Finale Engage
この作品はフィクションであり、実在する名前・団体及び、実在するゲームのキャラクターとは異なる点がある事をご了承ください。
また、この作品を見て少しでも不快だと感じた方は、今すぐ視聴をおやめください。
この作品を理解できるのは「作者の人」だけです。
繋がりが分からない点は無理せずに分からなくても結構です。
もし聞きたいのであれば何かしらで連絡をお願いします。
この世界の始まりは、光と闇だった。
やがて原初は互いにぶつかり合い、闇の力が1つを支配する。
その世界において、3つの生命が世界の未来を彷徨う。
彼らは、過去から運命を託されし者達。
そして、その者達は成長を遂げ______
たった1つの器を犠牲に、「セイズ」はここに顕現した。
しかし、先客には「遊撤神」「暗黒神」「創実神」が存在していた。
彼らは争いあう事になり、「創実神」は「セイズ」の側についた。
戦いの間に、「セイズ」は己のやるべき事を成す事とした。
「セイズ」が神王となったことによって、原初時代に存在した「メリーナ」の復活に成功する。
さらに「セイズ」は、自分側につく味方である、「正漆神」を「創実神」と共に作り上げた。
そして時が流れ、「エチラクテス」達は「セイズ」達の戦いが始まる。
戦いによって両方ともにダメージを受け、最後は「エチラクテス」による「レイン・ジェイル・アブソリュート」によって決着がつく。
最終的に、「エチラクテス」は「セイズ」を封印することに成功した。
しかし、「セイズ」の側近的な立場にあった「ツナグ」が、後日その封印を強引に解いてしまう。
「セイズ」の力は封印のせいで衰えていたのか、自らを再構築するために「ゼロアーク」へと変化する。
「ゼロアーク」は、「遊撤神」に対して取引を持ち掛けた。
崩れかけている器の命の為に、「我々で私自らを消す足がかりを作ろう」と。
これにより事態は一変し、「ゼロアーク」と「遊撤神」は協力体制をとる事となる。
しかし、その足掛かりの明確な姿が問題だった。
だがこの問題を、器の記憶を利用する事で成功を収める。
こうして、「ゼロアーク」を浄化させるためだけに生まれた存在、それが「天原森乃」である。
彼女の存在をキープさせるため、様々な者達が世界を生成したり、力を送り込んだ。
作戦は成功し、「ゼロアーク」の浄化は終焉を迎えるのだと思っていた。
しかし、寸での所で何故か失敗に終わってしまう。
やむを得ず、彼女と「ゼロアーク」は別の場所へ転移する。
失敗の原因がパワー不足だと感じた「ゼロアーク」は、力をさらに溜めこむのと同時に、
自らをヴィランにさせるための行動を起こしていた。
ある日、「ゼロアーク」達の元に6人の「審判者」と名乗る者達が現れる。
「審判者」達は依頼されてきたものらしく、その強さも素晴らしいものだった。
「ゼロアーク」はこれを利用し、「アズエルピス」との戦いを「審判者」に任せることにしたのだ。
そして、「ゼロアーク」は「セルゲーデ」という戦士も利用し、自らを悪役に仕立て上げた。
翌日、再び「ゼロアーク」の浄化が始まる。
だが今度は、全く失敗はしなかった。
「ゼロアーク」は消滅し、全ての世界は平穏を取り戻したかのように安堵した。
しかしそれは、使い古した「器」を捨てるも同然なのだった。
「ゼロアーク」が浄化されてすぐ、「審判者」に動きが生じる。
「審判者」達は、「終濁神」が送り込んだものだったのだ。
これにより、現「ツナグ」達率いる「試練者」達は、「審判者」達に戦いを挑むことになる。
しかし、「終濁神」が「審判者」の1人を殺してしまい、「審判者」の1人「リューカ」は反旗を翻す。
また、もう1人の「サンリート」が暴走し、世界そのものを滅ぼしかけた。
様々な事態が渋滞しながらも、「ツナグ」達は「終濁神」に勝負を仕掛ける。
その結果、「ツナグ」達の圧勝のはず・・・だったのだ。
倒れた「終濁神」は「アルティシア」によって回収され、新たなる勢力が顔を見せる事となる。
「アルティシア」は捨てられた器である「アラート」と共に、「ツナグ」達の敵となる。
「アルティシア」は「セイズ」達に恨みのある者達や、「サンリート」「レクラーナ」をも利用し、完全なる敵対勢力となる。
2つの勢力が対峙し、様々な者達がぶつかり合う。
