「ヘンテコな歌」
「ヘンテコな歌」
なんとなく口ずさんでいる歌って、ありますよね。
私の場合、ヘンテコな詞が多いのです。こないだ……といっても昨年末ですが……、「バッキンバッキ、バーキバキバッキン、バッキンバッキ、ターキザワバッキン」という歌を口ずさんでいました……テレビ番組に「滝沢」という苗字のタレントさんがでていたのを見たので、おそらくそれが原因です……
そのときも、そうだったような気がするのですが、アクリル画を描いている最中に、そういう歌が出てくることが多いような気がします……そうそう、「バッキンバッキ」は、お絵かきがうまくいかず、思わず口に出した音だったかしら……となると、「バッキン」から変じて「滝沢馬琴」というのと、テレビの「滝沢」さんと、偶然合わさったふたつのルートから生まれた歌……でもあるのでしょうか……
そして、今日も、先日投稿した『たきつぼマリー』という詩に添える挿絵を描いていたところ、また新しい歌を思いついたのです……
「名づけるならば、『魔王の懇願』」
その歌は、「僕は正直言って君を侮っているんだぜ、だから本当の君のすごさを見せてくれ」から始まるのです。何度もくりかえしているうちに、「正直言って」が「本当のところ」に変わって、「君のすごさ」が「君の強さ」「君の力」と変わっていったりとかはしますが、おおもとは一緒で……
次につづくのが、「そうしないと、いつか君が僕と戦って、ボッコボッコ、バッコバコドンドン、あっという間に油断している僕を倒してしまうだろう。そうなったら君としても、張り合いがなくてつまらないだろう」……とまあ、だいたいこんな内容で……、まあ、まったく『たきつぼマリー』とは似ても似つかぬ内容の詞なのです……
一応、おおもとはこんな感じなのですが、そこに付け足すように、「だからそれくらいのハンデをつけてくれ」だとか、逆に、侮られているのは「悔しいだろう」という挑発的な文句を加えてみたりとか……、思いついたものを付け足していくスタイルです。そういえば……、「バッキンバッキ……」のほうも、翌日には「バッキンガム、バッキンガム」という詞が加わっていました……
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久しぶりなので、今日は浅く……、ラビュリントスのほんとうに入り口のあたりまでで、終わりとします。ええ、終わりです。今日はこのくらいで終わりにしたいと思います。
2019/1/12 梶生モットシボ郎




