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一頁だけの時間図書館 ―貸した時間で、私は恋を返す―

作者:お試し丸
街外れの静かな路地に、一風変わった図書館がある。そこは“時間”を貸す図書館――「一頁単位」で、誰かの過去の一瞬を借り、やり直すことができるのだ。ただし代償として、借りた人は自分の記憶や感情の一部を差し出さなければならない。

司書見習いの楓(かえで)は、幼い頃のある一日を失っている。その理由を知るため、今日も静かに本棚の間を歩き、貸し時間の申込書に目を通す。ある日、妹の笑顔を取り戻したいという青年・神谷颯太(かみや そうた)が現れる。彼の願いは単純ではなく、借りる時間の代償は思いがけず重かった。

楓は貸出の儀式に関わるうち、時間が巻き戻される瞬間の奇妙な重みを感じる。人の過去を修復することは、同時に他人の未来に小さな波紋を残す行為――。それでも楓は颯太のために、慎重にページをめくる。やがて、図書館の奥で見つけた一冊の白紙の本が、彼女自身の消えた一日と繋がる手掛かりとなる。

一頁だけの貸出。失った時間は取り戻せるのか、代償は何か。小さな図書館で交わされる、人々の願いと秘密の物語が、今、静かに開かれる――。
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