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子ザル調査員の災難体験

子ザル調査員の災難体験 天狗と竜の神隠し事件

作者:巴鱗
首元ほどで短く切られた黒い髪、緑がかった瞳、小麦色に焼けた肌に160センチに届かない程度の身長にしなやかな手足を備えた男としては小柄、女としてはほぼ平均的な体格の倉上友希(クラウエ ユウキ)(当時18歳)は、大学生時代、体の丈夫さと野外でのタフさそして目の良さを買われ、大学OBのとある先輩に誘われた野生動物のアルバイト調査員を始める。
 コンビニどころか一部テレビ番組も映らない田舎育ちであった倉上は、アルバイトとしては破格な日当に味をしめ、ニコニコ顔でOBの先輩にこき使われ続けた。
 その一方で、妙な勘の良さに加え過酷な現場へ放り込んでも平然と帰ってくる様子に、コイツは使える!とやはり味をしめてしまったOBもまた、新たなバイトに誘い続け、気が付けば3年、4年と時間が経ち…、倉上本人のコミュニケーション能力の低さと気楽さ、生来の能力に加え無駄に高くなったサバイバル能力が存分に活用されてしまい、大学卒業が目前に迫るも就職活動ナニソレ美味しいの?と気が付けばそのままフリーランスの野生動物調査員に育成してしまった。この事実にOBは酒を飲みつつ一瞬戦慄を覚えるも、ビール缶を飲み干す頃にはすっかり忘れて今に至る。
 一方、倉上はそんな事は気にもせず、何か気になるものを見つけるとヒョイヒョイとサルのように木を登る様に、周囲の者は野猿やら子ザルやらと揶揄し続け…結果、22歳になった今でも見知った調査員達の間でのあだ名は子ザル(22歳・メス)である。御年22歳の立派なメスである。
そんな子ザルは、とある山中の限界集落直前の田舎村にて生物調査に参加する。炎天下の中、調査を行っていると、雇い主からクマ探しの指示を受け、山へ足を踏み入れるも謎の骨を発見してしまう…これは波乱いや混乱に満ちた子ザルの1年間の活動記録である
灼熱の河原で
2025/07/01 20:20
夏季調査2日目
2025/07/03 20:20
幕間1
2025/07/05 20:20
秋季調査
2025/07/06 20:20
幕間2
2025/07/07 20:20
前泊、前日入り
2025/07/08 20:20
冬季調査
2025/07/09 20:20
冬季調査3日目
2025/07/11 20:20
幕勘 3
2025/07/12 20:20
春季調査前日
2025/07/13 20:20
ねぐらさがし
2025/07/14 20:20
踏査
2025/07/15 20:20
失敗と成功
2025/07/16 20:20
発見そして遭難
2025/07/17 20:20
脱出と進展
2025/07/18 20:20
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