しかしその最中、「サンリート」の力を「アルティシア」が利用し、更なる力を手に入れる。
だがそれは、異世界から来た「メテスセリア」及び「ラマシュトウ」達が打ち消した。
戦いは「ツナグ」側の勝利で終わるかと思ったが、突然、謎の存在に全員が吹き飛ばされる____
これにより、戦いは更に混迷を極める。
そこに、姿の変わった「ネル(ケイナ)」が現れ、「アイカ」「ギュラマ」達と共に討伐する。
だがその直後、「サンリート」の顔をした存在が2人現れる。
ここで、戦っていた者達は衝撃の事実を知る。
「サンリート」は、失敗に終わった「天原森乃」の概念の一部だったらしいのだ。
また、生み出された時には記憶が抜け落ちていて、本人も知らないのだとか。
2人の「サンリート」は戦いあうが、決着がつくかどうかさえも分からない。
そこで、残っていた戦士達が「サンリート(光)」に力を貸し、「サンリート(闇)」に勝利した。
その後、2人の「サンリート」を固有の世界に閉じ込め、力が1つのものとなった。
これで全ては終わる・・・はずだった。(ここから続くのだが、SolsticeとDystopiaは今回書かない)
(でも書かないと白と最初のラスボスが来ないのでマジで大矛盾してる)
「ケイナ」の記憶の中に存在する「あの恐怖」を生み出した存在が、
「新たなる器の歯車」を経由してこの世界へと来訪してきたのである。
その存在の名は、「阿我内来」。
また、それと同時に、別の世界で騒ぎが起き始める。
それは、「阿我内来」によって力を与えられた「ツナグ」が暴走しているとのことだった。
審判者達などが止めに入り、どうにか崩壊は免れた。
「阿我内来」に目的を聞くと、その目的は「我異ナル神を倒す事」だという。
「阿我内来」が協力してほしいと申し出たが、万全に回復しているものはそう多くなかった。
さらには、「ギュラマ」の未来の世界に戻るという目的なども存在していた。
その為、「ギュラマ」側、「阿我内来」側と、分かれて行動をすることとなった。
「阿我内来」は「我異」の事を、何らかの作用が働いて世界に干渉出来るようになった、
一種の神の力を得た、この世界に絶望した存在なのだと説く。
そしてその後、「我異ナル神」と「阿我内来」は戦いを始める。
「阿我内来」は怒濤の攻撃を仕掛けるが、その途中に、「我異ナル神」に従う存在が行く手を阻む。
その間に「我異ナル神」は離脱してしまった。
「阿我内来」は他の仲間の事も忘れたのか、真っ先にその行方を追う。
その間に、「我異に従う存在」と残った者達が戦うが、その力はかなりの差だった。
戦況を見て、「スターリー」は自分自身の力を糧として、「禁じられし崩壊」を繰り出す。
だがその直後、「スターリー」自身が消えてしまう。
その光景を見た「アリス」は、悲しみと怒りによって暴走状態となる。
暴走した「アリス」の力は凄まじく、「我異に従う存在」を圧倒する。
それによってか、一瞬にして「我異に従う存在」は倒されてしまうのだった。
しかし、「スターリー」自身は「エスぺレム」の手によって保護されていた。
「スターリー」が早く戻りたいと急かすが、「まだその時ではない」と止められる。
暴走したアリスは、「審判者達」及び「アルティシア」達によって一時的に停止していたが、
力はまだまだ増幅しており、停止状態から解き放たれてしまった。
しばらくして、「我異ナル神」と「アリス」が対峙する場に「阿我内来」が合流した。
「阿我内来」は状況を知り、「エスぺレム」に「スターリー」を呼ぶよう伝える。
しばらくして、「エスぺレム」は「スターリー」を呼び出した。
「アリス」は「スターリー」の存在によって自身の力を制御し、「我異ナル神」を退ける。
改めて戦力を整えた者達は、「我異ナル神」達に勝負を挑む。
勝負の決着がつくと思ったころ、突如、謎の少女が出現し、「我異ナル神」と共に転送される。
「阿我内来」は、その少女が「我異の元凶」だと理解し、すぐさま全員が後を追った。
後を追ったその世界は、「宇宙空間」のような世界だった。
「我異の元凶」の少女は、凄まじい力を宿していた。
そのせいか、ほとんどの者達は全く歯が立たない。
そこで、「スターリー」は皆の力を合わせて、一点の力を出し切る事を提案する。
それの中心となったのは、「エルトリート」。
