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掌編小説集8 (351話~400話)

流れ着いた酒瓶

作者: 蹴沢缶九郎

浜辺を散歩していた男が、砂浜に流れ着いた、何やら紙の入った酒瓶を拾った。男は瓶の蓋を外し、紙を取り出そうとするが、元々丸まっていたのであろう紙は瓶の奥で広がり、瓶口から紙を取り出すのは難しそうだった。それならばと、瓶を割ろうとするも、周りに手頃な石もなく、叩きつけようとした地面もあいにくの砂。

短気な男は割るのを諦め、手にした酒瓶を海に向かい放り捨てた。


海賊の宝の在処が(しる)された紙の入った酒瓶は、そのまま波に揺られ、海の彼方にゆっくりと消えていった…。

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