ガチポルノ 第13話 〜逃亡〜
俺を殺すために近づく護衛の男。だが足元には猛毒精子!
男の右足は溶け、その隙に王宮を脱出した俺!
しかし、突如始まった国民放送―――『俺を殺したやつには王位継承権が与えられる』だと!??
民衆に追われる俺!!一体どうなる!??
「オイ……アイツ……犯人じゃね……?」
落ち着け……冷静に振る舞えば、奴らも諦めるだろう。
「居たぞッッッッッ!!殺せッッッッッ!!」
「王位継承権は俺のモノだッッッッッ!!」
マズい!!バレた!!
俺は、広場を駆け抜ける。
後ろから迫り来るは、放送を信じた無数の民衆……
だが……俺は覚えた!迫りくる敵を足止めする手段―――――!
去勢している今だからこそできる、必殺技―――――!
<デス・トラップ・スペルマ>(置き毒精子)!!!!!
ポタポタポタポタ……
「うわああああ!!」ジュウウウウウ
「足がッッッ!足がッッッッ!!」
そう、追うものと追われるもの……その位置関係は直線上――――!
俺の真後ろを歩くものは、必ず俺の毒精子を踏み抜く――――!
へへっ、どうだ、哀れな民衆共め!
俺は、後ろを振り向く。
なっ―――――
民衆達は、まだまだ俺の事を追ってきている。
奴ら、俺の精子を「迂回」していやがる――――――!!!
そう、ここは城下町のメインストリート。
交易のため道幅は広く確保されており、自分の真後ろ以外にも、回避するスペースは残されているッ!!
「気を付けろ!!奴の妙な液体に触れると肌を溶かされるぞ!!!!」
クソ、対策された……ッ!!!このままだと追いつかれてしまう……!!!!!
こうなったら、やるしかない、”禁じ手”を!
==============
キーンコーンカーンコーン……
ガタッ!!!
シュババ
タッタッタッタッタッタッタッ
『まってwなんか走ってんだけどwwウケるww』
『アイツまた逃げやがった……!!』
『普段大人しいのに帰るときだけ早すぎだろ!』
==============
学校が終わり次第、いじめられないよう一番に教室を出る、それが俺……!
小、中、高と、12年間を帰宅部で過ごした俺の脚力を舐めるな……!!
グ、グオオオオオ!!!!!!!!
俺は、走りながらイナバウアーの姿勢を取る!!!
そして、スプリンクラーのように回転し、精子を撒き散らす!!!!
<スピニング・デス・トラップ・スペルマ>(回転撒き毒精子)――――――――――!!!!!!!
そう、竿の無くなった俺に、以前のような精子の射出力はない……
だが、体を高速で回転させることにより、精液を遠心力で遠くまで飛ばすことが可能なのだ!!
しかし、この技を使うには、尿道を脚力で無理矢理萎める必要があり、体のダメージとは相当にトレードオフ!一か八かだ!
「クソ!あいつ、妙な液体を撒き散らしやがった!当たり判定が増えたぞ!!」
「気を付けろ!!アイツの真後ろ以外も危ないぞ!」
民衆は、当たり判定の増えた俺の精液を踏み抜かないよう走る。
――――計画通り!!!動きが遅くなった!!!!!
民衆と俺の速さが五分五分なら、ビハインドを負った奴らの方が不利――――――!!
このまま、逃げ切らせてもらう!!!!
徐々に開く民衆との距離。
まあ所詮<無能力>の連中なぞあんなもんですよ笑笑
これで逃げ切れる――――。
そう確信を得た俺の耳に、聞き覚えのある声が入る。
「居たぞォッッッッッッッ!!!あそこだァッッッッッ!!!!」
誰だ!?この男の声は………!
護衛の男か!?いや、それよりもっと前の―――――!!!!
「殺せえええ!!!!!」パカラッパカラッ
背後から聞こえる、蹄の音。まさか――――――!!!
「騎士団よ!!奴を殺し、我を国王とするのだ!!」
アイツは、騎士団長!!!!転生直後の俺の体を切断した奴だ!!
部下を引き連れてきている!!10、20人はいるぞ!????
そして、乗っているのは、”馬”―――――!!!
あの重騎兵団、民衆や俺とは比較にならない程の速度!!!!!
おまけにアイツ、俺の精子を踏まないよう、斜め後ろ、精液の射程外から追いかけて来やがる!
愚直に踏み抜いたスカーフェイス君より頭良いな やっぱコイツが護衛の方が良かったんじゃね笑(第7話 『騎士長にその立場を奪われても不思議ではない。』についての言及)
「ハハハハハァ!これで地位は俺の物だア!!」
騎士団長の声は、もうすぐ右側まで来ている。
まずい、追い付かれる!!!!!
相手は高速の馬、生身では必ず追い付かれる――――!足止めの精子も、もうキンタマが限界だ!!しかもこの街道、俺の精子はことごとく無効化される!!一体どうすれば―――!!!!!
つ
づ
く
↓ いいねボタンを押すと
いいねボタンが押されるよ