彼女達は力を合わせ、少女を攻撃する。
しかし、それでも少女は倒れなかった。
少女は反撃に出て、戦線は崩壊するかと思われたが「時空神のサンリート」がそれを阻止する。
そして「時空神のサンリート」が、少女の心の奥底の部分を正常に戻すことが出来ればどうにかなりそうかもしれないと提案し、「エルトリート」達は動きを変える。
もう1度1点集中の攻撃を与え、その隙に、「エルトリート」が心に入り込む。
しばらくして、少女が人間のような姿に戻る。
こうして、次元や時空を跨いだ物語が終わる・・・はずもなく(あやふやだけど気にしないで)
(はーい繋がらないので無理やりつなげようと思いまーす)
同時に、「ギュラマ」側は様々な困難を乗り越えていたが、途中で「シュテル」に異変が起こる。
「シュテル」を元に戻す為に、「アイカ」そして「ギュラマ」達は、さらに進む。
しかし、この未来に存在する力では異変を直すのにふさわしいものはなかった。
仕方なく「アイカ」達は元の場所へ戻ろうとするが、そこで時空乱流に巻き込まれる。
「アイカ」達が降り立った世界は偶然にも、「紬」の存在する世界だった。
「アイカ」が「紬」達に事情を話すと、「紬」達にも込み入った事情が存在することが分かった。
「紬」達は、別時空から来訪した「ヒュールト」という存在から、自分達を助けてほしいと頼まれる。
「ヒュールト」が言うには、何かの作用によって突然変異し、世界を一度滅ぼしてしまったという。
そして自分の心を取り戻した「ヒュールト」が、この世界に降り立ったのだ。
しかし、「ヒュールト」の力が大きかったため、一時的に「ヒュールト」と「癒梨畑」が入れ替わり、それぞれがそれぞれを救う事となった。
そして、「アイカ」達は「Dystopia」の次元に存在する「サンリート」の力を借りようとしたが、
さらに緊急事態が発生する。
そのため、「シュテル」だけを元の時代に戻し、「アイカ」達はその他の戦いに趣くのであった。
元の世界に戻った「シュテル」の様子を見て、「ピルアヌス」がそれを介抱する。
しかし、一向に異変が収まらない。
それを見て、「セイズ」は何かが作用していると気づき、新たなる展開を提案する。
それにより、「セイズ」達は次元を超越した更なる力を得た。
それと同時に「シュテル」の力が暴走し、自らの心を失いかける。
その原因は、「原初」という概念によるものと、「シュテル」を生み出した存在による呪いだった。
「シュテル」の猛攻に苦戦する中、その場に「アイカ」達が駆けつける。
「セイズ」達は「アイカ」達と「ピルアヌス」、そして「ゼフラーヌ」に力を与え、
暴走状態の「シュテル」を一時的に元に戻す事に成功する。
そして、「シュテル」が元々存在した世界へと「アイカ」達が降り立つ。
「アイカ」達は「シュテル」を生み出した存在と戦い、「ピルアヌス」と「ゼフラーヌ」が止めを刺す。
これによって「シュテル」は元の状態に戻るだけでなく、更なる力を得ることに成功したのである。
全てが解決し、平穏な日々となるのだと思われた。だがしかし______
「彼」の器自身が、敵対する事となる_____
(この次が最近のもの。まあ勿論構成は終わってるけど。)
突如、「メテスセリア」に似た悪魔が現れる。
その悪魔に対して、「ツナグ」は別次元の「メテスセリア」と感ずる。
「ツナグ」の力は圧倒的で、別次元の「メテスセリア」は押されていた。
しかし_______
突如、「ツナグ」の身体が崩れ落ちる。
「ツナグ」は「メテスセリア」の力により、自らの力を初期化され、反動によって重傷を負った。
これにより、「ツナグ」が戦闘をすることが不可能となる。
その為、各地で力を蓄えていたいくつかの仲間が、「ツナグ」達の元に合流する。
仲間達も別次元の「メテスセリア」と戦うが、その途中で「破壊神」が芽生えた彼の「器」と接触する。
さらに、「器」はこれまでの力を取り入れた、「ツナグ」と同じような容姿を持つ、
「ツァーストナーグ」を用いて戦いを挑んできたのである。
「ツァーストナーグ」の力はとても強く、「ツナグ」の本気とも同等だった。
これに対抗するために、更なる対策と同時に本来の作戦を考える。
調べているうちに、別次元の「メテスセリア」は、「サンリート」が誕生しなかった時の者だという事が判明した。
