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厄介事を持ち込むからこうなる

Kenshinと申します。今回から俺の高校生活はなぜこうなったを書いていきたいと思います。

いやー。誤字脱字が多いとは思いますが指摘お願いします。

今日から二年生だ。

だからといって俺は楽しみにしていない。なぜなら俺は一人が好きだからね!そんな事を考えながらいつものように俺、早川奏太はいつも着ている制服に着替える。そして自室から出てリビングに座り電気ポットに水を入れる。するとドタバタと音が聞こえる。

しばらくすると妹の早川美奈が下に降りてくる。

「ふぁ~あ。あ、お兄ちゃんおはよ。水入れてくれたんだ。ありがとう」

「おはよう。美奈。いつも起きるの遅いのに今日はどうしたんだ?」

今は朝の六時半。両親は遅くまで仕事があったのかまだまだ起きる気配がない。いつもありがとよ。父上、母上。だが美奈がこんな早い時間に起きるのは極めて珍しい。

「いやー今日は始業式でしょー。だから早く起きようかなーてね。受験生なわけだし」

今日は四月七日。一般的な学校は始業式だ。そして美奈は今年で中学三年生だ。ちなみに俺は高校二年生。中だるみの二年生だ。

「そうか。やっぱり三年生だもんなー。年の初めは大事だぞ。しっかりな」

「うん。お兄ちゃんに言われなくてもわかってるてば。そんなことよりさ。お兄ちゃんお腹すいたー」

もーこの妹は、と思いつつあいよーと適当に返事をし台所に立つ。そしてパンを焼き、卵を焼きウィンナーを焼き野菜を適当に割いてその隣に載せる。そして電気ポットに入れていた水がちょうど沸いたのでコーヒーと美奈にはココアをいれる。我ながら凄いと思う。

それは美奈も感じていたようで

「お兄ちゃん、凄いね。テキパキと料理作れるってカッコいいね。今度さ私にも教えて!」

「分かったから。冷める前にさっさと飯食え」

冷たく美奈をあしらうと美奈はぶすっーとしながら

パン齧る。時節、美味しいのか顔がゆるみ俺を見て赤面する。なにこれなんかかわいい。

そして食べ終わり食器を洗い歯を磨き終えると制服の美奈がニコッと笑って待っていた。

「お兄ちゃん行ってきまーす。お兄ちゃん遅刻しないでねー」

「おう。お前こそ遅刻すんなよー」

そうして俺も支度を終え自宅を出る。そして自転車にまたがり漕ぎ始める。俺の通う早田高校は自転車で十五分ぐらいで着く。現在七時半。正直余裕だ。こういう時はゆっくり漕ぐぐらいがちょうどいい。そう思いゆっくり漕いだ。


学校に着いた。八時だ。家から持ってきた上履きを履きクラス分けの紙を見る。自分は二年三組だ。同じクラスに知り合いはいない。というかこの学校にあまり喋ったことのある人がいない。だからどこのクラスだろうとあまり関係ない。なんだかんだで歩いていると三組に着いた。戸を開けるとちらほらと皆こちらを見ては友達との会話に華を咲かせていた。っていうかもうクラスにみんな友達ができたの?早すぎだろ。

あーまたボッチ•••いや、違うだろ早川奏太。俺は孤高だろうが。ボッチじゃない。ぼっちじゃないんだ(泣)そう自分に言い聞かせているとチャイムがなっていた。そうしてしばらくすると新しい担任が入ってきた。みんな 「おー」とか「えーまじー」とか言ってはしゃいでいたが俺は目の前に配られた『二年生の目標』と書いてあるプリントについて考えていた。普通こういうのは勉強や部活動など書くのだろうがうちの担任が

「勉強や部活動以外で考えて今週中に提出。進路希望の抽象的なやつだ。あまりにも適当だと呼び出すかもしれないからきちんと書くこと」

というと、始業式だから出席番号順に並べと言った。



始業式が終わるとまたあの例のプリントと向き合ったそして思いついたのが「まだやりたいことが思いつかないので勉強そして部活動をやっていないので運動」

そしてめんどくさいのでそのままそれを書いて提出した。そしてその日は午前で学校が終わったので家に帰る準備をして帰る。こういう時にボッチ•••ではなく孤高な俺は苦労しなくて済む。友人を沢山いると「ちょっと〇〇君待ってよ」とか100パー言われる。だから孤高な俺はすぐに帰宅できる。そうして自転車置き場に行き自転車に乗り急いで帰る。なぜなら美奈がお腹を空かせて待っているからだ。そうして何も考えずペダルを踏む。そうしてペダルをこいでいると目の前にフラフラとしている早田高校の女性生徒がいた。そしてその女子生徒は倒れた。突然の出来事に俺は自転車を乱暴におりその女子生徒に近づき声をかける。

「大丈夫ですか。聞こえてますか」

そう声を掛けると

「、、、く、くる、し、い、、」

途切れ途切れながらも返事をしてくれた。でもかなり危険な状態だ。俺は急いで119番に電話する。

プルルルル、プッ

「火事ですか?救急ですか?」

「救急です!」

俺は電話先の救急隊に自体を順に説明して行く。そうすると

「分かりました。すぐに向かいます」

そうするとすぐに救急車が来た。そうして彼女は運ばれて行くすると

「通報してくれた方はいらっしゃいますか?」

「は、はい」

言われるとすぐに手を挙げて前に出て行く。

「乗ってもらえますか?」

え?これで乗らなきゃあかんの?と隊員の方々も早くしろという目線で見られたので

「わかりました」

といい救急車に乗り込む。でも俺初めて救急車のるなーと思いチラチラ見回していると病院に着く。そして女子生徒を乗せて急いで進んで行く。病院に入ると女子生徒は意識を回復したようだ。

「うぅぅー。こ、ここは病院か、しら」

と言った。いきなり喋ったからびっくりした。しかしいつまでも無視は出来ないので

「そうだ。病院だ」

と答える。そうすると気づいたようで

「病院、、、なぜかしら。あと貴方は誰?」

「俺は早田高校二年の早川奏太だ。そしてお前は帰り途中に倒れた。そして俺が見つけて助けた。それだけだ」

言い終えると少し考える表情になる彼女。な、なんかその頭を抑えながら首をかしげるやつかわいいじゃねーか。

「あ、ありがとう。何も関係ない貴方を巻き込んでしまって。ちなみに私の名前は中川雪、二年。よろしくね」

うぉー。そのよろしくねって言ったあとのやつがやばいほどかわいい。

「よ、よろしく。でもう苦しくないのか?大丈夫そうなら、帰りたいのだが•••」

「待って!そのお礼がしたいの。だからその、あの少し待ってて」

そりゃ待ってて言われて待たないやついないけどっと思い待っていると帰りの準備をおえた。中川さんが来た。

「待っててくれてありがとう。ではかえりましょうか」

彼女はそういうと近くのタクシーに乗りこちらに向かって手招きをしている。

「お、おま、タクシーって金もってんのか?」

「あるわ。いいから乗りなさい」

渋々タクシーにのる。中川さんは俺に住所を聞きそこをドライバーに言うとタクシーは発車した。

しばらくすると、俺の家に着く。

「そ、その明日学校でまた会いましょう。さようなら。早川くん」

「お、おう」

多分人生で一番濃くそして何かが動くような気がする1日だった




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