表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/15

File4 「指した道の先」

綺麗な星空。

あの日、願った星空。

1/8、私が願った星空の中。

星々が道を示している。

彼らはその道をまた走った。

永遠と続くような星の道。

無重力なのに重力を感じる、足に力も入る。

これはマジックか何かの仕掛けがあるのだろうか?

そう思いながら、紗楽は走る。

無重力なのに、疾走している感じがする。風も感じる。

ここは一体どこなのだろう。

どこか、変なところに導くのではないか。

まさか、また母親が俺を傷つけるのか…?

そんな疑心暗鬼の彼、薫もまた、走る。

彼は願う。

この先に、人がいることを。

声が出せないから人がいるかを呼びかけたりも出来ない。

無力と絶望に駆られながらも、微かな期待を信じて走る飛鳥。


「ここは星の中央だよ。」

誰かの声がした。

「ねぇ、ここで遊ぼう?」

また声がした。

子供のような、可愛らしい声だった。


星の中央で出会う。

それは、突然の出来事だった。

「うわぁっ!!」

「貴方達、誰!?」

それもそのはず、

3人共、夢中になって走っていたので、先が見えていなかったのである。

紗楽 「人が、いる…?」

薫 「あぁ、いるみたいだな」

少々困惑しながらも、3人は状況を把握したようだ。

安堵の表情を浮かべながら、彼らは自己紹介を始めた。

紗楽 「石川紗楽、高校2年生です。趣味はフルート、吹奏楽を愛してます、よろしく!」

薫 「よろしく、紗楽さん。高3、バスケ

部、西島薫です、よろしく。」

紗楽 「よろしく、西島さん。えぇっと、貴方

は…?」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