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Tanaka-KOZO 短編小説集

江ノ電の唄

作者: Tanaka-KOZO

https://www.youtube.com/watch?v=Li1c9AWMybg


江ノ電の唄


ほら、夏の始まりを知らせる木漏れ日が


そう、今でもあの頃と何も変わらないさ


平日はガラガラに空いている江ノ電のシート


あの時と同じ海見ながらバスと並走した


ねぇ窓開けると風切るのが心地よい


日差しに照らされた江ノ電が走りゆく


Un…、七里の海が眩しくて、初めて手をつないだ時を思い出す


ほら、踏切がまた鳴ったよ 列車が来たよ 急いでよ 鎌倉行に乗るよ


そう、極楽寺のトンネルをくぐる頃


手にした文庫本を落として転寝した。


Un…、坂ノ下の路地裏で眺めた縦長な海をいつまでも…


ほら、踏切がまた鳴ったよ 列車が来たよ 急いでよ 鎌倉行に乗るよ

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