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Lost memory Your life   作者: わかめかめ
2章:聖龍王国ドラギア編
37/43

35話 業炎の神王

数日後、

俺はドラギアの元に呼ばれていた。


「おぉ、来たか。早かったな。」

俺が着くと、ドラギアはもぐもぐと朝食を取っていた。


「少し早く着いてしまいました。」

「いい心掛けじゃないか。

どうだ?お前も食べるか?」


そう言えば朝食がまだだったな。


「いいんですか?こんな豪華そうな物。」

「あぁ、友達だしな。」

いつから友達になったのだろう……

まぁいいか。


「じゃあお言葉に甘えて。」


┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


「ふぅ、幸福幸福。」

「いい食べっぷりだったな!

見ていて気持ちがいい。」


朝食を食べ終わった俺たちは応接間らしき所に座っていた。


「それで、今日お前を呼んだ理由だが、

1つ目の試練について説明をしようと思ってな。」


1つ目の試練、

確か「暁の力を手に入れる」だったか?


「暁の力を手に入れる事ですよね。」

「あぁ、その通りだ。」

「暁の力ってなんなんですか?」


「暁の力はな、「業炎の神王」が扱う流派の事だ。」


……!

新しい神王!


「神王の元で修行をするんですね!」

「そういう事だ!

アイツの使う流派は唯一無二、更に剣士として最強に近い人間だ。アイツの元で修行をすれば必ず力になるはずだ。」


やけにその神王を評価してる気がするな、

「その神王とは知り合いなんですか?」


「ん?あぁ、1度俺も負けた事があるんだ。」

「え!?ドラギア様が!?」

「まぁ、あの時は油断してたんだよ。」

そうなのか。

よっぽど強い人なんだろうな。


「出発は1週間後でいいか?」

「はい、構いません。」

「分かった。血戦十字軍(けっせんじゅうじぐん)を派遣しておこう。」


「けっせ、ん?なんですか?それ。」

「知らないのか。

名家、カルテット家の軍だ。」


カルテット家、この街に来てから何度か耳にした事がある。


「へぇ、聖龍騎士団じゃないんですか?」

「あぁ、輸送に関しては聖龍騎士団よりも上手だ。

安心して行くといい。」



出発は1週間後。

俺は、1つ目の試練挑むのだ。

聖龍王国ドラギア編終了

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