表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神槍は転生してもやはり神槍を目指す  作者: Scull
第4章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

180/181

第45話 西へ

三日ののち、リーシアは旅支度を整えてレルを旅立つことになる。数日世話になって、もはや他人という距離ではなくなったフランクとその女将さん、酒場に入り浸っている男たちとの別れを惜しむ。


盃を交わし、肩を叩き合う。すると一人の女の子が肩を押されてリーシアの前に出てくる。怪訝に思って、親らしい男を見ると


「こいつは孫娘なんですけど、グリフォン騎士の話をしたら騎士になりたいって言い出して」


「ああ、従士見習いか。うぅん・・・。わかった。いつでも嫌になったら戻っても構わないからな」


「わかった」


「あ、こら、言葉遣いは...」


「まだいいよ。これからだんだん学んでいってもらう」


女従士というとカタリーナを思い出す。もうそろそろあの子も騎士に叙任された頃だろうか。無事に育っていれば、だけれども。


「君、名前は?」


「イーダ...」


「イーダね。わかった。今日から君は私の従士見習いだ。騎士への道は険しく遠いよ。よろしく」


「グリフォンリッター、孫をよろしく頼む」


「わかった、何かあったら連絡はこの宿に知らせよう」


そうして新たにイーダを一行に加え、リーシアたちはレルを発つ。目指すはレルムの西方、ユーダリル。レルの西門をレルム王カーティスの書状を持って通過し、街道を歩く。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