ガチポルノ 第34話 ~策~
急ブレーキで唸りを上げる後輪!
ウィンドルに急接近するは、相対速度的に勢いを増す荷馬車!
今まさにウィンドルを轢き殺さんとする、その時!
「馬鹿はお前だ〈暗殺者〉!!そんな所だと思ったぜ!!だが―――僕はお前の考えなど全てお見通しなんだ!!」
「!?!??!?!?!?!?」
ウィンドルが叫ぶと、馬は突如として真横にスライドした!!
荷車の衝突を避けたウィンドルは、馬のすぐ真横を、前方へと抜けていく。
「……!??!?」
「あらかじめ貴様の動きが分かっていれば、避ける事など造作もない!!」
「よ……避けられた……どうして僕たちの動きが分かったんでしょうか……!?」
「君たちは、『自発的にブレーキをかけた』と思い込んでいる―――
だが、それは違う。僕は『貴様らにブレーキをかけさせた』んだ!」
「まさかっ……!左右から八傑を襲わせ、ウィンドルさん自身を轢き殺させようとしたのは、全て最初から僕たちにブレーキをかけさせることが目的だったんですか!?」
「ハハハハハ!いかにも!!」
「ど、どうして……!」
「貴様らの唯一のアドバンテージ、それは『移動』。逃げている間は、死なずに済むわけだからな。
だが―――減速し、先を越しさえすれば後の話は簡単だ。ただ、近付き、首を刎ねる。
どのみち、その馬も限界そうだから再加速も無理だろう。」
馬「。」ゼェゼェゼェゼェゼェ(睾丸の内部が露出している)
目的を果たすためなら仲間の命だって惜しくないってわけか……!
「それに――――」
「「「「ククク……」」」」
前方で、4人が笑っている。
「!!!八傑の奴ら、まだ半分が生き残っています!!!」
「「「「同士討ちしたのは八傑の中でも雑魚の4人だぜ……!」」」」
八傑が0傑になったとおもったら四傑に……!
「さて、依然として人数でも有利。対して君たちは速度を失い、僕たちの後方へと付いた。」
四傑
「「「「もう貴様に逃げ場はない!!」」」」
「だが僕は君に感謝している。君たちのおかげで、僕は玉座を手に入れることができるんだからね!!!」
「死ね!」「死ね!」「死ね!」「死ね!」
「いよいよもう終わりです……!これ以上は逃げることが出来ません……!」
セイシルは、俺の顔を見る。
「!??!??」困惑
「―――なぜ、笑っている?」
「「「「ついに諦めたか!」」」」
俺は口角を上げ、高らかに宣言する。
さっきの言葉、そのまま返すぜ―――!
馬鹿はお前だウィンドル!!!!!!
セイシル、俺に後ろから抱き着け!
<デス・スペルマ>だ―――――!!!!!!
「!??!?!?!?」




