楓編の登場人物まとめ
楓
このエピソードの主人公。
同時に書き手の分身。
凶悪なスペックを誇るなかむらけの中でも、頭の回転に特化したスペックを持つ。
本来は自由奔放で、「なんとかなる」で全てをなんとかしてきた先天的な天才タイプ。
今回はその頭の回転が引き金となり、事件が起きたのは実質こいつのせい。
1を聞いて100理解する本物の天才ではなく、1を聞いて10理解し、そこから100の仮説を立てて1000に対応する特異な精神を持つ。
借りたものを改造してしまう改造厨でもある。
好きな言葉は「百花繚乱」。
好きなゲームは無双系とRPG。対人系は苦手。
好きな食べ物は煮物。
夜白「凶悪すぎるスペックのくせに意外と鈍感なのよね」
裕「だいたいこいつのせい」
葉月「仲間のためなら世界相手に完全試合するって言ってたけど、案外やりかねないよね」
水無月夜白
楓の親友。
凶悪スペックのなかむらけを除けば、極めて高いスペックの持ち主。
そのせいか当初は消えていた。
精神的には人並みで、落ち込んだりするとなかなか回復しない。
男子を名前で呼ぶのが苦手。
構想段階では最後まで消えている予定だったが、急遽復活したという経緯を持つ。
モデルとなった人物はなく、作者の「こんな友達がいたらいいな」という妄想から生まれた。モチーフは猫
ぬいぐるみ好きで、部屋には沢山のぬいぐるみが置いてある。
好きな言葉は「千差万別」
好きなゲームはシューティング系。ゲームに関しては楓すら軽く上回る
好きな食べ物はモンブラン
楓「なんだかんだ右腕的存在だよな」
裕「俺に対する扱いがひどい」
葉月「意外と可愛いところあるんだよ」
五反田裕
楓の親友その2。
悪友にして生粋のバカ。
快活な性格で、誰とでも仲良くなれる才能の持ち主。
当初は消えている予定だったが、作者の意に反して復活。作者ですらこいつの動向は読めない。
素材はいいのに行動で全てを台無しにするタイプ。
楓と仲良くなった最初の一人でもある。
いつもはやる気にあふれているくせに、肝心な時に消極的。
元になった人物はなし。作者の妄想から生まれた。
扱いが割と酷い。
好きな言葉は「食べ放題」
好きなゲームはシミュレーション系。
好きな食べ物は肉。
モチーフは狸。
楓「バカなんだよなぁ」
夜白「バカなのよねぇ」
葉月「二人とも酷い!」
五十嵐葉月
楓の親友その3。
小柄な体躯に小動物のような行動から、一行のマスコット的存在。
かつて楓のせいで心的外傷と失語症を患っていたが、どちらも自意識で快復した過去を持つ。
楓に好意を寄せているが、好意を抱いたのはかなり昔。
作者の夢に出てきた女性が元となっている。
普段はふわふわしているが、時折阿修羅クラスのオーラを纏う。要は嫉妬の鬼。
家事が得意で、得意料理は煮物。意図が見え見えだが腕は本物。
好きなゲームはアトリエ系。
好きな言葉は「一連托生」
好きな食べ物は甘いもの。
モチーフはリス。
楓「時折すごい殺気を放つよな。普段はのんびりしてるのに」
裕「好意がわかりやすいけど、そのために努力してるから尊敬してる。あと甘いものあげると無限に食べるから面白い。」
夜白「裕ですら気づくのに、なんであいつは気づかないのか不思議でならないわ」
細田優香
香織、静也の同級生。
過去の事件がきっかけで楓を尊敬している。
今回は悪役として登場したが、本物の彼女はすでに鏡の世界に囚われていたので実質出番なし。
楓「どんまい」
裕「あったことないからわからない」
夜白「上に同じ。」
葉月「私も。」
ロリン
真の名は憐命の女神「ローエングリン」
実在のアーサー物語とは違って女性。
所有スキルは「鏡の世界の創造」と「影響衰弱」。
楓に負けてからはホームステイという名目でなかむらけに引き取られる。
本来は諭すような話し方をするのだが、「ロリン」としての普通の話し方も気に入っている様子。
スキルに関しては後に楓から条件付きで返された模様。
元になった人物は当然、ケルト神話のローエングリン。