第13話 成果
目の前には数十体のラビッツの死体
少しだけ・・言い訳をさせてほしい
俺は2~3匹倒したら本当に帰るつもりだったのだ
MPの問題もあるしアイテムボックスの容量もあるしな
しかしどうだ 狩りをはじめて数十分
俺のMPは減るどころか・・・増えていた!
それも当然である 俺のスキル 経験値20倍
普通は一体倒したくらいじゃlevelなんてあがらない
しかし俺は最低もで1匹につき1レベルはあがっていた
そしてlevelがあがるとMPが全回復する上に増えるのである
当然アイテムボックスの容量も増えるわけだ
つまりまだまだいける! levelは上げれるうちにあげておけである
俺はゲームでもそうだがlevelは上げれるだけあげておきたい派だ!
そうなると俺は調子にのってラビッツを狩り続けた
その結果が!
「これか・・・どうするんだよこの大量のラビッツ」
ざっと数えても30匹くらいはある
それにしてもここまで死体があると・・・結構・・アレだな・・
まぁそれはさておき
「まいっか! levelも上がってアイテムボックスの容量も増えてるんだ
このラビッツを全部入れれるだけの余裕も十分ある!
むしろ大量に余るくらいだ! 問題ない問題ない!」
そしてなにより重要なことは
「ふっふっふ・・・さーて俺のlevelはいくつまであがったかなあああああ
さすがに後半は一匹倒したくらいじゃ上がらなかったが
相当あがっているはずだ!
お楽しみのステェェェェタスオォォープン!」
佐藤悠馬 level24
HP210/210
MP150/150
力74
体力74
素早さ48
幸運158
{スキル}
経験値20倍
スキル経験値20倍
鑑定level10
気配遮断level8
短剣術level3
火魔法level1
アイテムボックスlevel2
{称号}
異世界転移者
ひきこもり
駆け出し魔法使い
ラビッツハンター
「おおおおおおおおめっちゃあがってるううううううう
やべえやべえlevel一気に二ケタ24かよ!!!!
HP MPも一気に3倍になったぞ!!
力と体力も70越え! 素早さは少し低いがそれでも48!
幸運は相変わらずやべぇ・・158とかケタが違う・・
スキルは・・・おお気配遮断がlevel8!
正直7が8になってなにが変わったかわからないが上がることはいいことだ!
短剣術も2levelあがって3になってるな!
俺のメイン武器はナイフに決定だなこれはもう!
気配を消して、ナイフで一突き・・ふふ、よくわからんがぞくぞくするぜ
称号は特に変化は・・・・ん?
ラビッツハンターってのが増えてるな
一定数倒せば手に入るとかそういう感じかなおそらくは
まぁ増えるのはいいことだ」
正直いきなりここまで強くなれるとは思っていなかった
すでにラビッツなら真正面から数体で襲ってきても楽に倒せそうだ
「いやぁ大収穫だ アイテムボックスの中にはまだ大量のパプゴもある
パプゴからある程度の水分もとれるし当分生活の心配はいらないだろう
森でとってきた大量の草を地面におき本当に簡易的なベッドもできた
しかもこの洞窟は魔物もいままできたことがない!
あれ・・ここの生活ってなかなかいいんじゃないか・・・
よく考えたらなんか洞窟っていいよな・・こう密閉された空間でさ・・」
そんなことを考えているとおなかがぐ~となった
「そういえばずっと戦ってばっかで洞窟もどってきてから
なにも食べてないなぁ・・パププでも食うか
しかし毎回だと正直飽きてくるなぁ
贅沢なのはわかっているがたまには肉か魚のようなものが食べたい」
ん・・・?そういえば・・
洞窟の奥には焚き火の跡
俺のボックスの中には多くの草や木
目の前にはラビッツもとい肉
俺は火魔法がいちお使える
MPもlevelアップにより大量にある
つまり・・・
「ラビッツ・・・食ってみるか」