30話 聖騎士 VS 次期勇者
この世界の住民は全員、初級程度の魔術なら使えます。
暁斗たちAランク冒険者なら中級程度なら、
光は最上位魔術も使えます
「決闘、始めッ!」
その一言で戦いの火蓋が切られる
「先手必勝!『造形岩石』!」
魔術で岩を作りマリーさんに目掛けて飛ばす。
「ハァッ!!」
一撃で壊されてしまった……
まぁいい、ハナから当たるとは思ってない
俺は素早い動きでマリーさんに近づく。
すると……
マリーさんが指パッチンをした。
「『永刻』」
ズゥゥゥン
……!?
「なん、だ、これ……」
動けない?
違う、時が止まってるんだ。
反則だろ!?
「一閃!」
待て待て待て!
うぉぉぉ!動け!体!
「ふんっ!
あれ?動けた!」
「流石は神王に勝った男、
この程度、造作もないか、」
造作もありますけどね?
ていうかさっきから思ってたが、口調がさっきと違うよな。
接客用の顔とは違うってか、
「剣技一閃!」
「うおっ!ふぅ、
なぁ、マリーさん、俺がもし負ける気がしないって言ったらどうする?」
「本気を出すまでですが、」
まだ本気じゃなかったのかよ……
「分かりました、じゃあ本気で来てください。
俺はアナタに勝ちます!」
「ふっ、面白い人ですね。
分かりました、本気で行かせてもらいますよ!」
俺の狙いは真奈と戦った時の"アレ”だ。
おそらくだが、あれは俺がピンチの時に発動する
特殊スキルとかだろ!うん!
そうに違いない!
とは言え、マリーさんが必殺技でも出せば万々歳だ。
"あの"力が発動しなくても、受け止めさえすればこっちのもんだよ。
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「何考えてんだ?アイツ……」
四柱の本気の技を食らって生き残る程強くは無いと思うんだが……
ちなみに他の奴らは観客席で2人の戦いを観戦している。
光は「お兄ちゃん頑張れ〜!」とか
アリスは「暁斗、大丈夫かな……」とか言ってる。
モテモテだな
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マリーさんが剣を構える。
「『希新の涼ら風』」
……!
来る!
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神撃スキル
〘 亡滅の記憶〙
を入手しました
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何それ!?
まぁいい!
「〘 亡滅の記憶〙!!!」
その瞬間、俺は気を失った