そこで「ツナグ」達は、その「メテスセリア」の力を利用する事を考えた。
再び「ツァーストナーグ」と戦いの場に立ったが、そこに「デストゲーヌ」が現れる。
なんと「デストゲーヌ」は、自らが「D.G」のクローンであることを利用し、
「ツァーストナーグ」の力を生み出したコアそのものを吸収したという。
「デストゲーヌ」は新たなる脅威となり、「ツァーストナーグ」も看過できなくなった。
「デストゲーヌ」に立ち向かうために、協力体制をとりつつ、一斉に攻撃を始める。
そして隙をついた「器」と「ツナグ」が選んだ存在達がさらに攻撃を仕掛ける。
かなり消耗しているものの、「デストゲーヌ」はいまだに倒れない。
しかし、その消耗によって、停止状態だった「レイヴセイズ」が復活する。
「レイヴセイズ」は、昔「ヴィヤドベル」に行った手法と同じやり方を試す。
その結果、弱っていた「デストゲーヌ」は、別の世界に封じ込められてしまった。
「デストゲーヌ」を撃退した「レイヴセイズ」達だったが、突如、何者かが降り立つ。
それは、「ロードエタニティ」という、「ローメリア」を主軸とした3つの騎士であった。
「ヒルデ」「ローメリア」「ヴィラス」の3人は、「アズエルピス」に指示され、
「完全なる原初の存在」に会う資格があるかを試される。
その為、「レイヴセイズ」は「ツナグ」の元で手伝いを、
その他は試練を越えるために戦いに趣くこととなった。
_________________________
【今、たった1つの真実から、もう1つの世界が生まれる】
【願いはもう必要ない。今こそ、完全なる世界が君臨する時だ】
【無限を越え、永遠を越え、真実を越え、今此処に、世界が残る】
ヒュールト=ヴァレスケイア「私達の思いを消させはしない・・・勝負です!」
アズエルピス=メリン(姉)「今を生きているこの世界の為に・・・私達は、貴方に抗う!」
サンリート=パーメイア「絶対に超えてみせる・・・私達は、そう決めたから!」
スターリー=セグレッタ「行きましょう皆さん!私達と世界を・・・証明する為に!」
ヒルデ「さあ来なさい、貴方達のその覚悟が、どれほど私に通じるかを!!!」
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【願いを追った世界は、その身を滅ぼし、飲み込まれた】
【願いに飲まれた世界は、その実を永遠に閉じ込めた】
【願いを探した世界は、その視の絶望に堕とされた】
アリス=ウォーネリート「・・・わかった、それが望みなら、私達も覚悟を決める」
ヒービリア=ゼフラーヌ「今の貴方がどれ程強くても・・・私は、立ち向かいます」
ケイナ=ルクネーア「飾らせてもらうよ・・・完全な、証明ってものをね」
リヒター=エスぺレム「全力で行きます・・・!お互い、悔いが残らないように!」
ヴィラス「存分に振るいなさい、貴方達の持つ、全ての力を!」
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【ただ1つの願い、それは永遠の世界の存在だった】
【1つの願いは、全ての世界に永久なる安息を齎した】
【たった1つ、願いという真実を全ての世界から隠して】
アーグルス=アヴァロン「・・・やれやれ、困ったものだな、最後の試練というものは」
メリーナ=メテスセリア「まあ、ここまで来た以上、もう後戻りも足踏みも出来ないけれどね」
セイヅァーク=トゥルース「何が来たって関係ねー、そこまで言うなら証明してやるですよ」
イアス=ドルヴァンドラ「奴を倒した我々の力を・・・舐めないでもらおうか!」
ローメリア「皆さんの思いはしかと受け止めます・・・さあ、越えてみせてください!」
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戦いが繰り広げられる。
常人には触れる事さえ許されないほどの衝撃がいくつも生み出され、戦いは激しさを増す。
やがて、決着が着くと思ったところで______
「アズエルピス」が、降臨した。
「アズエルピス」が言うには、「本物の原初」によって会う資格があるかを試されていたという。
そして今、「アズエルピス」はその「本物の原初」を語る。
【かつて、世界に永遠を求め、存在達はその全てを存続させようと抗った。】
