11話 中央大陸へ
アリスが暴走してから1時間後
夜城さんと光が帰ってきた
「あれ?アンタも寝てて良かったのに」
「夜城さん、ちょっと話があります」
今のアリスでは中央大陸に行くのは無理だろう
「アリスについてです」
俺は今あった出来事を全て話した
光は悲しそうな顔をし、夜城さんは黙って聞いていた
「なるほどね、アンタは本当にそれがアリスの為になると思ってるの?」
「え?はい、アリスにはキツいでしょうし、俺が提案した事なので」
「アタシはそうは思わないかな。アリスはね、自分の意思でついて来たいって言ったのよ。
それに、また暴走したらアタシ達が止めてあげればいいでしょ?まぁ、アリスに聞いてみないと分からないけどね、」
そうだ、なんで俺が卑屈になってたのだろう
アリスの気持ちを尊重しなければいけないのに
「そうですね、俺の意識で決めてしまってもアリスに失礼ですよね」
「そういう事、分かったら寝るわよ?
明日は早いんだから。」
「はい、おやすみなさい」
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朝
目覚めるとアリスの顔がそこにあった
「うおっ!?び、びっくりしただろ……」
「ふふっ、ごめんごめん
昨日の事謝りたいと思ってさ、」
「あぁ、俺の方こそごめん、アリスには少しペースが早かったよな。
考えが甘かったよ」
「ううん、私こそごめんね、ちゃんとみんなで話し合うべきだったよね。
これからはもっと相談し合って冒険して行こう?」
「あぁ、改めて、これからもよろしく!」
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出航の時間になった
あの後、夜城さんが聞いていたらしく
ものすごくニヤニヤしてきた
恥ずかしいからやめて欲しい
「よーし、これでしばらくは南大陸ともおさらばね」
「どうせすぐ戻ってくるでしょう?夜城さんは鍛冶屋があるんですから」
「鍛冶屋なんてどこでも開けるわよ、中央大陸でも開けるしね、
それじゃあ、みんな行くわよ!
いざ、中央大陸へ!!!」
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船上でゆられている時間は2日間
その間はとても暇である
なので気になっていた事を真奈さんに聞くことにした
「あの、真奈さんちょっといいですか?」
「んー、どーしたのー?」
ものすごく顔色が悪い
船酔いだろうか、いつもより気だるそうにしている
「質問したい事があるんですけど……
あの、治癒魔術かけましょうか?」
「気にしないで、船に乗るといつもこうなの、
それで?質問って?」
「内宮真奈って名前に聞き覚えありますか?」
「内宮真奈?知ってるも何も、
フィヴェリアの最高裁判官よ?」
裁判官……?なんでそんな人が……
「内宮真奈がどうかしたの?」
「実は……、」
私は昨日の夢に出てきた事、味方になって欲しいと言われた事、破壊の力を無くせる方法があると言われた事を話した
「あー、あれだろうね、彼女実は神王なのよ。」
「神王……?なんですか?それ?」
「神より大いなる力を授かった神子
彼らを総称して神王と呼ぶのよ」
「そんな神王が私になんで……?」
「貴方は、神王の器があるからよ」
「私が……?なんで……、」
「多分、無くせるって事は完全に制御出来るって事だと思うの。
つまり、制御出来る様になった破壊の力は神王になり得る程の価値があるのよ。
まぁ内宮真奈が接触してきたのは、いずれ制御出来る様になった時にアナタに敵に回って欲しくないからでしょうね」
「本当に、制御出来る様になるんでしょうか」
「制御出来るかは分からないけど、彼女は信頼に足る人物だと思うわよ?話だけでも聞いてみなさい」
「そうですね、何事も自分から進まなきゃですよね」
そうして船上の夜初日を迎えた
神王一覧
理の神王⋯⋯最高裁判官 内宮真奈
豪炎の神王⋯???
記憶の神王⋯???
刃の神王⋯⋯???
雷の神王⋯⋯???
十字の神王⋯???
龍の神王⋯⋯???
暗黒の神王⋯???




