25話 スカイクルー
俺たちが聖龍王国ドラギアに行く事になって早2週間が経過した
2週間の間に俺らは家族や友人へ連絡をした。
母さんは心配そうにしていたが、父さんは快く送り出してくれた。
ちなみに俺の家族は6人家族。
母、父、兄、姉、妹、俺の6人だ。
兄はどこかで冒険者をしているらしい、
姉は実家でニートをしている。
実にだらしない。
弟として恥ずかしいよ。
聖龍王国に行くメンバーは、
俺、光、アリス、夜城さん、サリアさん、
真奈、玲二さん
の7人だ。
真奈は仕事があるんじゃないかと思ったが、
「はぁ?ワタシも行くに決まってるでしょ?
何よ!仲間はずれにする気!?
仕事ぐらい他のやつに任せとけばいいのよ!」
だそうだ。
以外と子供っぽいな。
初対面の時の威厳はどこに行ったのやら……
ちなみにウヴァルは付いてこないらしい、
俺と契約している限りどこでも一瞬で飛んでこれるからわざわざ付いてくる必要が無いらしい。
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出発当日
「よーし、みんな揃ったみたいだな?
これから空港に向かうぞー!」
サリアさんがいつにも増して意気揚々としている。
「なんでアンタが仕切ってんの?」
「そりゃあ俺が1番年上だし?」
真奈が呆れた顔をしている
「玲二、頼めるか?」
「人数が多いので2回に分けてになりますが、
問題ありません!」
空港までは玲二さんの転移魔法で行く事になった。
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「ふぅ、転移ってなんかフワッって感じするよな」
「分かる!なんか体が一瞬浮く感じ!」
俺、アリス、光、夜城さんの4人が先に転移した。
オラリス宇宙空港
銀河で1番デカイ空港にやってきた。
「初めて来たけど、やっぱ生で見ると壮観ね。」
みんな頷く
それもそのハズ、普通の空港とは訳が違うのだ。
このオラリス宇宙空港、
飛行機があるのはもちろん、宇宙戦艦やロケットなどもあるのだ!
更に極めつけは「スカイクルー」
フィヴェリア政府が開発した群星間移動船である。
なんとこのスカイクルー、約200万km離れてるドラギアまで一日で行けるのだ。
「……サリアさん達遅くない?」
確かに
何かあったのだろうか、
そう思っていると……
「信っじられない!最低!」
「内宮様、落ち着いてください」
「はぁ!?最初に言い始めたのはお前だろ!」
「アンタが言い出したんでしょ!?」
おいおい、出発する前から喧嘩か?
アタフタとしている玲二さんの気にもなったらどうだ
「どうしたんですか?」
「別に?何も無いさ。」
「はぁ、なんも無いわよ」
何も無いは無理があるだろ……
「本当に何も無いよ、さぁ行くぞ」
サリアさんが先導して歩いて行った。
冷静さを欠いたサリアさんは初めて見たな
「なぁ、真奈
何があったんだよ?」
小声で話しかける
「ねぇ、ワタシが居なくなったら寂しい?」
「……は?
急になんだよ、」
「ワタシが聞いてるの!寂しい?!」
「まぁ、多少は」
「多少か、
ちょっと傷ついた!」
そう言って真奈は歩いて行ってしまった。
しまった、
嘘でも悲しいって言えばよかったか。
「なぁ、光、
女心って難しいな……」
「今のはお兄ちゃんが悪いよ……」
やめて、同情するような目で見ないで
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スカイクルー乗り場
「そう言えば、これっていくら掛かるんですか?」
「全員で数百万だな」
!?
「あ、え、な、なんか、ごめんなさい」
「なんで謝るんだよ
未来ある子供たちへの投資さ。
それに、政府も協力してくれてるしな、」
「俺、絶対強くなります!」
「おう!」
俺たちはスカイクルーに乗り込んだ。
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銀河に揺られて200km
永遠に続いて欲しい一日が始まった。