【しかし、自然の流れは誰にも予測することは出来ず、なすすべなく環境は滅んでゆく・・・】
【幾度となく神へと縋り続けたが、遂に心ある命は全て、この世界から消え去ってしまった。】
【しかし、神への祈りが届いたのか、滅びた世界に1つの希望が舞い降りる。】
【その希望は世界を歩み続け、やがて世界は新たなる姿へと作り替えられた。】
【かつての世界はそこには存在せず、完全なる遺物へと変えられたのだ。】
【やがて、始まりの世界に固執せし者達は、自らその命を堕としてしまった。】
【希望とは、忘却の中にしか存在しない。】
【永遠に、私達がそれを見つけることは出来ても、何処にも存在しないのである】
【希望とは、自分自身の中にしか存在しないのだから】
「アズエルピス」は、始毬の伝説と自分の身に起こった出来事を纏めて話してくれた。
そこで「紬」は、もう1つの次元の「紬」の世界に少女が出現する可能性があるのではと話した。
その結果、少女はこの世界に来訪したのである。
しかし普通の生命体では干渉不可な為、「紬」の脳内にメッセージを入れるだけに留まった。
その結果、少女の中に存在した「神」らしき存在が判明する。
「アズエルピス」達はその「神」と戦い、追い詰める。
しかし、「少女」が「神」の事をかばい、「神」は、「少女」を自身の運命から解放する。
後は、「器」の破壊神部分と、その司令塔であるもの達と戦うだけ。
そのはずだったのだが・・・
「メテスセリア」が利用していた初期化を、次元全体に及ぼしてしまう。
「レイヴセイズ」は器を元にしていたために免れたが、他の者達は影響を受けていた。
瞬く間に、全ての存在が初期化され、始まりの世界へと回帰してゆく・・・
「レイヴセイズ」はこれにより、戦力の9割以上を失ってしまったのである。
また、「レイヴセイズ」の活動範囲も狭まってしまったのだ。
しかし、「ツナグ」はその影響を前に受けていた事からか、ほとんど支障はなかった。
また、概念体として存在していた「メーデス」も、元となった器から離れたが、行動が可能となる。
「レイヴセイズ」は「シュテル」の世界へと移動し、「アイカ」達が使っていた機器を利用する。
これにより、「ツナグ」の元へと「レイヴセイズ」は合流するが、
そこで行われていた儀式は、回帰により中断されてしまったとのこと。
どうするべきかと悩んでいると、そこに「メーデス」がやってくる。
「メーデス」に状況を話すと、先に「アズエルピス」を復活させることとなった。
しかし、その方法は分からないので、「メーデス」は、「アズエルピス」に強烈な悪夢を見せた。
復活に成功したのか、「アズエルピス」は元の力を取り戻すことに成功する。
そして、元となっていた器自身の意思が作用してか、「シェレム」も合流する。
「メーデス」が儀式場所を修復し、「シェレム」達が儀式を執り行った。
これにより、ようやく「ツナグ」達の目的が達成される。
「レイヴセイズ」達はその後、「器」達への対抗策を練っていた。
しかし、突如として「器」の破壊神から連絡が入る。
その内容は、「少女」の闇の部分が発現し、「器」側では止められないという。
そこで、「アズエルピス」が「アズラエルト」の繋がりを利用し、
自らの力と自分自身の繋がりを分け与えた状態で、「アズラエルト」に仕えた者達が呼び出される。
全ての絆の名のもとに、彼女達は「少女」の闇の部分に立ち向かう。
そして「少女」の闇の部分を弱らせた隙に、「彩月」が自らの魂と相手の魂を変換する。
これにより、「少女」の闇の部分は完全に封印され、全てが収まったのであった。
長かりし苦難の先に、平穏は完全な形となる。そして此処に、約束を果たす影が2つ______
アズエルピス「さあ、始めましょう」
ツナグ「さあ、始めよう」
2人「始毬の未来に存在する、契られし約束を果たしに!」
その言葉と共に、周囲に無数の影が現る。
そしてその影たちは、互いにぶつかってゆく______
決して見る事が出来ず、決して邪魔する事が出来ないその光景は、最後の1人だけを照らし出すだろう。
永遠の中に今、結末が撃ち込まれた_______________
年末までに間に合わなかったら地球が殺される脅しを受けてました。という感覚で作品制作に臨んでください。