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BGMは『ほおずきよりも紅い魂』で。

「おはー」

「おはざーす」

「お早うございまーす」

「おう」


数時間後


「ちぃ聞いてくれよ〜!」

「んだ?」

「俺ん家人形屋だろ!?」

「今では珍しくな」

「でさ! 家に有る日本人形の髪がぞぞぞ〜って」

「伸びるのか?」

「おう!」

「……ネガティブ人間め。」

「えちょ!?」

「家では暗い気持ちを抑えろ。髪の色が暗い人形は、負の力を吸い込んで髪が伸びるんだ。此れは負の力も黒いため、同じ黒の髪に吸収される。と言う事らしいぞ?」

「え!?」

「その為、日本人形は半年〜一年経ったら捨てるべきだ」

「……捨てなかったら?」

「喰われるな」

「……ッ!」

「……ふん」

……今話を聞かれていた青年。

名は『十緋 流獲観』。

霊感がそこそこある程度の能力を持つ。

そして、相談をしていた青年、『亞白 瞳』。

高校二年生。

……今から始まる。

終わりも始まりも無い、始まり。


……其所には君が居る?

……其所には僕が居る?

……其所には誰も居ない。



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