』ってな―――
やはり、馬鹿はお前だウィンドル―――俺はお前の策など全てお見通しなんだ!!
「な、何を言う!!!?!??」
お前は、『最初から俺たちに、ブレーキをかけさせるよう仕組んだ』と言っていた、だがそれも違う。
実際、そのお前の思考すらも、俺の掌の上だったんだ。そして、予めお前の動きが分かっていれば、怖いものはない!!!
「<救世主>さん!これはいったいどういう事でしょうか・・・!?」
さっきウィンドルが荷馬車を避けた動きで確信したぜ。あいつの能力の正体―――!
「ま、まさか、ウィンドルさんの能力の正体が分かっていたんですか!!!???!!!?」
つづく




