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寓話風小説群  作者: 高木直貴
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間違えない猫

あるところにとても勉強熱心な猫が居ました。

猫は周りの猫から変な目で見られても勉強を続けました。何故なら勤勉な自分は悪くないことを勉強して知っていたからです。

しだいに猫は変な目で見られるだけでなく石を投げられたり、棒で殴られたりしていじめられるようになりました。それでも猫は勉強をやめませんでした。何故ならいじめられている自分は悪くないことを勉強して知っていたからです。

そうして一生懸命勉強した猫は、昔からの夢だった科学者になることが出来ました

。ですが、猫の研究は中々評価されません。

それどころか、猫の部下からも間違いを指摘される様になりました。

でも猫はその研究をやめません。何故なら自分が間違えていないことを知っているからです。

情報社会では相手の悪性を簡単に証明出来るので、自分を容易に相対善に分類して傲慢になりがちですね。という自戒もこめて書きました。

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