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東方幻想渡航期  作者: 黒月総司
太古〜計画始動編
3/4

人里と薬剤師

どうもモチベが微妙な黒月総司です。

今回は例の薬剤師と会って人里に行きます。


ではどうぞ




ーあれから100年という長い時間が経過した・・・

あの日から50年は私以外の妖怪や人間が存在せず、爬虫類や昆虫といった生物が多く存在していた。氷河期?恐竜絶滅?そういうのはまだ起きてません。あと人と妖怪が増えました。

やったね!春夏ちゃん!仲間が増えるよ!


(おい馬鹿やめろ)


とまぁボケは置いといて、55年位からチルノや大妖精こと大ちゃんと仲良くなったり、人里に行ったりとそこそこ良い思い出が出来ました。


(さっきから思ったのですが、何故語り口なのですか?春夏さん。それに誰に向かって話しているのですか?)


彼女は天照様。私を転生させてくれた恩人でもあります。それとどうも、十六夜春夏です。


(ですから何故語り口なのですか?)


気にしたら負けですよ?天照様。

・・・と言うか猛烈に暇です・・・どうしよう今日そんなに予定とかないし・・・よしチルノ達を誘って人里に行こう


(あの子達は今他の妖怪と友達になって遊んでますよ?名前は確か・・・)


リグルとミスティアことみすちー、それとルーミアだと思うけど・・・ルーちゃんはEX状態だと思うから除外かな?


(そうそう!リグルちゃんとミスティアちゃんです!あ、どうせならお1人で行ったらどうですか?)


1人かぁ・・・そもそも天照様が居るから2人なんだよなぁ・・・まぁ、いっか行ってみよ。


ー少女移動中・・・


深ーい森を現在歩いてますけど、中々面白そうな事がなi「キャー!」ん?

少し先にそこそこでかい妖怪と薬草と矢が入った籠と弓を持った白髪の少女が襲われていた・・・後味悪いから助けますかぁ!


「ライダーキーック!」


『ゴァーー!な、何なんだ!貴様は!』


「通りすがりの錬金術師だ!覚えておけ」


最近使い始めたあの技使わせてもらいまーす。

行っくよー!


「【純白の栄光】!」


そう言うと目の前の妖怪の上に大量の剣が生成されてそのまま・・・


『!?、な、なんじゃこrグギャァァァ!』


わーい、妖怪が一瞬でハリネズミ状態になったー

実はこの錬成能力かなり便利で1度錬成した武器は全て魔力変換されて次の工程が錬成ではなく召喚という扱いになるから持ち運びもかなり便利である。

他にも家具とかキッチン用具とか服とかも作れたりしてかなり便利である。因みに最近のマイブームはフード付きのコートです。


(そんな説明する暇があるなら、安否確認をしてきて下さい。)


ウィッス


「えっと・・・大丈夫?どこか怪我とかしてない?」


「あ、はい大丈夫です。助けていただきありがとうございます。」


あれ?この子何処かで見たことがある様な無いような・・・気のせいかな?


「なんで、1人でこの森に居たの?それになんでこいつに襲われていたの?」


「私は薬剤師なのですがストックに貯めていた薬草が無くなって取りに言ってたんです。そしてさっき帰ろうと思ったらいきなり襲ってきたんです。」


そう言えば最近人と妖怪との間で小競り合いが起き始めて両者とも空気がかなりピリピリしてたし、もしかしたらストレス発散で襲い掛かったとか?


(もしかしたら近いうちに人と妖怪との戦争が起きる可能性があるかもしれないので、暫く警戒しておきましょう。春夏さん)


そうだね・・・それに・・・


(それに・・・なんですか?)


薬剤師・・・武器に弓矢・・・気のせいじゃなさそうね。それじゃあ確認も兼ねて・・・


「そう、無事ならそれで良かったわ。私は春夏、十六夜春夏って言うの。気軽に春夏って呼んで。」


「分かりました、春夏さん。私は八意永琳と申します。元の名前は発音がしにくいので永琳と呼んでください。」


やっぱり永琳だったのか・・・通りで見たことがあると思ったのよ。・・・それ以前に原作より若いね。見た感じ高校生とそんなに変わらない位かな?


「永琳って何処の里の出身なの?送っていくよ?」


もしかしたらあの里かも知れないし、念のために・・・ね・・・


「私は○○という里の出身ですけど」


あらま。やっぱり今から行く人里の名前だったよ


「そう。なら、丁度良かった。私もその里に用があるの」


「何をするつもりなの?理由だけ聞かせて」


「・・・主な理由は2つ、1つ目はこの時代の人間がどれだけ進歩しているのかの確認と監視、2つ目はその里の守護者みたいなものになるためよ。他にはその里に住むための家を見つけたり、永琳の手伝いとか」


「ふーん・・・ま、細かいことは聞かないでおくわ」


「あら、以外とあっさり引くのね。てっきりもう少し食い付いてくるかと思ったけど。」


「そこまで強欲じゃないから、私は。じゃ、里までの護衛、お願いね、錬金術師さん?」


絶対皮肉で言ってるだろうな。それにマッドサイエンティストは嫌いなんだよなぁ・・・そいつ等からしたらSSR級のレアキャラだもんなぁ私。何されるかわからんからなぁ。例えば解剖とか薬剤実験とか?


