5話 地理
フィヴェリア中央政府地方監視室にて〜
「破壊神は見つかったか?」
「あぁ、イーベルトの森の鍛冶屋で匿われてる様だ」
「鍛冶屋だと?オーナーは誰だ」
「聞いて驚くなよ?
世救の鏡の元メンバーだ」
「なんだと!?まさか、いやでもしかし……」
「引き続き俺は監視を続けるよ」
「あぁ、私も注意しておこう」
━━━━━━━━━━━━━━━
鍛冶屋にて〜
これは鍛冶屋にやってくる客から聞いた話だが魔王軍と冒険者の戦いの状況が著しくないらしい
「侍大丈夫かな」
「アイツの事だし大丈夫でしょ」
「そうか?最近の魔王軍は知性が増してるって噂だぞ?アイツじゃ対処し切れないんじゃないか?」
「でも他の冒険者も大勢参加してるらしいし、
平気だよ」
政府が魔王軍進軍の知らせを出したら冒険者ギルドは冒険者の半数以上を兵に出さなければならない
普通なら嫌がる人が大半だろうがフィヴェリアにおいては違うのだ
なにせ魔王城がある魔大陸はフィヴェリアからさほど離れていない
距離にして3万kmである
なので家族が魔王軍に殺された冒険者は少なくない
だから喜んで兵になるのだ
復讐の為に
魔王討伐侍もその1人である
家族を魔王軍に殺されたのだ
喜んで兵になる
復讐の為に
「魔大陸と中央大陸ってどのくらい離れてるの?」
アリスが話しかけてきた
いかんいかん、思考が悪い方に行っていた
「距離にして3万kmぐらいかな」
「へ〜?それって近いの?」
「あぁ、2日もすれば渡れる距離だ」
「ここからはどのくらい?」
知らん!
そう言おうとして踏みとどまった
「13万kmぐらいじゃない?」
夜城さん!
あなたは救世主だ!
「そんなに遠いの!?ここは中央大陸じゃないの?」
「うん、ここは南大陸
魔王大陸から1番離れた所にある
丁度いい、今日は地理について授業をしようか」
「やったー!最近魔法ばっかで疲れてたんだよねー」
アリスはC級魔法ぐらいなら完璧出来るようになったのだ、
夜城さん曰く魔法を覚えておいて損は無いとの事
今日の授業を要約すると
俺達の住む惑星の名前は「オラリス」
主に6つの大陸によって分かれる
魔大陸、中央大陸があり、中央大陸を取り囲むように火、水、風、木の大陸がある
俺達の住む南大陸は火の大陸だそう
北大陸が水
西大陸が風
東大陸が木
だそうだ
「へ〜!大陸によって属性が違うんだ!」
「うん、昔、属性神が統治した大陸によって違うのよ。」
俺と光とアリスは地理について詳しくなった!