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機関列車  作者: 猫八
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ボードレール

本作品を手に取ってくださり誠に有り難うございます。

某、東京は首都でありません、京都を都に栄えましたら世の中がどのようになるのか考え書き始めました。

最初の三行でも見て頂けたら嬉しいです。

楽しんでください!!

 遊覧船に乗るより船舶が近い、私は体の軸が揺れそうになるが、よろける事は無かった。金色の色が彼女の示す。

 清水に五条の轟く所がまた風情だ。

 抹茶アイスを食べながら彼女の事を話し私は綺麗に包んだ団子を食べた。

「八ツ橋は食べたし抹茶アイスは東京に行けば買えるから何か食べたいわね」

「京子を見て来た」

 手の甲を向けながら金髪の女性のくせっけを見た。

 風俗はスコットランド風かハーフティンバー作りの家に住まう妖精に見える。

「そんなことは無いと思うわよ」

 パッションフラワーのハーブティは塩昆布のお茶の味に近かった。

「弁当に」

 幕の内弁当を一口噛み締めると冷たい米の甘みがこぼれ落ちた。

「雑誌によれば千本鳥居が一番綺麗とされているわね」

 傍らの珈琲を口に運ぶ。

 レンコは付箋の張られた紙面のよこっはじを指で持った。

 四角い十センチばかりの張り紙にメモ帳を書いた。

 『浅草寺

  清水寺

  千本鳥居』

 鼻にこびりつくコーヒーの豆の味が頭の中に際立った。

「何処にいこうかしら」

 もう一方はサイコロを振り出し転がす決められないから運に任せた。

「三番に」

 向き直る、擦った服の租借音に顔を上げた。

「何?」

 京子は祥子を見ていました。ニキビが一つも無いすすけ色の張りが服のなかから見える。

 雑誌を取り出し手に取った。

「千本鳥居」

 彼女を見て来ました。鳥居を見て来ましたがどうにもわからないと思えます。

「で?」

 これまでの経緯を横目に見ていた。

「ここにしましょうよ」

 ボートレールから発進した急行列車は目的地に着いていた。

 祥子と京子が通っていた図書館のエントランスに張られていた貼り紙であった。

「休館日になります」

 日の暮れた土曜日の事であった従業員が頭を下げまして、京子と祥子に謝りました。

「わかりました」

 従業員は私の十五夜を見ていまして十文字と関わらず返事をしました。 

「ボードレルの下で集合」

 メッセージを送信し電源を落としました。既読の表記を見る前に通知の機能をオフにします。

「集合場所はボードレールの下?」

 レールの分岐点を真っ直ぐ過ぎた向こうの橋に朝日が昇る空を見ていました。

 残暑厳しい夏の日である。夕闇に照らされた少女の鼻先はピノキオに似てとんがっていた。日傘を指した昼の熱郛より夏風が暑かった。

「それはもしかして」

 図書館のエントランスから白い検問の部分を走る。

「目撃、反射、斜陽」

 エントランスに戻る、青いエプロンを肩口からかけた若い女性が一人いました。

「ボードレールはありますか?」

 彼女は困ってしまいますと、後ろを向き手を伸ばします。

「ええっと、ボードレールですか?」

 尻を前のめりに伸ばし進もうとしますが、後ろ足に踏み込みまして、戻ります。

「どうされましたか?」

 中年の細永に伸ばした顔を歩かせています。

「ですからボードレールを」

 彼女らは言いますが、コンピューターにキーボードで文字を入力し私に見せます。

「少々お待ちください」

 京子は彼女の手元を見ますが彼女を見て来ましたが、手で制止させます。

「私もついていきます。」

 蝶々結びの結び目とズボンの裏ポケットを見て、行きました。

「本棚Y40にあります。」

 ボードレールの詩集は玄関付近の本棚に置いてあった。

 司書が歩いて来た。悪の華が傾けられていた。

「そうですか....」

 私は彼女に話し初め詩集をペラペラとめくっている。ぼんやりした不安を飲み込んでくれた。

「想い出の母よ....最愛の恋人よ」

 急に満足するとき頭はふんわりゼリー状に溶ける。

「祥子!」

 朝日に飢えた獣が満足し眠くなる。

「足音が聞こえる」

 ボーンボーンと消防署から鳴る。注意喚起に目を覚ますと時計を見る。パッションフラワーのパーティーの味がする。

 墓地を歩くと手元の本が後退する。

 詩集を持つ翔子の姿は無かった。

 中国地方を張り巡らせる地下鉄は近畿にも足を伸ばしている。

 鉄道技師が付けた駅名は彼女が見ていた。

 駅のホームを歩いて行く買った切符を置くとホームの電光掲示板を見る発進まで十分だ。

 憂国より先の中国に続く線路はロシアに終点の駅を構えている。

 発着駅を進めば首都まで時間を気にせず走る事が可能だ。

 鉄道技師は名前にちなんでボードレールと駅名を書いてあった。

 乗り込むとメロディーが流れる。ホームに残っている人は少なかった。金髪の髪の少女の隣に相席する、日差し溢れる小春日和だ。

 小脇に詩集を抱えて。

 

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