「そこまで非人道的じゃないわよ。血液採取したり聴取しかしないわよ私は。」


「なんでわかったの!?エスパーなの貴女は!?」


「考えてたんだ・・・少しショック・・・」


とかいう茶番をしながら歩くこと数時間後・・・


「や・・・やっと・・・里に・・・ハァ、ハァ、着いた・・・ハァ、しんど」


無事に到着したのに何故息が切れてるかと言うと・・・

道中に何故か大量の妖怪共が襲い掛かって来た為、殲滅戦になってしまったからである。

まぁ、【切り裂きジャック】で解体しまくったり、永琳を担いで走ったりと、自分で疲れるような事をしまくったからである。


「お疲れ様、はい水。」


「せ、Thanks」


「無駄に発音いいわね」


そんな会話をしていると・・・


「八意様!お帰りなさいませ!お怪我はありませんでしたか?」


「えぇ、大丈夫よ。心配掛けたわね」


「その者は一体何者なのですか?説明をして欲しいのですが・・・」


あの目線・・・嫌な予感しかしないんだよなぁ面倒くさそう


「この人は私の友人よ。森で出会って私を護衛してくれた方よ。」


「この女が・・・ですか?見た感じ弱そうですが?」


「なら、何故彼女に大量の返り血が付いているのかしら?貴方の考え通りなら、私が返り血まみれで彼女はこの場には居ないわよ。」


「それでも!素性の分からない女を里の中に入れる訳には行きません!」


「彼女は私の命の恩人でもあります!私はこの目で確かに見たわ!目に見えない速さで次々と妖怪を切り裂いていく所を!」


「そんなの、でたらめに決まってます!その女は俺が倒してやるよ!」


えぇ、面倒だなぁ。素直にはいそうですか。で済む話だというのに・・・


「済まない、旅の者よ。このバカは1度宣言したら曲げない質でな・・・済まないが相手をしてやってくれないか?」


あ、この人は優しい先輩っぽい。こういう人は好み


「ハァ、分かりました。面倒ですが相手をして差し上げましょうか」


「頼む。それに、いい加減あいつにお灸を添えないといけないからな。・・・『お前以上に化け物が存在する』・・・と」


「・・・それ遠回しに私が化け物ってことよね・・・まぁ事実そうだけど。」


そう言うと私は聖剣【アロンダイト】を召喚して彼の前に移動すると・・・


「お前なんか里で唯一神童と言われた俺の敵なんかじゃねェ!一瞬で終わらせてやる!」


神童・・・ね・・・そんなに強いのなら私相手にどれだけ持つのかしら?


「では両者、準備は良いな?」


二人同時に頷き、彼は槍を構えるが私はいつも通りダランと腕を垂らしたままの体制で立つ。因みに私のこのアロンダイト、改造をして面白い機能を取り付けてみた。


(貴女今・・・凄い黒い笑を浮かべてるわよ?何か悪い事でも考えてるの?)


ま、見といてよ・・・アロンダイトの新しい可能性を


「では・・・試合、始め!」


「先手必勝!くらいやがれ!」


そう叫ぶと本人は目に見えないと思ってるのかそこそこ良い速度で私に肉薄して来る・・・遅くね?あいつ。・・・なので皮肉を込めて


「へぇ、凄いスピードだ。・・・でも」


私は後ろを向いて槍を見ずに受け止める


「・・・止まって見えるよ」


「!?な、なんで・・・なんで受け止めれてるんだよ!こいつで大体のやつがイチコロなんだぞ!」


「それは貴方の速さに慣れていないからでしょ?それと・・・あえて言わせてもらうわ・・・『そんな速度じゃあ、百年遅せぇ』ってな!」


私は瞬時に動き、両肩鎧を切り落とし後ろに回り込む。


「クソがーー!」


舐められてると思ったのかがむしゃらに槍を振り回し始めて来たので心眼で避け続けていたけど、面倒いので例のモードにしまーす。


「!?な、なんだよ!それ!反則だろ!」


そう、本来は両刃のアロンダイトなのだが改造によって分割・連結が可能な双刃形態になるように改造したのである。


「これが私の秘策・・・双刃形態だ!」


私は一瞬にしてゼロ距離まで接近して彼の槍をバラバラに切り刻み足を蹴ってこかして首元に剣を構えれば・・・あっという間に制圧完了っと!


「そこまで!勝者は旅の者だ・・・少しは頭が冷えたか?」


「クソが!俺は神童なんだぞ!あんな雑魚相手に遅れなんざt「いい加減にしないか!バカ者が!」!?」


び、びびったァー。さながら鬼教官って感じだなあの人・・・下手に怒らせない方が良さそうだね・・・


「申し訳ございません。私は竜と申します。以後、お見知り置きを」


「ご丁寧にどうも・・・十六夜春夏です。よろしくお願いします」


「春夏さん、ですね。分かりました。よろしくお願いします。では中へどうぞ。・・・お前はこっちだ!今日は明日の朝までみっちりと説教をしてやるからな!」


この人・・・怒ると映姫様と同じ説教型なんだ・・・ドンマイ、名の知らない青年よ・・・


「じゃあ行きましょうか・・・」


「そうだね、此処から先の案内お願いね」


「あら?普段から来てはなかったのですか?」


「ここ暫く来てなかったから、何処がどうなっているのか分からなくて・・・ごめん」


「フフ!可笑しな人。じゃあ行きましょうか」




ーこうして無事?に人里まで到着して永琳の元案内が始まったのである

どうでしたか?アロンダイトの分割機能はオリジナルで考えました。

次回は急成長した人里の散策と物件探しです。


誤字・脱字がありましたら報告お願いします。

次回もゆっくりしていってください

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