散策と妖精と物件
どうも、モチベ微妙なままに放置し続けたFGOの周回すらサボり始めている黒月総司です。とりあえず内容グチャグチャですが、それは許してください。では本編どぞ
「じゃあ、案内していくね」
「ういー、てかシャワー浴びたい」
「我慢して、物件探しは明日になるけど今日は私の家に泊まって貰うんだから」
「確かにさっき決めたけれども・・・散策は?」
「ちゃんとするから・・・それに鍛冶屋にも寄らないといけないから」
えぇ、面倒。あ、どうも十六夜春夏です。さっき慢心していた青年をぶっ倒したは良いものの、余計に汗をかいてしまって無性にシャワーを浴びたい気分なんだけど・・・散策は前から決めてたけど鍛冶屋にも寄るっていうのはさっき決めました。
「じゃあ行きましょうか」
「あーい」
「返事がなんか雑くなってきてない?貴女」
(幾ら疲れているとはいえ、シャキッとして下さいよ春夏さん)
そんな会話をしながら里を散策すると、案外変わらなかった。寺子屋が出来ていたり、子供たちが遊ぶための公園、憩いの場でもある広場があったりとか、川の近くで屋台を出していたりとかなり賑わっていた。
暫くすると鍛冶屋が見えてきて、近くの団子屋で休憩をしていた。
「どう?最初に来た時とは、えらく大違いでしょ?」
「いや、そこまで変わってなかった・・・かな?家や人が増えて広くなっていたりするし、公共の場が増えてたりするから全体を見ればすぐ覚えれると思う」
「ふふ、貴女らしいわね。そう言えばさっき通りがかった寺子屋に妖精と小妖怪がいたのをチラッと見えたわ、あれ貴女の知り合い?」
「まさかチルノ?もしかしたら大ちゃんとかみすちーとか居たりするのかな?後で見に行って見るわね」
「どうせなら今行けば?どうせ鍛冶屋はすぐ近くだし、この団子屋前に再集合って事でいいかしら?」
「うん、ありがとう。じゃ、また後で!」
「気をつけて行くよの!」
「分かってるわよ!」
私ゃ子供か!もう百年は生きてるBBAだよ!
面倒なんでザ・ワールド!
ー寺子屋に到着したのでならを覗いてみると・・・
「・・・いた。しかも仲良く遊んでるし・・・」
寺子屋の外でチルノ達が子供たちと一緒にめんこをしていたのがみえた・・・けど・・・
「もー!なんでひっくり返んないのー!」
「あははー!チルノ弱ーい!」
「むー!あたい弱くないもん!最強なんだもん!」
「・・・それはあくまで妖精の中でっていう話じゃないの?」
「あ!春夏じゃん!ここであったが運の尽き!あたいと勝負しろ!」
「今はその気になれないわ。また今度」
「春夏さん、こんにちわ。それと服が紅いですけど何かあったのですか?」
わー久々に見た大ちゃんだー。超可愛いんですけど抱き締めていいかな?
(ここは耐えなさい春夏さん。私も抱き締めたいんですよ)
可愛い物好きなのは相変わらずなようで・・・
「こんにちわ大ちゃん。この紅いのは道中に居た妖怪共を解体していた時に着いたやつだから気にしないで」
「いいからあたいと勝負しろ!それとも・・・あたいの強さに恐れをなしたんだな!「五月蝿い」ひぇ!?」
何よちょっと睨んだだけで怯むとか、やっぱり大したことないじゃない
「今は大ちゃんと話をしてるの。それに・・・」
「・・・それに?」
「子供たちがいるのにこんな所で暴れ回るわけないじゃない。少しは場をわきまえないといけないでしょ?」
私だって立派な社会人なんだからTPO位弁えるっつーの。それ以前に無闇矢鱈に暴れる質じゃないし・・・家族が居たら別だけど
「そう言えば春夏さんは何故ここに?」
「森で永琳って人が妖怪に襲われていたのを見かけて助けた後に護衛しながらここに来たって訳。他に言ってしまえば家探しと監視」
「監視・・・ですか?一体なんの監視ですか?春夏さん。」
「表向きは仕事探し、裏はこの里の発展具合の監視かな?」
事実そうだし・・・間違ったことは言ってないし・・・因みに仕事の内容は何でも屋で家の修理や武具の加工・修理、妖怪退治etc・・・
「そうなんですか・・・頑張ってください!」
(大ちゃんに言われると俄然やる気が出てきました!早く仕事しましょう!)
あんたじゃなくて私がやるんだけどね・・・サポートは任せたわよ。
(お任せ下さい!しっかりサポートさせてもらいますね!)
・・・とは言っても魔力感知とか仕事の内容の再確認とかしか出来なさそうだけど・・・期待してるわ。
「じゃあ私、そろそろ行くわね」
「はい!春夏さんも頑張ってください!」
「ありがとうね大ちゃん。後チルノ、気が向いたら相手してあげるからブーブー言わないでね。それとあまり遅くまで遊んでたらダメだからね」
「ありがとう!ねーちゃん!」
子供は元気が1番ってね・・・じゃ、戻りますか
ーキング・クリムゾン!
次の日・・・
(カットし過ぎよ!貴女!)
ご都合主義ってやつ・・・んで、今から物件探しをするんだけど実は昨日の内に良さげな物件を見つけて今から鍵貰って見に行く所です。
「じゃあ1人で行くの?」
「まぁ、そうなるわね内装が良かったらそこに住むつもりだから、何かあったら家に来ても良いわよ。」
「そうね・・・いずれそうさせてもらうわ」
「それじゃあ、また来させて貰うわね。ciao☆」
永琳と別れてその物件まで移動してから数十分後・・・鍵を貰い中を見てみると案外悪くなくてその場で即購入をして1階を事務室にして、2階を自室に区切って店を構える事にしたけど・・・1つ障害があったのに気づいた・・・それは
「まさか本部に申請をしなければ店構えが出来ないとは・・・不覚だ・・・でもやるからには行かないとなぁ・・・面倒だ」
(ここまで来たのですから、最後まで諦めずに頑張りましょうよ!)
「分かったわよ・・・ハァ、こんなんだったら艦これの世界に行って深海棲艦共を逝ッテイーヨ!ってして粉砕玉砕大喝采してた方がよっぽど楽しいだろうなぁ」
因みに艦これでの推しはほっぽちゃんと如月ちゃんです。映画での如月ちゃんマジ尊いめう。艦これの世界で転生するなら断然如月ちゃんで深海棲艦の力を自在に使えるようにして貰う。火力?超弩級戦艦並の火力が欲しいです
(メタいですよ春夏さん。後私は電ちゃん推しです。それからほっぽちゃんかわゆす)
あんた・・・それには同意するけど何時から変態属性がついたの?あんたが実体化していたら信号みたいな斧で色んな意味で逝かせてたのになぁ・・・残念
(私は何処の蛮野ですか。後さりげなく怖いこと言わないで下さい)
へいへい・・・それじゃ行きましょか
(そうですね、行きましょうか)
ーその後私たちは無事に許可を貰い、何でも屋【万事屋】を開いてから何故か仕事が非常に多く町に貢献して行くという嬉しい事があったのである・・・その後何気に原作キャラと沢山会うという出来事があるということは彼女達はまだ知らない
どうでしたか?次回は更に時間が飛んで50年後になります。その時はあの黒い妖怪で有名な・・・おっと、ここから先は未来の話ですね。では次回もお楽しみに